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凌志のブログ一覧

2022年06月25日 イイね!

'72カローラのカタログとVWビートルのポストカード

'72カローラのカタログとVWビートルのポストカード新車当時、父が乗っていたから我が家に残っているカタログ。
にいまるのカローラですが、見開きでこんなページがありました。
長身の女性が花びらを数えている?の図。
一方、フォルクスワーゲンの画像を検索していたら、見かけた1枚のポストカード。
こちらはイラストですから、カローラより旧いのは間違いなさそうです。
車と女性という構図。車は脇役であることと言い、場所が森の中ということと言い、何か似ているなあと思っていましたが、けっこう違うところもありますね。
カローラのカタログを制作していた方は、このフォルクスワーゲンのポストカードを知っていて、こんな構図にしたのでしょうか?想像がふくらみます。



<おまけ>
1972年当時のカローラの価格表。70万円で最上級グレードが狙えた時代。
Posted at 2022/06/25 21:57:06 | コメント(1) | トラックバック(0) | カタログ・グッズ | 日記
2022年06月19日 イイね!

クラウンについて徒然なるまま四方山話

クラウンについて徒然なるまま四方山話今日は午後から半日、クラウンのカタログを眺めていました。
発行年月順に差異を確認しながら鑑賞するのも1つの方法ですが、年式にこだわらず、気になるカタログをアトランダムに見るのもまた楽しいものだと思いました。車の見せ方ひとつで時代背景なども見えてきます。



まずはクラウンの7代目までの30年の歩みです。1985年当時にディーラーで貰いました。
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豊田章一郎社長(当時)のあいさつです。良く練られた名文です。
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つねに先端を走り続ける、クラウン30年の歴史。alt

7代目の限定車。昭和61年と思いますが、2.0ロイヤルサルーンZ(Zはスーパーチャージャーの符号)は362万円もしました。
ドライブ必需品セットに、何故か靴ずみや紙おしぼり、エチケットブラシ(最近聞かないですねー)まで入っているのはちょっと面白いです。
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8代目前期です。3.0がワイドボデーになり、クラウンのグリルが代々立体的になり、高級感が増してきていると思っていた頃のモデルです。
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8代目後期ですが、この背景は鳥取の足立美術館でしょうか。クラウンのフォルムと合っていて大変好きな写真です。
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今の私がいちばん好きなのは2代目です。初代の観音開きから一転し低いフォルムとなり、水平基調のデザイン、フレーム構造、6気筒エンジン、オートマチック等々、その後のクラウンの礎となったモデルでした。
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この薄いブルーなかなか素敵です。
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使用シーンを見ると、完全に「ハレ」の日の車ですね。
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先日その生産を終えたと聞く15代目クラウンも私は結構好きです。
ニュルブルクリンクに持ち込んだというのが物議を醸しましたが、私はアリだったと思います。
ボディ剛性を高め、乗り心地とハンドリングの両立を図るのは車作りの王道と思うからです。
外車は不要、と初代のカタログにありましたが、クラウンは長年、メルセデス・ベンツのEクラス(ミディアムクラス)とほぼ同じセグメントに属してきました。
1980年代後半の、W124とE34、シーマとクラウンの比較動画を観たことがありますが、後者の劣勢は明らかでした。

トヨタとしては15代目で捲土重来を果たしたつもりでしたが、ジャーナリストから「メルセデス・BMWを超えた」という声は聞こえずじまい、外野からも思いのほか不評で、途中からカタログからもニュルブルクリンクのくだりは削除されてしまいました。
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4代目後期のカタログに、当時のイメージキャラクター山村聰氏がトヨタの(元町?)工場でクラウンの製造現場に足を運んでいるショットがありました。
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「大事な人を大事に運ぶ」、ちょっと旧いと思いますがいいコンセプトだと思います。

今度のクラウン、そろそろ情報が出てきてもいい頃だと思いますが、なんでもFFとFRの2本立て、後者は2年後に出るって本当でしょうか?1983年頃のコロナ・カリーナやカローラみたいですね。
Posted at 2022/06/19 21:22:17 | コメント(2) | トラックバック(0) | カタログ・グッズ | 日記
2022年06月15日 イイね!

