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凌志のブログ一覧

2022年05月03日 イイね!

新型フェアレディZのカタログ

新型フェアレディZのカタログ先日発表された新型フェアレディZのカタログを早速頂いてきました。

「電動化と自動運転をリードする」という会社スローガンに全く当てはまらないのは少々残念であるけれど、純ガソリン車への風当たりが強くなる中、「今後もスポーツカーを作り続けていくために必要な措置は施した」とは営業マンの弁。

カタログは美しい写真とともに、5ヶ所に4行の惹句が添えられていましたので紹介します。
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それは不死鳥
何度倒れても必ず甦り
新たな境地に途を切り拓いてゆく
その名はフェアレディZ
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絶対失ってはならないものがある
そのために逆風に立ち向かう
もっと先へと抗い続ける
乗り越えてきたものだけに未来は訪れる
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目を閉じて飛び込むこともある
孤独に闘うこともある
心を鼓舞する力を求めるとき
見惚れるほどのスポーツカーがあればいい
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スポーツカーは不便か
スポーツカーは時代遅れか
それがなんだというのだ
本物の幸福がここにある
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栄光は時に重荷になる
受け継ぐことの苦悩を知る
しかしそれを成し遂げれば
そこに新たな歴史が刻まれる
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2022年の貴婦人(フェアレディ)と新型Z。
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Z(ズィー)カーの原点、初代S30とともに。
カタログの惹句は通常美辞麗句が並ぶものですが、新型Zのそれは、携わる者の魂の叫びや矜持(プライド)が感じられるものでした。
いち車ファンとしては、なかなか嬉しい1冊でありました。
Posted at 2022/05/03 09:14:24 | コメント(0) | トラックバック(0) | カタログ・グッズ | 日記
2022年05月02日 イイね!

いすゞ・ヒルマンミンクスのカタログ -ヒルマンには 乗用車のすべてがある

いすゞ・ヒルマンミンクスのカタログ -ヒルマンには 乗用車のすべてがある縁あって私が預かることになったカタログのうち、今回はヒルマンミンクス'64モデルを紹介します。

本文を読んでいるとなかなかどうして、58年経った今でも、車の本質を突いた鋭い文章力で、唸らされるものがあります。
巻頭文をちょこっとご紹介。

パーフェクトな乗用車。
すなわち「完成された車」です。

       (略)

一口に言うと、高性能乗用車。
しかしヒルマンは、もっと多性格。
お乗りになる方の、あらゆる要求におこたえできる。あらゆる車の使いみち・楽しさを 一台の中に秘めているのです。-それをこのカタログで ごらんください。


とあります。今読んでも全く旧さを感じないばかりか、新たな発見があります。
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ページをめくると、

パーソナル・カーとしてのヒルマン

-あなたの個性を生かす車です。

個性の強いスタイル。
性能はスポーティ。
純オーナー・ドライバー用の車。
つまり おしゃれで人目をひく車
それがパーソナルカーの定義です。


とあり、これもまた頷かざるを得ません。
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別のページでは、
ツーリング・カーとしてのヒルマン とあり、

(略)
思いのままの加速力
ぐんぐんのびる高速。
路面に吸いつく安定性。
確実で 安全な制動力。
長時間ぶっ通しの高速ドライブは ヒルマンの本領を発揮できる機会
完全にバランスがとれたこの車の「全車性能」が 真価をみせます。
おもいきり 走ってください!


とあります。ストレートに、車の魅力をずばり突いていますよね。
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黒白以外は、ツートンカラーの各色。今見てもお洒落なカラーリング。
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1960年代当時に、ヒルマンはパーソナルカー、ツーリングカーとして自動車本来の魅力を打ち出していたとは。先見の明を感じます。
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個人的に、日本メーカーのノックダウン車に何故か惹かれます。(日野ルノー、日産オースチン、座間製サンタナなどなど)
欧州車好きに加えて、黎明期・過渡期の息吹きのようなものがきっと好きなんでしょうね。
旧車のイベントに行くことがあったら、ヒルマンミンクスも探してみることにします。
 
Posted at 2022/05/02 18:57:49 | コメント(2) | トラックバック(0) | カタログ・グッズ | 日記
2022年05月02日 イイね!

