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2022年06月19日

クラウンについて徒然なるまま四方山話

クラウンについて徒然なるまま四方山話 今日は午後から半日、クラウンのカタログを眺めていました。
発行年月順に差異を確認しながら鑑賞するのも1つの方法ですが、年式にこだわらず、気になるカタログをアトランダムに見るのもまた楽しいものだと思いました。車の見せ方ひとつで時代背景なども見えてきます。



まずはクラウンの7代目までの30年の歩みです。1985年当時にディーラーで貰いました。
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豊田章一郎社長(当時)のあいさつです。良く練られた名文です。
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つねに先端を走り続ける、クラウン30年の歴史。alt

7代目の限定車。昭和61年と思いますが、2.0ロイヤルサルーンZ(Zはスーパーチャージャーの符号)は362万円もしました。
ドライブ必需品セットに、何故か靴ずみや紙おしぼり、エチケットブラシ(最近聞かないですねー)まで入っているのはちょっと面白いです。
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8代目前期です。3.0がワイドボデーになり、クラウンのグリルが代々立体的になり、高級感が増してきていると思っていた頃のモデルです。
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8代目後期ですが、この背景は鳥取の足立美術館でしょうか。クラウンのフォルムと合っていて大変好きな写真です。
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今の私がいちばん好きなのは2代目です。初代の観音開きから一転し低いフォルムとなり、水平基調のデザイン、フレーム構造、6気筒エンジン、オートマチック等々、その後のクラウンの礎となったモデルでした。
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この薄いブルーなかなか素敵です。
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使用シーンを見ると、完全に「ハレ」の日の車ですね。
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先日その生産を終えたと聞く15代目クラウンも私は結構好きです。
ニュルブルクリンクに持ち込んだというのが物議を醸しましたが、私はアリだったと思います。
ボディ剛性を高め、乗り心地とハンドリングの両立を図るのは車作りの王道と思うからです。
外車は不要、と初代のカタログにありましたが、クラウンは長年、メルセデス・ベンツのEクラス(ミディアムクラス)とほぼ同じセグメントに属してきました。
1980年代後半の、W124とE34、シーマとクラウンの比較動画を観たことがありますが、後者の劣勢は明らかでした。

トヨタとしては15代目で捲土重来を果たしたつもりでしたが、ジャーナリストから「メルセデス・BMWを超えた」という声は聞こえずじまい、外野からも思いのほか不評で、途中からカタログからもニュルブルクリンクのくだりは削除されてしまいました。
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4代目後期のカタログに、当時のイメージキャラクター山村聰氏がトヨタの(元町?)工場でクラウンの製造現場に足を運んでいるショットがありました。
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「大事な人を大事に運ぶ」、ちょっと旧いと思いますがいいコンセプトだと思います。

今度のクラウン、そろそろ情報が出てきてもいい頃だと思いますが、なんでもFFとFRの2本立て、後者は2年後に出るって本当でしょうか?1983年頃のコロナ・カリーナやカローラみたいですね。
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Posted at 2022/06/19 21:22:17

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この記事へのコメント

2022年6月19日 21:35
こんばんは。
価値観の多様化や混迷する情勢の現代の世の中で、かつてのように時代を読むことは至難の業とも言えるでしょう。そのような中で、やはり東洋の奇跡である日本のクラウンは「日本」のクラウンであり続ける。駆動方式やボデースタイルは変わっても、欧米のモデルが太刀打ちできない数値で表せないホスピタリティを具現化できるのは日本のクラウンではないでしょうか?大事な人を大事に運べるか?「こんどの」クラウンに期待します。
コメントへの返答
2022年6月19日 22:46

こんばんは。
いつも有難いコメント感謝いたします。

大正時代、日本橋の三越デパートは「スエズ運河以東の最大の建築」と称賛されたそうですが、まさにクラウンは日本の戦後史そのもの、60余年間ブランドが続いてきたのは、東洋の奇跡といっても過言ではないですね。

ホスピタリティについてですが、ワイパーの最後の一拭きの動作(一拍置いた後におもむろに動く)や、キーレスで窓全開・全閉できること、キーオープンで足元を照らす、リアエアコンの吹出し口が付いている等、頭が固いと言われたドイツ車の、その大衆車メーカーでも、かつてのクラウン並みのおもてなし装備が付いてます。
クラウンのこだわりは、オーナーカーとしてもショーファーカーとしても使えることと、日本の道路事情にフィットしていること、そして日本の景色に似合うことでしょうか。

次期クラウン、どんな変貌を遂げるのか恐ろしさ半分、楽しみ半分で待ってます。
2022年6月20日 17:44
こんにちは。

親戚の叔父が歴代のクラウンを乗り継いでいるのですが、その中で自分は8代目の130系が好きでしたね。

後期型の2.5ロイヤルサルーンでしたが、ワイドボディーになって迫力が増し、新開発の1JZもパワフルだった印象が有ります(^^)。

もう10年近く前ですが、自分自身でも10代目の150系の2.5ロイヤルサルーンアニバーサリーに乗ってました(^^;)。

なので、カタログのほうも120系から170系までは大分集めました(^^;)。
コメントへの返答
2022年6月20日 21:41
こんばんは。
コメントありがとうございます。
8代目後期の2.5ロイヤルサルーンは良かったですね。
色はスーパーホワイトとパールツートンが主力でしたね。インパネだけは7代目の方が好きでした。

150系にお乗りでしたか!今見ても正統派3ボックスとしてのいいカタチ、質感だと思います。
私は、後期ロイヤルツーリングの専用アルミ仕様に憧れました。

クラウンは、限定車の類をほとんど持っていないので、ぼちぼち揃えていきたいです。

プロフィール

「松本で見た車たち。
いずれも製造後10年以上は経過していると思いますが、雪害にも耐え大事に乗っている様子がうかがえました。」
何シテル?   05/01 19:42
ミニチュアカーや車のカタログ収集と国内・海外旅行、読書が好きな40代です。 マイペースで更新していきますので、お付き合いくださいませ。よろしくお願いします。 ...
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