私はセドリックにする。

私はセドリックにする。歴代セドリックのカタログ巻頭文を文字に起こしてみました。
クラウンと並び、国産上級セダンの歴史をリードしてきたセドリックの足跡を感じていただければ幸いです。
新しくコレクションに加えたTLVのY32型・グランツーリスモとともに。
Y31がグロリアなのはご容赦のほどを。



MIND SHIFT
私はセドリックにする。
(Y32型・前期)

新しいマインドで、新しいセドリックを語りたい。
豪華さやパワーではなく、ドライビングというクルマの本質で、次の高級を語りたい。
思いのままに走る、曲がる、止まる。基本性能は高次元で磨かれ、大きな安心感と快適性を、もたらしました。
サルーンを駆ることの楽しさと、走ることの責任。
最上の快適性能と最新の安全性能を備えたセドリックこそ、これからのベスト・ドライビングカー。
クルマを操るという深い歓びのなかに、ステータスを超えた、高い質感を実現しています。
日産のリーダーカーとしての責任と誇りをこめて、新しいセドリックの誕生です。
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きっと、新しいビッグ・カーの時代が来る。(Y31型・前期)

持つだけでステータスのクルマから、使いこなすことでステータスと呼ばれるクルマへ。新しいセドリックの誕生です。車というハードウェアをお届けするのではなく、乗る方の生活に具体的な変化を付加できたら。単に移動する手段ではなく、人生の楽しさを生みだす道具になれたら、と考えました。そのために、素直な走り、高い安全性、快適さに加えて、トータルな味わいを徹底的に追求しました。新しい技術も数々ありますが、ひとことでいえば、日産が積み上げてきた信頼の技術を高度に熟成して仕上げたクルマ。品質こそ、新しいセドリックに込めたメッセージです。
今や、すべてのクルマがある意味で高級といえます。でも問題なのはどう高級か。その意味です。私達は完成度の優れたクルマ、本物の高級車をビッグカーと呼びたいと思います。
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好きな車種のカタログは、擦り切れてボロボロに。
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『素晴らしき人生、素晴らしきセドリック。』(Y30型・後期)
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日本を代表する高級車セドリックの
最高級グレードV30EブロアムVIP誕生。
V6のハイパワーと豪奢を極めたインテリアが悠々たる走りをお約束します。(Y30型・前期)
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華麗なるエレガンス。セドリック。(430型・後期)

世界初。オートマチックの最先端
<電子制御OD付フルロックアップオートマチック>登場。

セドリックの歴史は超高級車の歴史
そして先駆車の歩み
事実、ピラーレスの4ドアハードトップ
日本初のターボ、先進エレクトロニクス
先進の光通信システムなど、常に
日本の高級車をリードしてきたものばかり

いま、またも大きな先進の華が開花
第1速からロックアップ作動し燃費の向上はもとより驚異的な静しゅく性も
実現した世界初の夢のオートマチック
<電子制御OD付フルロックアップオートマチック>が
新登場 華麗なるエレガンス、華麗なる先駆セドリック 
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セドリックシリーズの新しい最高級豪華車-ブロアム(330型・後期)

19世紀のイギリス、ビクトリア時代の上流社会で多くの人々に愛用された豪華で優雅な1頭立の4輪箱馬車。この時代に活躍したBROUGHAM卿の特別注文により創られたことからこの名があります。ブロアムはビクトリア時代のもっとも威厳ある馬車として貴族や医家など十龍階級の人々に大いに愛用され、一世を風靡したものです。この”ブロアム”をセドリックの新しい最高級車の呼称にしたのは、往年の名車”ブロアム”のつくりの」良さと、その高い精神性を日本を代表するセドリックの上に是非とも再現させたいと願ってのことです。
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いかがでしたでしょうか。
高級車という響きをありがたかった時代が懐かしいです。
個人的にはY31型でのドライバーズカーへの転身(グランツーリスモの追加)が一番印象深いですね。
Posted at 2022/06/15 20:23:20 | コメント(0) | トラックバック(0) | カタログ・グッズ | 日記
2022年06月12日 イイね!

