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ずっと欲しいと思っていた、NEO49526　1986Daimler XJ SⅢ Double Six Vanden Plasがようやく手に入りました。
このミニカー、細部まで驚くほど精密な一方で、仕上げはずいぶんと雑だなあというのが第一印象です。


サイドのメッキモールも浮いていて、応急措置を施したくらいです。裏返してみると、接着剤の塗り過ぎた跡があちこちに。箱を見るとMade in Chinaと書かれていますが、中国製でも仕上げが精密なメーカーがある一方でこの落差には驚きました。しかも珍しいレジン製、耐久性なども気になるところです。
あと、車輪も回りませんでした。
そんなこんなでがっかりした点もありますが、このモデルの素晴らしさはプロポーションの良さだと思います。
1980年代後半、ジャガージャパンの最高級車といえばこのDD6でした。当時の「NAVI TALK選集」を図書館で借りていたので、それを台紙に撮影してみました。
NAVIの論陣（徳大寺有恒、舘内端、大川悠の各氏）からも激賞されていましたね。


NEO49526で検索しても、品切れのショッピングサイトばかりで、購入者のレビューが全くヒットしないのもレア度の高さの表れか（？）、所有欲をくすぐります。

海外のオークションサイトで割と高価な買い物でした。「パーフェクト」な品を求める向きにはおすすめできません。
仕上げの雑さを「味」として、気に入らなければ手を入れることも厭わないのであれば、購入しても損はないと思います。
往年のイギリス車のような特徴を持つNEOブランドのDD6、やってみたかったのは新旧ジャガーの並びです。
現行XEもXFもカッコいいとは思いますが、この丸目4灯の低いラインこそがやっぱりジャガーだよなぁと思います。