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2017年11月23日 イイね!

豊田佐吉生誕150周年記念特別展 豊田佐吉と喜一郎~受け継がれる「研究と創造の精神」~を見てきた

豊田佐吉生誕150周年記念特別展 豊田佐吉と喜一郎~受け継がれる「研究と創造の精神」~を見てきた標記の回顧展を見に行ってきました。
豊田佐吉は静岡県湖西市の生まれであることは知っていましたが、その長男喜一郎も同郷とは知りませんでした。
豊田佐吉・喜一郎に連綿と受け継がれた堅実さと技術者魂は、近代日本の実業家としての矜持(ほこり)が感じられます。(同時に三井家や髙島屋・飯田家等との縁戚関係、いわゆる閨閥(けいばつ)を造り上げました。)


パンフレットの表紙。


裏表紙には佐吉と喜一郎の年譜が載っています。


特許庁編「知財の歴史」より。


有名な「障子を開けてみよ、外は広いぞ」は佐吉が上海進出の際に語った言葉。




自動織機で業を成した佐吉は、「一代一業」として、長男喜一郎に「日本人の知恵と腕で世界に通用する自動車」の開発を命じたとか。喜一郎は、純国産エンジンの開発に大変な苦労をしたようです。



TVドラマ「リーダーズ」でもあったように、喜一郎は経営危機の後自ら社長職を降り、夢に見ていた純国産乗用車の普及を目にすることなく世を去りました。その思想を伝えるものが、昭和30年(1955年)に登場した初代トヨペットクラウンで、今に至るクラウン、そしてトヨタ-レクサス車のルーツなのです。


おまけ JPN TAXIのご先祖様は、これより以前にはないと思います。この時代はトヨ「ダ」だと思っていましたが、トヨ「タ」のエンブレムのように見えますね。


「豊田」のモチーフが見事な、G1型トラックのエンブレム。

「産業技術記念館でもみられるじゃないか」「実車はトヨタ博物館にあるじゃないか」と言われるかもしれませんが、このような催しが生誕の地で開かれたのは実に意義があることだと思います。
同じ血を引くひ孫が現経営者であるという事実もあわせて、日本人の1自動車ファンとして、トヨタ自動車のルーツに思いを馳せました。

閑話休題。
佐吉生誕151年を迎える2018年、ついにこの車とこの車がモデルチェンジします。


賛否両論の2車ですが、私は割と好意的に見ています。
センチュリーは基本的フォルムを変えないのが正しい。(3代で50年!)
クラウンは、伝統を積み重ねる一方で、歴代を振り返ると挑戦と創造(的破壊)の歴史だったことが分かります。(60余年で15代!)
初代(観音開き)-2代(フラットデッキ)、
3代(ハードトップの追加)-4代(クジラクラウン)、
10代目150系(ロイヤル系もペリメータフレームの廃止)、
12代目180系(直6からV6への切替。通称ゼロクラウン)、
14代目210系(直4ハイブリッドと直4ガソリンターボの主流化)
等々。∴次期クラウンはこれでいいのだと思っています。市場は縮小傾向にありますが、これであと5-6年は命脈を保つでしょう。問題はその次の展開だと思います。私はアジアや欧州への輸出再開、もしくは北米アバロンとの統合しかないと思いますが、いかがでしょうか。あくまで日本のクラウンにこだわり抜くのでしょうか。
Posted at 2017/11/23 22:02:26 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記

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「ゴルフから208に買い替えてから、ちょっと足を延ばすことが増えました。立体駐車場のカーブでも運転が楽しいと感じます。自動車専用道の継ぎ目などで通過がスムーズだなと感じることはありますが、それがネコ足か否かは分かりません。16インチだから、乗り心地が絶品とも言いきれない気もします。」
何シテル?   06/21 21:53
ミニチュアカーや車のカタログ収集と国内・海外旅行、読書が好きな50代です。 マイペースで更新していきますので、お付き合いくださいませ。よろしくお願いします。 ...
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