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何とアルトの納車一週間前（7月18日）にリコールが発表されました（爆）…で、販売店さんが直ぐに対応して下さって、納車前にスズキの整備工場でAGSのオイルポンプ駆動用モーターを新品と交換して貰いました…なので、車体のプレートには金色のシールが貼ってあります。

陽気なイタリア〜ンのマレリ社製ですから、多少のトラブルは覚悟してますが、ちょっとトラブル多い（多過ぎ）かな？（笑）壊れたらユニットごと交換対応＝20万円以上が飛んで行く？（涙）中身の部品代考えたら安いとは思うけど、実際に壊れて交換となると負担は小さく無いですね〜








でも企業ロゴはカッコ良いんですよね〜フェラーリのF-1（私の場合はラウダ〜ヴィルヌーヴまで）に貼ってあって、憧れのメーカーでした。そうだ！アルトにマレリのステッカー貼ろうかな？（笑

アルトは小さいくせに？なかなかインパクトのある吊り目顔ですが〜だんだん見慣れて来ました（笑）吊り目顔で思い出すのがハコスカ…今見ても本当に良いデザインですね〜昔親父が乗っていた（我が家は親戚がプリンスに勤めていたので、初代スカイラインからジャパンまで、ずっとスカイラインばっかりでした）ので懐かしいです。





ハコスカと同い年のプジョー504も吊り目顔が有名ですね〜此方はピニンファリーナのデザインがとても優雅な印象で、大好きな車です。ただ尻下がり（同時期にピニンファリーナがデザインしたブルーバードの410と一緒）なので、好みが分かれるかも知れません。





…で、吊り目顔の504にはハコスカそっくり？の４灯モデルがあります。同年代にデザインされた車なので似る事も考えられますが〜同じ時期に販売された日産車はピニンファリーナが手掛けた？（公式には発表されていませんが）と言われていて、ピニンファリーナから提供されたデザインモチーフなどがハコスカの吊り目顔のヒントになったのかも？などと想像してしまいます。





…更に504にはピックアップもあって、商用車になるとコストダウンの為か？ライトが２灯になります。このライトを見ていたら、ちょっとアルトに似てるな〜なんて思いました。





バンもピックアップ同様ライトは２灯ですが、このバンってシンプルで良いデザインですね〜思わず欲しくなってしまいました。サーキット走らなくなったら、この手の車でのんびりドライブするのも良いですね〜♪

昨日のブログに書いたスバル360（通称てんとう虫）のヤングS・SSのカタログ写真を見ていたら〜＊ふと気がついた…これは原宿のコープオリンピアじゃないの？スバル360ヤングS・SSが発売されたのが1968年だから、その当時建っていた建物でこんな外見は珍しいから間違いなさそう。コープオリンピアは1965年に建てられていて、当時の分譲価格が最高１億円を超えた「億ション」の第一号なんだそう…確か植木等の映画にも度々出て来たように記憶してる。

大衆車の代表であるスバル360と原宿の億ションをカタログ写真に収めるセンス嫌いじゃ無いです。当時のヤングにとってはどちらも憧れの存在だったんでしょうね〜でも、スバルだったら頑張れば手が届く夢（現実）できっと希望が持てた事でしょう。

＊勤めていた会社（麒麟麦酒の本社）が当時は原宿にあり、朝晩通勤で通っていたので〜カタログ写真を一眼見てコープオリンピアだと判りました。以下、どーでも良い話しですが、当時（90年頃）このマンションにはジャニーズの事務所があって、キムタクなどジャニーズのメンバーによく会いました。ちなみに、その前（78年頃だったか？）は、麻布のマンション（高校の同級生が住んでいた）に事務所があって、そちらではタ・ノ・キンがよく出入りしてましたね〜（笑）

期せずして（いや確信的に…笑）我が家に２台の「RS」が揃いました…アルト・ターボRSの「RS」はスイフトRSと同じ「レーシング・スタイル」の意味かな？昔のシビックRS（初代CVCCモデルの頃からある）や、現代のフィットRS、エヌワンRS（ホンダ）は「ロード・セイリング」だし、クラウンRS（トヨタ）は「ランナバウト・スポーツ」なんだとか…どれもスポーティーな走りを訴求したモデルですね〜そうそうスカイラインやシルビアにもRS（此方はレーシング・スポーツ？）がありました。

