シーズン13日目
アースホッパー 6/16
初めてなので、生涯113箇所目です。
朝、少し早めに起きて準備開始
7:00からの朝食を食べながらゲレンデを眺めて、行動を考えます。
平日のため天候に関係なく第2ゴンドラは動かないらしい。
何するにしても、早めにチェックアウトしてクルマに荷物移してチケット買って。
ドミトリーから屋内を数十歩でドームに。
みん友さんブログで何度か拝見していた風景
おしゃれな施設ですね。とはいえ30年以上経った様子。
聞いてはいたが、「豪雪」「ツリーラン」がキーワードのスキー場
ツリーランがレベル分けしてあるのはわかりやすい。
そして入林条件は「ヘルメット着用」と「満充電携帯に緊急連絡先を登録すること」の2点だけ。
素晴らしい。
コースマップを見ていると、第一ゴンドラで上にあがらないことには何もできないレイアウトっぽい。
一本目、どこがいいのか?
山頂はガスの中
前日からそこそこ降ったみたいだが強風。
積もり方が読めないので、能天気に高速で斜面に飛び込んで行くのは危険だろうナ。
自分の価値観:
不整地コースノートラック(30cm以上)>コース上20cm=ツリー20cm以上>整地コースノートラック
ツリーラン推しで、こんな日でもOPENしてくれるようだが、山の形も地形も把握してないかつ見えないのにLv.4とかLv.3とか、さすがに一人じゃ行けません。
ツリーラン狙いのボーダーさん達の会話では「夏油にしてはまだ雪少なめで沢が埋まり切ってない」とか「右へ右へ行かないと登らなきゃいけなくなる」とか。
やっぱり、お初スキー場で視界効かないのに当てずっぽうで滑るわけにいきません。
ここは冷静にコース上を滑ることにしてコース選定。
1本目、B2かC3を滑ることに。
ゴンドラ降りてからの横移動が、予想以上に斜度が無くて結構大変。
スノボさんたちはもっと楽にドロップできるゴンドラ脇のツリーランに入って行くようなので、こっちは最初の一人!
右のツリーラン「OPEN」だけど、この状況では攻め入れません。
動かない第2ゴンドラに絡むB2コースへ行ってみました。
これだけ標高のある所でも暖気や雨の影響なのか、下地がガリっていて油断できません。
こんなに降ってるのに、隠れてないのか・・・残念
B2の最後の斜面
おっ!
画像見ると、そこそこ斜度感ありますな
あった~
パトロールのトラックだけで、ひとり目でのB2進入成功
とりあえず「豪雪」の夏油でパウダー味わえたのは収穫。
とはいえちょっと硬い下地を気にしながらの、くるぶし~脛高程度。
下から見て右のほうのクワッドがなかなか動かないから、ボトムでも横移動して第一ゴンドラに戻る。これがまたほぼ水平でスケーティングに体力食われます。スノボはこっちに来ると相当ツラいはず。
2本目のゴンドラでは、下から見てさらに右側のC3へ
2本目だけどここもほぼノートラック、そして底付き感極少
とはいえくるぶし~脛パウ程度。
10:30頃になって、やっとクワッドも動き出したので併用
キリスト看板を模したものが気になる...しかもスキー場公式?
そして、もはや機能を失っているぼろぼろの防風ネット
ゴンドラのほうもズタズタ
難破船みたい
しかし、吹雪がおさまらず、寒い
それでも、ときおり向かいの山が見えることが。
少しスキー場のレイアウトがわかってきたので
どう間違っても自動的にコースに出る、Lv.2のラビットという小さいツリーランエリアに入ってみることに。
ここもひとり目な感じ
さすがにコース上と違って底付きなし
調子乗りかけたら
背中からダイブ!
つるっとした雪面の高さを見誤りました。
視力低下は、こういう時にも厳しいな。
おしゃれな施設ですねぇ
でも昼飯は車内でコンビニパンかじりました。
その代わり
ショップで、例のコレクションを物色
残念ながらスキー場の名前が入ったものは無いそう。
でも柄は選び放題、いろんなのがありました。
どうせ自分で使わないんだから
かわいいやつを。
そして
一品ちょい足し
はい
スキー場オリジナル
はぁ~1150円も使っちゃった...
山頂は霧氷の世界
降っている雪は、北海道と比べても遜色ありません。
いちばん視界が晴れたときでこれぐらい
下から見ていちばん左のコース
サホロのサウスを思わせる、ちょっと緩めの中斜面が長く続くコース
快適ロングクルーズできました。
とにかく1日中ずっと吹雪かれました。
にもかかわらず、低速ながらゴンドラ動かし続けてくれて感謝。
おかげで終了間際のほうが下地のガリガリに触れることがなくなり、最後よい気分で滑れました。
5日連続滑走の2日目、少し余力を残すため15:30に終了。
22本
43.6km
2コケ
ゴンドラ低速運行で本数・距離伸びず
平日のため第二ゴンドラ運休が残念。
にしても広さ長さあって、スケールの大きさ、雪の多さと質、施設のきれいさ、ポテンシャルを感じるスキー場です。
■タイプ:パウダー、ロングクルーズ、上級者からファミリーまでオールジャンル
■斜面のバリエーション:★★★★★ひと通りなんでもあります
■景色の良さ:★★★★★?吹雪きだったからわかりません
■コースの長さ:★★★★★文句ない滑走距離あります
■ファミリー適用性:★★★★★
■コストパフォマンス:★★★★☆ アースホッパーだから★★★★★ですけどね
※あくまで個人的感想です。
スキー場に求めるものやレベル、訪問時のコンディションによって変わると思います。
次の宿泊先へ移動開始
北海道人から言わせてもらうとスノーブラシがしょぼすぎ。クルマが小さいからまぁいいけど。
せいぜい1000円ぐらいなんだからもう少しマシなの(T型で伸縮するやつ)お願いします。
E-Fourを用意してくれたのは有難かったけど、スコップとか牽引ロープとか積んでないから、少し心細い。
こういうのは持ってくるわけにもいかないので、積雪地域のレンタカーなら積んであってほしいです。
スキー場を出て15分ぐらい
山を下ってしまえば雪はありません。
でも雪の無い0℃、これが体に刺さって寒い。なんでなんでしょうね?
夏油高原スキー場はあの雪雲の中か・・・
途中でとんかつを食べつつ、盛岡を迂回して岩手山麓の次の宿泊地に向かいました。