知り合いからの依頼(昨日の何シテル?参照)で、過去に一度だけ撮ったお召列車の画像をあれこれ引っ張り出したついでに当時を振り返ってみました。
もう12年ほど前の話なので記憶違いがあるかも知れませんが。
ちなみにお召列車とはサクッと言うなら皇族の方々がお乗りになる専用列車です。
自分の撮影したお召列車が運転されたのは2011年10月31日。
鳥取市で行われた「全国豊かな海づくり大会」に関連してでした。
本運転から遡ること7月。
お召列車で使われる機関車と同じ形式の機関車+模擬の客車を連結しての訓練が行われました。
運転操作の手順や停車位置の確認が行われたようです。
追っかけて2発目。
そして本運転の1週間前にはお召整備も終わった実際に使われる機関車と客車を使い、本番さながらのリハーサルが行われます。
米子駅到着後、機関車を前から後ろへ付け替え。
今は亡きEF64の0番台とも顔を合わせました。
客車に連結。
機関車は綺麗に仕上げられ、
客車も通常の「サロンカーなにわ」から「JR西日本」の行灯に交換済。
そして迎えた本運転当日、夜中の1時頃現地入りしたと思いますが既に50人近くは待機していた記憶が。
やっと周囲が明るくなった6時半過ぎ、露払いとなるDD51の単機が通過。
待機となる由良へと向かいます。
万が一の際の予備機だったかな?
沿線警備に全国から警察官や機動隊が集結しますが、自分が待機していた辺りは静岡県警の担当で、自分のすぐ脇には富士市からの私服警官の方がおり、比較的和気あいあいと待機していた記憶があります。
機動隊バスも行ったり来たり。
お召列車通過の一時間だったか数十分前、警備の方からカメラのシャッターを切るよう指示があり、一人一人シャッターを切り確認。
カメラを模した改造銃を持っていないかの確認のようでした。
機動隊のバスが数台通過し、
白バイの集団も通過。
上空を警察のヘリが旋回、
来ました!(*^▽^*)
国旗をたなびかせ、お召9001列車通過♪
機関車の連結器は銀色に塗られ、金色に輝く菊の紋章も。
側面の「米」の札は金色に、「お召」の札も挿さってます。
手を振る天皇陛下(現上皇さま)。
お召列車に乗車されても沿線で見送る人たちに手を振る為、座ることはないと言われてますが、終始手を振られてました。
列車通過後、撮り鉄さんはおろか警備の警察官、近所の方々ほぼ全員が拍手で終了。
先に進み長時間停車となった浦安駅へ。
天皇陛下は倉吉駅で下車、お召9001列車改め回9001列車となり、国旗は畳まれ菊の紋章にはカバーが掛けられてました。
裏から。
大任を果たしたDD51や運転士さんもほっと一息かな?
この後も追っかけるも会社から着信(この日は休暇を取ってました)、仕事の話が長くなり思った場所へは間に合わず、米子駅へ。
一旦引き上げられ、
バックで側線へ。
畳んでるとは言え国旗を付けてるDD51とEF64の並びは貴重です。
機関車が離れ終了。
初の撮影となったお召列車ですが、また撮ることがあるだろうか…。
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Posted at
2023/10/05 22:29:00