まったくニュージャンルのクルマ びっくりBOXY SEDAN 日産プレーリーの話

まったくニュージャンルのクルマ びっくりBOXY SEDAN 日産プレーリーの話今からさかのぼること40年前、標題のフレーズを引っ提げて1台の車がデビューしました。名前は日産プレーリー。

セドリック・ローレルを扱う日産モーター店と、グロリア・スカイラインを扱う日産プリンス店から発売されました。
緑色がモーター店版、青がプリンス店版。表紙と裏表紙以外、中身は全く同じです。

このカタログの面白さは、車のカタログの枠を超え、いろんなことにチャレンジしていること。
例えば帽子をかぶった男女8人が映った表紙。帽子をかぶっても頭上のクリアランスは十分とアピールしています。

ページを開くと、びっくり最新!NISSANプレーリー
「クルマの可能性を無限に広げて新登場」とあります。
向こうの赤いプレーリーを映すことで、フルフラットシートとピラーレスドアをアピールしています。何と斬新なショットでしょうか!
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次のページに行きます。
上にプレーリーの4車種、下に使用シーンがイラストで表現されています。このイラストの凝っていること!
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冠婚葬祭もバッチリなのは、「セダン」ならでは。
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海辺でもアクティブなライフスタイルをサポート、と言った感じでしょうか。
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こちらは、ベーカリーでの使用を想定。
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次のページ。Wow!このくるまおもしろい と題して、プレーリーの斬新さを8つの視点でアピールしています。
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例えば…
●運転感覚がワンボックスカーとは、まるで違うのです。女性の場合?もちろん気に入るはず。
●コラムシフトの使い易さ、見直してしまう。その分、居住性もいいですぞ。

ソーシャルディスタンスという概念がなかった1980年代。さすがに狭そうだなあ。
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セダンでサーフィンに行くという提案。ステーションワゴンブームが起きるのは約10年後。ミニバンブームはそのまた先。
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回転座席でこんな事ができます。
おむつ替え。
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夕涼み。
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ご丁寧に手ぬぐいを敷いて、夏を味わう。さすがに向かい合わせではフットクリアランスが足りなかったようで。
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フルフラットでこんなこともできます。という提案。
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布団で寝るなんて、斬新だなあ。
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こたつを置くという暴挙!にも対応できるのは、ピラーレスドアならでは。
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当時の一押しグレード。8人乗りのJWシリーズ。
まだミニバンという言葉がなかった時代。
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VANヂャケットで一世を風靡した石津謙介氏もプレーリーを推薦。先生お奨めは5人乗り仕様のよう。
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いかがでしたでしょうか。1980年代の楽しさが凝縮されたような、見て楽しいカタログでした。

初代プレーリーの思い出話を。
当時小学3年生の私は父とこの車を見に行った記憶があります。
感想は、「カッコ悪いなあ」というもの。その道のマニヤは、えてして保守的だったのでした。
父もそう感じたのか、でもフルフラットシートの魅力に抗えなかったのか、1年後にコロナFF5ドアを買う事になるのでした。
PS プレーリーのミニカーは、フルアクションのトミカダンディが一押しです。こちらはまだ入手できずじまい。

最後に当時の日産ラインナップを。
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初代プレーリーのコンセプトをEVで。やっちゃえ、日産。
Posted at 2022/06/12 20:41:39 | コメント(2) | トラックバック(0) | カタログ・グッズ | 日記
2022年06月05日 イイね!

再読 テールフィン時代のアメリカ車

再読 テールフィン時代のアメリカ車標題の本を再読しました。
この本は2001年に出ましたが、2021年に新たに32ページのカラーページを追加した増補二訂版とのことです。このカラーページが実にいいです。
GMとフォードの販売合戦、ユーザーに夢を提供したGM独自の巡回モーターショー「モトラマ」の開催(この時代に生まれていれば見に行っただろうなぁ)、デザインを重要視した各社の経営戦略等々、とても興味深く読みました。
特にキャデラックがアメリカ車やアメリカ上級社会のシンボルだったというのを、今さらながらに感じました。
「キューバの自動車図鑑」
こんな本も取り出して、アメリカ車のはるか栄光の歴史に思いを馳せました。
Posted at 2022/06/05 14:25:02 | コメント(1) | トラックバック(0) | | 日記

プロフィール

「@セフィロー さん、思わず見てしまいました。情報ありがとうございました。」
何シテル?   04/26 23:20
ミニチュアカーや車のカタログ収集と国内・海外旅行、読書が好きな40代です。 マイペースで更新していきますので、お付き合いくださいませ。よろしくお願いします。 ...
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