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凌志のブログ一覧

2023年05月01日 イイね!

今後のカタログ収集趣味のあり方について考えた1日(ACCカタログ交歓会)

今後のカタログ収集趣味のあり方について考えた1日(ACCカタログ交歓会)横浜市で開かれた、恒例のACC(オートモビルカタログコレクターズクラブ)交歓会に行ってきました。
集まったのは老若男(女性は最年少コレクタ-9歳の親御さんのみでした)20数名。

現在、自動車カタログ界でもペーパーレス化の波が押し寄せ、輸入車では紙カタログを用意せずタブレット端末による商談に置き換わっていると聞きます。
ここ10数年、フェラーリ、ロールスロイス、ベントレー、アストンマーティン等高級輸入車の重厚長大カタログを好んで収集してきた身としては、何ともさみしいものがあります。

集まったメンバーは私と同世代の方々が大半で、自己紹介の時にカタログを集めだしたきっかけや、収集ジャンルをお聞きする場面がありました。

1972年のケンメリスカイライン発売時と答えた方、1982年の最後のFRコロナ登場時と答えた方、バス・トラックのカタログを収集している方、フジキャビンやメッサーシュミット等マイクロカーの資料を集めている方、意識して人とは違う車種やジャンルを集めている方などなど。
かく言う私は、1980年前後に、父に連れられて6代目クラウンや910ブルーバード、初代RX-7等のカタログを貰いに行ったのがスタートです。
輸入車への目覚めは、E30後期 BMW318iの試乗会に連れてってもらったのが最初かと思います。

ところで、今後、紙のカタログをどうやって愛でていけばいいのだろう?という事をここ数年考えています。

ある会員は紙メディアの今後についての講演会に行き、紙物は『渡しやすい、捨てやすい+長年残りやすい』という話を聞いてきたそうです。
例えば、古文書などは1000年以上残っているものもある。(Google先生によれば、グーテンベルクの活版印刷は15世紀とのこと)タブレット端末だとどうだろう?今はデータファイルの形式はPDFが一般化しているが、果たして10年後、100年後にも閲覧可能だろうか?

紙のカタログならばそういう心配がない、残るものは残る。まさにACCのようなクラブが世代を超えて交流していけば、貴重なカタログの伝承が図られるという論法です。だから世代が違いながらも、自分の空気感が合う年長・年少の人たちと無理せず付き合っていくのは大事なのだと思いました。
世代間の交流がタテ串だとすれば、コレクターの国際化はヨコ串という見方もできるでしょう。
アメリカ、ヨーロッパ、東アジアにもカタログコレクターはいます。これらの方々と、無理のない程度で交流するのもこれまた有益な事だと思いました。
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会長より、ACCは発足後34年が経過したとのことで、趣味のクラブがここまで長続きするのは極めて珍しいのだそうです。
私も、車のカタログなら何でも、という収集手法から、少しずつ特化した集め方を模索しているところです。
今回はこんなカタログや冊子を入手しました。たぶん持っているものもあると思いますが、今から補充が楽しみです。
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410SS&SSS、7th、初代レガシィツーリングワゴン、430後期グロリア、井上さんのセフィーロ等々。
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インフィニティの日本語版カタログ(但し2022モデル)
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1919年から2001年までのシトロエンの歴史本
ダブった分はACCに放出したいと思います。

PS この時代に生まれたかった…。
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Posted at 2023/05/01 17:19:51 | コメント(4) | トラックバック(0) | カタログ・グッズ | 日記
2023年04月23日 イイね!

シトロエンC5Ⅱ試乗~この快適さと安定性こそがシトロエン~

シトロエンC5Ⅱ試乗~この快適さと安定性こそがシトロエン~平成21年式、66,000㎞走行のシトロエンC5をレンタルし、約170㎞走行する機会に恵まれた。
整備が良く行き届いており、10年落ちの外車にしては十分すぎるほどの信頼性を備えていた。
タイヤは扁平率45の18インチ、ミシュラン・プライマシー4という上等なタイヤを履いていた。
この車でいちばん印象的だったのは、高速安定性の高さと快適性を見事に両立していることだった。手を添えているだけで車がピターっと走行していく。ゆきの行程で家族が心地良く寝落ちしているのは、ゴルフでは無いことだった。もっと走りたい、と心から思った。
日本車よりもはっきりと濃いめの乗り味はやはり欧州車というべきもので、イタリア・フランス・ドイツの大衆車を乗り比べるとまだまだはっきりした違いがある。これは高速ドライブに連れ出さなければ分からない違いでもある。
車づくりの優先順位のつけ方、考え方の多様性というべきもので、同時にシトロエンの志向性に深く頷かされることとなった。
この車はハイドロニューマチックの最終進化系、ハイドラクティブⅢプラスという窒素・油圧サスペンションを備えたモデルだったが、参考までに当時のカタログを引っ張り出したが何も解説文は無かった。こんなに賞賛されているのに何故何も書かないのだろう?と思ったが、「トータルの味わいで勝負」という事なのだと得心がいった。今後の車選びに大いに参考となる試乗だった。
Posted at 2023/04/23 06:43:17 | コメント(3) | クルマレビュー
2023年04月08日 イイね!

