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2022年06月12日

まったくニュージャンルのクルマ びっくりBOXY SEDAN 日産プレーリーの話

まったくニュージャンルのクルマ びっくりBOXY SEDAN 日産プレーリーの話 今からさかのぼること40年前、標題のフレーズを引っ提げて1台の車がデビューしました。名前は日産プレーリー。

セドリック・ローレルを扱う日産モーター店と、グロリア・スカイラインを扱う日産プリンス店から発売されました。
緑色がモーター店版、青がプリンス店版。表紙と裏表紙以外、中身は全く同じです。

このカタログの面白さは、車のカタログの枠を超え、いろんなことにチャレンジしていること。
例えば帽子をかぶった男女8人が映った表紙。帽子をかぶっても頭上のクリアランスは十分とアピールしています。

ページを開くと、びっくり最新!NISSANプレーリー
「クルマの可能性を無限に広げて新登場」とあります。
向こうの赤いプレーリーを映すことで、フルフラットシートとピラーレスドアをアピールしています。何と斬新なショットでしょうか!
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次のページに行きます。
上にプレーリーの4車種、下に使用シーンがイラストで表現されています。このイラストの凝っていること!
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冠婚葬祭もバッチリなのは、「セダン」ならでは。
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海辺でもアクティブなライフスタイルをサポート、と言った感じでしょうか。
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こちらは、ベーカリーでの使用を想定。
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次のページ。Wow!このくるまおもしろい と題して、プレーリーの斬新さを8つの視点でアピールしています。
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例えば…
●運転感覚がワンボックスカーとは、まるで違うのです。女性の場合?もちろん気に入るはず。
●コラムシフトの使い易さ、見直してしまう。その分、居住性もいいですぞ。

ソーシャルディスタンスという概念がなかった1980年代。さすがに狭そうだなあ。
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セダンでサーフィンに行くという提案。ステーションワゴンブームが起きるのは約10年後。ミニバンブームはそのまた先。
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回転座席でこんな事ができます。
おむつ替え。
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夕涼み。
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ご丁寧に手ぬぐいを敷いて、夏を味わう。さすがに向かい合わせではフットクリアランスが足りなかったようで。
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フルフラットでこんなこともできます。という提案。
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布団で寝るなんて、斬新だなあ。
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こたつを置くという暴挙!にも対応できるのは、ピラーレスドアならでは。
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当時の一押しグレード。8人乗りのJWシリーズ。
まだミニバンという言葉がなかった時代。
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VANヂャケットで一世を風靡した石津謙介氏もプレーリーを推薦。先生お奨めは5人乗り仕様のよう。
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いかがでしたでしょうか。1980年代の楽しさが凝縮されたような、見て楽しいカタログでした。

初代プレーリーの思い出話を。
当時小学3年生の私は父とこの車を見に行った記憶があります。
感想は、「カッコ悪いなあ」というもの。その道のマニヤは、えてして保守的だったのでした。
父もそう感じたのか、でもフルフラットシートの魅力に抗えなかったのか、1年後にコロナFF5ドアを買う事になるのでした。
PS プレーリーのミニカーは、フルアクションのトミカダンディが一押しです。こちらはまだ入手できずじまい。

最後に当時の日産ラインナップを。
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初代プレーリーのコンセプトをEVで。やっちゃえ、日産。
ブログ一覧 | カタログ・グッズ | 日記
Posted at 2022/06/12 20:41:39

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この記事へのコメント

2022年6月12日 21:06
こんばんは。
初代プレーリー。両側センターピラーレススライドドアに衝撃を受け、小学生だった当時、ドア開閉アクション付きのペーパークラフトをフルスクラッチで進めていましたが、いかんせん両側センターピラーレス。紙ではボデー剛性が不足したため途中で挫折しました。
現在自分が持っている技術でリベンジするかは未定ですが、ブログを拝読して、沸々と気持ちが?
コメントへの返答
2022年6月12日 21:23
こんばんは。コメントありがとうございます。
当時からプレーリーに着目されていたとは、さすがです。この斬新さが40年経って骨身にしみる私とはえらい違いです。

いつぞやのエブロ1/43の観音開きクラウンのように、片側だけなら剛性が確保できるのでは、と思いました。今持てる技術の粋を集めて、是非とも(と言う方はカンタンだ笑)。
2022年6月15日 23:03
80年代の底抜けの明るさを感じる良いカタログですね。
ヒンジドアのシャリオに対してスライドドアのプレーリー。

センターピラーレスを助手席側だけでは無く運転席側でもやる当たりはかなり楽観的な時代の産物に映ります。強度はともかくとしてボディ剛性は操縦安定性、NVなどその影響は多岐に亘りそうですが、やっぱり見ているだけで楽しい構造ですね。パッケージおたくの私にはこの時代の背がFF一世代目のノッポなFF初代カムリやカリブ、初代シティやFF初代ミニカのような車は好みです。

スライドドアの折りたたみ式のウインドーレギュレーターハンドルが昔、親が乗っていたバネットセレナと同じ部品っぽくて懐かしいです。
コメントへの返答
2022年6月16日 18:14
コメントありがとうございます。
おっしゃる通り、1980年代は底抜けに明るい時代だったなとこのプレーリーを見ていると感じます。
三菱シャリオの方が車としての完成度は高かったと思いますが、1クラス下のミラージュに似たフロントビューのせいか、いささか地味な印象でした。

両側センターピラーレスの車を調べたら、RX-8、FJクルーザー、エレメント、MX-30など色々あるのですね。
日産はピラーレスハードトップを積極的に売っていた頃なので、初代プレーリーの商品化に自信があったのでしょう。今乗りたいか?と言われたら苦笑してしまいますが。

1980年代初頭の、FF第一世代として挙げられた車種はいずれも懐かしいですね。
なかでもカリブは、レオーネしかなかった4WDステーションワゴンのセグメントにさっそうと登場した記憶があります。

ウィンドウレギュレーターハンドル。日産は折り畳み式だったんですね。新発見です。上にちょこんと付いているのは灰皿ですかね。この辺にも時代を感じます。

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「旅行先のPAトイレにて
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何シテル?   08/03 20:02
ミニチュアカーや車のカタログ収集と国内・海外旅行、読書が好きな50代です。 マイペースで更新していきますので、お付き合いくださいませ。よろしくお願いします。 ...
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