凌志のブログ一覧

今年も残すところあと僅かとなりました。
年末恒例の振り返り企画を今年もやってみようと思います。

今年は、PV数が昨年、一昨年に比べてかなり落ち込みました。
ウィルス禍で試乗がままならかったからでしょうか。ＳＮＳの流行り廃りもあるでしょう。
私が本当に乗りたい車だけを取り上げているというのもあるでしょう。

もっとも、書いているのは本当に個人的な日記なので、ＰＶの多少などあまり気にすることではないと思いますが。

2021年は、試乗した車23台のうち、ベスト１０は以下のモデルでした。

自分が好きな車や思い入れの強い車が上位に来ないのは、例年通りです。

1位　6025PV ★★★　トヨタヤリス1.5MT(5/31)
　私が一目置く自動車ライターが高評価をしていたので期待して乗ったが、想像と違い乗り手を選ぶ車だった。マニュアル車は奥が深い。

2位　4942PV　★★★★　トヨタMIRAI(6/4)
　ひと昔前のスポーツサルーン「アリスト」を思わせるようなキャラクターだと感じたが、燃料電池車はまだまだ手が届かない。

3位　4719PV　★★★★★　トヨタカローラツーリング1.2MT(5/30)
　ヤリスと違い、色々手ほどきをしてくれるi-MTに助けられ、そこそこスムーズに運転できた。現行カローラのシャシーの良さを再認識した。

4位　4561PV　★★★★　ホンダフリードハイブリッド(1/5)
　せっかくのDCTが、あえて変速感を消すようなチューニングを施してあり残念に感じた。スライドドアやウォークスルーは、わが子のポイント高し。

5位　4366PV ★★★★　ポルシェタイカンターボ(5/9)
　ハイエンドＥＶの走りとは如何なるものかと興味津々で乗る。強烈に、でもしなやかにギューッと効くブレーキはポルシェの真骨頂と感じた。

6位　3984PV ★★★　トヨタスペイド(4/10)
　板金の代車で乗る。私の考える車の理想像とは全く反対側にいる理解しずらい車だった。コンセプトにやや癖がありバランスの悪さを感じた。これもスライドドアやウォークスルーは、わが子のポイント高し。

7位　3842PV　★★★★　シトロエンC3(8/9)
　初期モデルで感じたギクシャク感が鳴りをひそめ、好感が持てる1台だった。ATのシフトスケジュールやステアリングフィールの雑味が惜しいが、理屈抜きで楽しい魅力あり。

8位　3683PV　★★★　DSオートモビル　DS3クロスバック(8/9)
　C3より1世代新しいプラットフォームを採用するだけあって、上級車的な乗り味を感じたが、C3の楽しさには敵わないと思った。

9位　3426PV　★★★★　BMW 318iツーリング(8/16)
　あえて非Mスポの3シリーズを試したが、今一歩心に響かず。W205最終期のトロトロとした最上の乗り心地には敵わない。

10位　3073PV　★★★★★　ホンダN-ONE RS MT(10/23)
街中を転がしただけの感想だが、小型車にありがちな妥協が感じられない乗り味だった。やや腰高なスタイリングが惜しい。

まだまだ、言いたいことの半分も話せていません。
あんなに気に入った7.5型ゴルフヴァリアントが22位、ヴィッツ1.5Uが23位、シビックMTが14位、ルーテシアが13位でした。

今年の個人的イヤーカーは何でしょうね？昨年は割とすんなりノミネートしましたが、今年は難しい。。



ブランニューカーとしては、シビックMTとルーテシアでしょうか。

それでも、現有するゴルフから乗り替えたいとまで思わせる何かは、残念ながら(というかホッとしたというか)ありませんでした。

ほぼ完全無欠だと思っていたホンダの軽にもウィークポイントがあった。
自車のゴルフと比べてしまうと、どうしてもプアに感じてしまうブレーキが残念。
代車やレンタカーで乗るには最適な車だと思った。

サイズよし、装備よし、質感よし、そして走りよしと4拍子揃った理想の車は、なかなか見つからない。

以前試乗したＲＡＶ４では、2.5ハイブリッドシステムが贅沢に感じたが、これはハイブリッドを前提にしているような走行感覚であった。それでも、見た目から受ける両車の違いほどは、乗り心地の違いはないと思う、
欧州車のように、タイヤ一転がしでビビッと来るとか、乗り始めた途端に車好きを冗舌にさせる要素は、皆無。
ひとことで言ってしまえば、私が車に求めるフィーリングには合わない車だということが分かった。
個人的にはこの車に大枚をはたきたくないなあ、と思う。
今流行りの都市型ＳＵＶだが、一皮むけば郊外型ＳＵＶのＲＡＶ４の片鱗をのぞかせる。
たで食う虫もすき好きということで、★３つ。

久しぶりに新車に試乗してみたくなり、第1号はこのC5エアクロス（ガソリン仕様）にした。
バイパス－高速域ではとびきりのパフォーマンス。
その様は、ルノー・カングーの乗り味に共通している。
郊外～高速を頻繁に利用する方なら、十分に良さを味わえるのではないか。
車は軽さこそ正義と以前書いたが、ディーゼルに初試乗した時ほどの素性の良さを感じることは出来なかった。