ジブンとボンノウとコレクション(ACCカタログ交歓会と道中の読書感想文)

ジブンとボンノウとコレクション(ACCカタログ交歓会と道中の読書感想文)待ち焦がれていた標記交歓会に行ってまいりました。

目的は、実家にあったカタログの整理と、新たなカタログの入手です。

道中に読んだ本「ない仕事」の作り方。

クリエイター(と勝手に呼ばせていただこう)みうらじゅん氏らしい、人を喰ったようなタイトルだなあと思って読み進めていたら、面白くて、私が趣味にしているカタログ・ミニカー蒐集「道」にも通じるものがあるなあ、と思った次第です。
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趣味は突きつめなければ意味がありません。対象そのものが好きだからぐらいでは困るのです。(略)すべて「そのまま」では何も生み出すことはできません。

…確かに。持っているだけでは何も生まれないですからね。
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ひとつのものに夢中になると、自然とそこから派生するものも頭のどこかにストックされていき、それが新しい仕事に繋がっていく。

…私は、クラウンという車に興味を持ち、そのライバル車にも興味を持ち始めた。セドリック・グロリア、レジェンドというように。今回いすゞヒルマンをめでたく入手。
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伝統を守るのもいいのですが、古い考えに縛られすぎて、いいものが多くの人に伝わるのを邪魔してしまうことがある。その「高いハードル」や「暗黙の了解」といったものを取り除きたい。
…自動車界にもそんな不文律がありますね。。
例えばこのクオリス。ちゃんとマークⅡに見えるフロントが好きなのですが、マニア受けは良くなかったようです。
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自分探しをしても、何にもならないのです。そんなことをしている暇があるなら、徐々に自分のボンノウを消していき、「自分なくし」をする方が大切です。自分をなくして初めて、何かが見つかるのです。

…ボンノウとコレクション、自分なくしとコレクションの整理というところが、まだ自分の中で区別できていません。。
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面接で仏像の愛を熱心に語ったところ、面接官から「君のような生徒を待っていました」と言われ、見事合格することができたのです。
余談ですが、このとき、面接は「接待」だと思い、面接官を気持ちよくさせることを考えながらしゃべったことを、覚えています。


…これはディーラーでのカタログ入手の際に使えそうです。もっとも、あのトヨタが紙カタログの廃止を検討しているというくらいですから、先は短いかもしれません。。
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うは易いですが、やり続けることが大切なのです。何かを好きになるというのは、自分を徐々に洗脳して、長い時間をかけて修行をして、対象のことを深く知ってからでないと、長続きもしないし、人を説得することもできないということです。
(略)奥が深い世界であればあるほど、軽く口にしてはいけないのです。

…5,6歳のころからカタログ集めをしてきましたので、これはちょっと自信があります。但し、どの世界にも上には上がいることを絶えず意識しなければなりません。それは、年齢の多い少ないに関係なくです。
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カタログ交歓会そのものは、いつものアットホームな雰囲気で、同好の士が集まるパワーというのを強く感じました。
また、某カー雑誌の方も取材に来られ、趣味と実益両方で刺激を受けていらしたのが印象的でした。

Posted at 2022/05/02 08:50:00 | コメント(0) | トラックバック(0) | カタログ・グッズ | 日記

プロフィール

「ゴルフから208に買い替えてから、ちょっと足を延ばすことが増えました。立体駐車場のカーブでも運転が楽しいと感じます。自動車専用道の継ぎ目などで通過がスムーズだなと感じることはありますが、それがネコ足か否かは分かりません。16インチだから、乗り心地が絶品とも言いきれない気もします。」
何シテル?   06/21 21:53
ミニチュアカーや車のカタログ収集と国内・海外旅行、読書が好きな50代です。 マイペースで更新していきますので、お付き合いくださいませ。よろしくお願いします。 ...
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