新型ハリアー雑感

新型ハリアーを見て、カタログを貰ってきました。

トヨタ・ハリアーは、レクサスRXの日本版として売られた初代、2代、トヨペット店の強い要望から生まれた3代、そして米国、中国に進出を表明するなど、グローバルカーとしての地歩を固めつつ、ハリアーらしさを磨いた4代（新型）という経緯をたどってきました。

都市型上級SUVのルーツは、同じトヨペット店のマークⅡ／マークＸにあるとも言えます。

3代目の後期に設定されたターボに乗った時の印象は、まさに、ハイソカー・アゲインといったものでした。

カタログを読んでも、ちょっと背伸びした選択とか、デートではカッコ良く決めたいとか、美意識で選んで欲しい旨の惹句が色々出てきます。

車は「暮らしの道具。癒やしのためのツール」だと思う私にとって、ハリアーのそうしたスタイリッシュさはちょっと苦手なのですが、カタログをめくっていて見かけたグレーの内装は、ちょっと初代クレスタっぽくないか、と目を惹きました。
そう、今回のコンセプトも「ハイソカー」の匂いがするのです。

来週以降には各店に試乗車が行きわたるみたいなので、試乗してみたいな、と久々に思ったのでした。
キャラクターからして、2.5のハイブリッド推しなのかなあ。

リアのウィンカーはどこにあるのかなあ、とか、リアバンパー下部のメッキで囲われた部分はＲＡＶ４っぽいなあ、とか、ブラウンやべージュのシート地は残して欲しかったなあ、とか色々思うところはあるのですが、ちょっと気になる１台ではあります。