RSに限らず、スポーツモデルと言えば「S」や「SS」それに「SSS」までありました…410や510ブルーバード（SSがスポーツ・セダン、SSSがスーパー・スポーツ・セダン）が有名ですが「SS」と言えば、カマロやインパラと言ったアメリカンマッスルカーも思い出します。同じ「スーパー・スポーツ」の略称ですが、名前と性能が見合っていて分かり易かったです。





あと「S」や「SS」で忘れられないのが、昔のてんとう虫（スバル360）です。ヤングSやヤングSS＝ヤングなんて現代では死語ですが〜とっても魅力的な名称だと思います。ヤングSS専用装備品なんかがいっぱいあって、スポーツモデルの雰囲気を醸し出していました。アルト・ターボRSのエクステリアを見ていると、何となく現代のヤングSか？って思ってしまいました（笑）勿論ヤングSSはアルト・ワークスです（爆





我が家のもう一台の「RS」はレン・シュポルト＝レーシング・スポーツですが、名前に恥じない性能で、市販状態のままサーキットに持ち込んでガンガン走っても根を上げない速くてタフな車です。こんな性能の車を５０年も前に販売していたのですから、ポルシェと言うメーカーは本当に凄いと思います。

以前乗っていたスマート（ATモード付きMT）以来〜久しぶりのAGSは運転が楽しい〜しかしながら世間の評判は（ガクガクするのが）悪いらしい…元々メーカーはATと言ってないのに、ATと思って乗る（運転する）から？勘違いが起きるんだろうな〜スマートに比べれば遥かにスムーズな変速で、今のところ当方に不満はありません。

スマートの時もそうだったけど、車の仕組み（アクチュエーターがどんなクラッチ操作をするのか）が解っていれば〜ドライバーの対応（アクセル抜いたり、ブレーキ抜いたり）次第で、車のガクガクする感じはいくらでも軽減出来るのに勿体無いな〜スズキがAGSに合った運転の仕方を指導したら良かったのに（笑





マニエッティ・マレリとスズキが共同開発したAGSの制御プログラムがどんな内容なのか？詳しく知りたいけど〜恐らく門外不出だから知る由もないので、実際に乗りながら想像（パターン認識）するしか無い（笑）フル加速はアクセル戻さなくてもAGSの変速機構が上手く変速してくれるみたい（自分ではまだ試してないけど、プロドライバーのテスト動画では問題なさそうに見えた）だし、自分で試してみた限りでは、ゆっくりと加速した場合もAGSが上手く制御してくれるから問題無し…





問題はフルでも、ゆっくりでも無い加速時（所謂タウンスピードでの加速）にAGSが勝手に変速して、予想外のタイミングでガクガクするのが評判悪いみたい…マニュアルならシフトチェンジで駆動が切れるのは当たり前なのに、オートマだと思って乗るから違和感を感じるんでしょうね…でも、アルトは軽量化のためか鉄板薄いし、遮音性も高くないから〜AGSアクチュエーターの作動音がエンジンルームから聞こえて来る（そろそろ変速するかな？ってタイミングが判る）から、それに合わせてアクセルを抜いてやれば、それほど変速ショックは感じない筈（AGSは半クラッチも使ってる感じ…）

減速する時もフルブレーキングだとガクガクしない（エンジンブレーキを使う間が無いから）けど、タウンスピードの減速だと微妙にガクガクする（AGSがシフトダウンするとエンジンブレーキが掛かり、ブレーキの踏力以上に減速してしまう＝違和感を感じる）ので、その場合はAGSがシフトダウンした直後だけブレーキの踏力を僅かに抜いてやればOK（人間ABSみたいな操作だけど…笑）

たまたまAGSのクラッチ操作を写した方の動画を見つけたので共有します。動画を見ていると、エンジンを掛ける際はフルにクラッチを切って（クラッチペダルを底まで踏み込んで）いて、ギアが入ると半クラッチをチョンチョンと使って上手くクリープ状態を作り出しています。最初はリバース、そしてギアが１速に入って発進、２速、３速のシフトアップ時は殆どクラッチを切っていません（クラッチペダルを底まで踏まない）、減速時はきちんと順番にシフトダウンしながらエンジンブレーキが効く様に制御してます。このタイミングに合わせてアクセルやブレーキを操作すればガクガクしません。（そこまで車に合わせたドライビングが楽しいドライバー向け？笑）





評価の分かれるAGSですが、自分にとっては興味深い仕組みで、ドライビング自体を楽しませてくれる格好のアイテムだと思います。欠点？とまでは言えないけれど、運転に手のかかる独特の味わいと思えば、911にも通じるドライビングの楽しさが満喫出来る車ですね。