車が輝いていた時代

車が輝いていた時代「60年代街角で見たクルマたち」「東京外車ワールド」ときて、古い車の写真集が他にあったような気がしていました。著者は、名前の最後が「草」だったような。昔の記憶を頼りに検索していたら掲題の書が引っかかりました。

今になって知ったのですが、著者の富岡畦草(とみおか けいそう)氏は、定点撮影という言葉を世に知らしめた第一人者だそうです。

「写真の価値は記録だ」
「同じ町や物を、同じ所から、同じカメラを使って撮り続けた写真を、あとで並べて見れば、きっといろいろなことがわかるだろう」

との意義ある言葉を遺しています。今キーボードに向かっている時点ではご存命のようです。

自動車の紙カタログが存亡の危機にあり、
ストンと腹落ちしないままEV化が進展し、
最も馴染み深い車のカタチだったセダンが風前の灯状態となり、
かつてあれほど親しんだ自動車雑誌を読んでもあまりときめかない。

そんな私の塞いだ思いに、1950-60年代の車はとても魅力的に映ったのでした。
例えばこんな車などです。
ポンティアックのワゴン
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ナッシュ ランブラー
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ライレー 2.5RMF サルーン
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オースチン ヒーレー
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サーブ
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ポルシェ
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DKW 
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フェンダーに丸い穴の開いた車種はビュイックでしょうか。
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シトロエンID リュクス
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日産オースチン バン
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日産スカイラインGTとカローラスプリンター
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いかがでしょうか。
昔の車にあって、現在の車に足りないものは何でしょう。

富岡畦草氏は、子と孫がおり(2代目、3代目富岡畦草を名乗り)、現在も定点撮影を継続しているようです。

世代を超えたライフワークは、出来そうでいて出来ないことで、素晴らしいことだと思います。

参考文献
東京は変わった 定点撮影50年
変貌する都市の記録 親子三代継承記念出版

追伸 「オールドカーのある風景」という本も借りましたが、写っているのはボディとフェンダーが明確に分かれた戦前・戦中のモデルで、あまり馴染みがなく、心に響きませんでした。
ただ一つ、当時の車のホイールに付いていた飛沫除けのブラシのようなものが気になりました。
Posted at 2023/04/08 15:59:27 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2023年03月29日 イイね!

見送り

見送り今ミニカー界で話題となっているあの車は、今回購入見送りとしました。
なぜなら、実車と違ってグリルが大きく厚く見えるからです。
寸法にして1ミリ未満の世界でしょうが、私の思い描くあの車のイメージとは異なりました。
あの車は、3ナンバー専用ボディをまとった初めてのドライバーズカーてした。
曲線で包まれた車体はとても存在感がありましたが、グリルは同年代のライバル車とは違って至ってシンプルな造形でした。
時代も再現度も全く異なりますが、私は1/30ダイヤペットのあの車を愛玩していました。今見ると荒削りなミニカーですが、グリルは控え目でした。
ついでにいうと長年あの車を愛用しているという某女優さんですが、車以外の露出が殆んどないのも気になります。
たかがミニカーです。他人が見れば単なる置き物です。だからこそ、自分の価値観や美意識を大切にして選びたいと思ったのでした。
追伸 7thスカイラインは買います。
Posted at 2023/03/29 21:22:06 | コメント(1) | トラックバック(0) | ミニカー | 日記
2023年03月25日 イイね!

"日本のなかのアメリカ"に憧れた一人の写真集

"日本のなかのアメリカ"に憧れた一人の写真集第二次世界大戦後の日本車の台頭が起こる前、すなわち1955年にトヨペットクラウンが発売される前の東京というのは、カーウォッチングの聖地ともいえる場所だったようです。

1950-1960年代の東京・立川や、1970年代の横浜・横須賀で見かけた、アメリカ車の写真集を他市の図書館で見つけたので、取り寄せてもらいました。

カメラ片手に米兵住宅や有刺鉄線で囲まれた基地の中を撮るのは、さぞかし勇気がいる行動だったろうなあと思う反面、こっち側(昔の日本)との対比がものすごくて、また毎年のように姿を変えるアメリカ車が魅力的でたまらないものだったのでしょう。その臨場感は写真集をペラペラめくるだけでも伝わってきました。

もう20年ほど前の本ですが、戦後が遠くなるにつれて、ますます貴重な資料になってきた気がします。

自動車と言えばアメリカ車とイギリス車だった頃。日本がまだまだ復興期だった時代。実際に行く事は出来なくとも、街角のスナップショットはその風景も含めて実際に見聞したような気分にさせてくれます。

同様の書籍で、以前借りた「1960年代 街角で見かけたクルマたち」より、各車の年代別写真がありました。
フォード
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シボレー
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ビュイック
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キャデラック
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フォードは1950年、キャデラックは1952年、ビュイックは1957年が好きになりました。
当時、フルカラーで見る実物はものすごく魅力的に見えたのでしょうね。
とても楽しいタイムスリップのひと時でした。

追伸 1960年代ころまで、溜池山王付近に外車ディーラーが林立していたと人から聞いたり、本を読んだりしますが、ディーラー建物の写真が探し出せません。
どなたかご存知でしたら教えてください。

(参考文献)
写真が語る自動車の戦後(五十嵐平達)、
昭和の日本 自動車見聞録(小林彰太郎)、
昭和の東京 カーウォッチング(小林彰太郎) 等々。
Posted at 2023/03/25 07:06:28 | コメント(2) | トラックバック(0) | | 日記

プロフィール

「夕暮れどき、ポップなカラーのプルリエルを見かけたので、隣に停めてみました。
この色づかいを見てシティカブリオレを思い出しました。」
何シテル?   11/01 18:11
ミニチュアカーや車のカタログ収集と国内・海外旅行、読書が好きな50代です。 マイペースで更新していきますので、お付き合いくださいませ。よろしくお願いします。 ...
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