2014年10月22日
続、ブレーキグリスの種類
すっかり気になってしまいました。
突っ込んで考えたことがなかったから、知れば知るほど~のいつものパターン。
気になったもんだから、普段使いのブレーキパッド用グリス、
何か温度に関しての説明ってあったっけ?と思って箱を見てみたんですが…
ない。
仕様の説明がこれといってなかった。
買ったお店の値段ラベルも安価w
だから極一般的な物…とくらいしか思ってなかった。
ワコーズのやつはあからさまに値段高かった上に、
耐熱!とか書いてあるもんだから、これより上だと思ってた。
ところが今回ネットで調べてみたら普段使いのそれ、
800℃とか書いてあるんだもんなー!
ワコーズより断然耐熱だなんて知らなかったよw
(※ワコーズが高くて悪いのではなく、用途がそもそも超万能というところで¥高いだけです。
そもそもキャリパーO/H用に所有していた物で、
ゴムに影響なく潤滑できるのでこれをブレーキに使ってる方は実際少なくありません)
見ていると、ディスクパッド用鳴き止めグリスとして売っていても、
シリコン系だと大半300℃以下までの物ばかりで、
二硫化モリブデンが含まれていると300℃よりも上がっているというイメージ。
安いと200℃以下もある。
それどころか温度について全く触れてないものもある。
ただ、鳴き止めグリスとだけ。
ブレーキに使う油脂なのに不明瞭っていうのはなかなか怖いぞ。
成分で何となく把握するしかない。
じゃあ、ブレーキパッド周辺ってどんな時にどれくらいの温度になるものなのか?
ブレーキにまつわる話でいつも助けられているディクセル社の資料によると…
(ディクセル社様のブレーキローター、複数台使ってお世話になっております!)
> 通常ノーマルパッドではフェードポイント(フェードが始まる温度)が
> 300℃~350℃ぐらいに設定されているのに対し、
> スポーツパッドは400℃~700℃ぐらいになっています。
> (材質や用途によってフェードポイントは様々です)
フェードポイントでその温度。
ならば街乗り・高速走行を一般的な範囲で使うくらいでは、
シリコン系グリスの耐熱280℃ほどというのは使用範囲内であるとも言えなくもなさそう。
だが!
ウチのアクセラで使ってるプロミューのB-SPECは500℃まで。
純正パッドと比較すると、メタル素材ということもあり温度は上がりやすいでしょう。
とは言え、高速道路を法定速度以上で走った状態から長時間の急ブレーキでもしない限り、
グリスの溶け出しという事態にはならないでしょうがw
思ってたよりも違いってあるんだな~!
と、知るきっかけになってよかったです。
ちょっと心配だからまた時間を見て、バラしてグリス変えようかな。
マージンある分には安心ですからね!
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Posted at
2014/10/22 11:59:52
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