夏本番前…いや既に夏本番みたいな日もありますがw
暑くなる前、作業するにもそこまで汗をかいたり熱中症の危険性がある中で作業~みたいにまだならない?このGWのタイミングこそクーラント交換がうってつけ!!
って事でアクセラのクーラント交換を行いました。
作業前にエンジンを掛けて~というのを一切やらない様にしたかったので、最初から作業する場所へ駐車しておいてスタート。
クーラント交換はこれで通算3度目。
BLアクセラでも採用されるマツダ純正FL22クーラントは非常に長持ちを謳っており、初回は何と18万キロ(または9年)時交換、以降10万キロ(または4年)交換という指示です。
要するに新車充填時のは8.1L全量新しいから凄く長持ち、って事なのかと。
これ、所謂超LLCですが取り扱い上で厄介なことに緑色なんですね。
普通のLLCと見た目の区別がつかない。
他所んちのは青とかピンクで差別化されているんですが…
過去の交換、1度目はディーラー依頼。
2度目からは自分でマツダ純正FL22クーラントを一斗缶で購入し、

サーモスタットからの漏れがあったのでメインとしてはサーモ周りの新調、クーラント交換は結果ついてきたものでした。
この時の
サーモスタット交換作業は整備手帳にもアップしています。
クーラント交換だけといっても、作業はアンダーカバーを外さなきゃだし廃クーラントの始末は面倒くさいしで腰が重いですが…曇りでそこそこのコンディションの内、夏を前にした今やるのがベストです!
アンダーカバー外したならせっかくだから、目視点検もしっかりと。
ちょっと気になるところもあったので処置をしてから改めてクーラント交換作業の準備。

今回は廃クーラントを凝固させて処分する方法にチャレンジしてみます!
なので2重にした大きなビニール袋も普段と違って準備しました。
作業で使う自作ホース治具は、中がこんな感じ。

エプトシーラーをカットした物を貼り付けてあるんですがこれがどういう役割なのかってのは、

この形にフィットする様にしています。

こういうホースを付けてやらないと、ラジエタードレンからびっちょびちょに零れて、面倒くさい形状をしているその辺のカバーの隙間にクーラントが入り込む溜まり込むで性質が悪い。
そしてクーラントの漏れてる様な臭いがエンジンルーム周辺に漂うわけですよ。
交換依頼した後にチェックして、その始末が悪い状態で戻ってきたのを見つけてしまったので2度目からアクセラも自分で作業する様にしたんです。
元々FCでは何度も自分でやってるけど、まぁアクセラはいいやーって依頼したらこれだったので。
誰作業であろうと依頼した作業は後から見てるんですが、まぁまぁたまに問題を見つけてしまうんですね。
人様のアクセラでもそう。
これ、ここおかしい。こうじゃない。
とか、作業やらかしてますよこれーとか見つける。
だから人の作業を鵜呑みにせず見る様にする癖がついたんです。
信頼して預けてるんだからホント…お願いしますよ…
ホースを取り付けてからコインドライバーでドレンコックを捻って緩めてから、自作の治具を使ってドレンコックをくるくる回して緩め、排出量を増やしていきます。
これは単に自分の持ってるコインドライバーがここを回し続けるには使いづらいので治具を作っただけです。

でも、プラスチックで幅広の十字溝ドレンコックなのであんまり…マイナスドライバーよりかは水栓用の幅広ドライバーとかの方がーとは思いますけどね。溝痛めなくて。
無事排水が終わって落ち着いたら、ドレンコックを締めてペーパーで覆ってエアブローしてクーラントを飛ばし、その上で水、湿らせたペーパーで拭いて処置。
マジでここのホースとかちゃんとやらないとここがほんっと面倒臭い。
びっちゃびちゃでクーラント染み込んだペーパー始末しながらで…ってね。
やるべき事やれば後が断然楽!
後はクーラントをジョッキに入れて注ぐわけですが、アクセラの場合はリザーブタンクから注水する形になります。
今回は初回1.5LでタンクMAXライン上まで入りました。
これでエンジン掛けて2、30分放置してエンジン切って後は放置。
冷え切ってからちょっとするとクーラントが減って行くので、頃合いを見て補充。

後は翌朝までの間に更に飲み込むだろうから、適切な範囲で多めに入れておいて今日はおしまい。
これで大体3.2Lくらいは入ったと思う。
前回サーモ交換した時はクーラントが抜けにくいサーモ側からもクーラント溢してるけど可能な限りで回収できた量がこれ。

2L+1L半ちょいって感じで、4Lは行ってないんですよ。
だからドレン抜きだとそれより減って3Lちょい…ってところなので入った量は等しいと思って良いかなと。
さて、後はドレン周り、クーラント配管とかから漏れがないかとか始末の悪いところがないかをしっかり確認したらアンダーカバーを取り付け直して作業終了。
ということで今回初、廃クーラントを処分するのに、

この粉を使ってみます!
実際に使ってる方がいて、真似て買ってみたもの。
ビニール袋の中に溜まった3L弱程のクーラントにさーーーっと粉末を入れ、袋を揺さぶってこれでしばらくしたらゼリー状になるんだろうなーって思ってたんですが、何か全然ならない…
放置してる間、他の作業やってたんですが、合間見に来ても全然ゼリー状にもならないでこう…見てくれがだいぶ溶けたメロンのかき氷みたいな…w
他の作業も終わって粉入れてから2時間くらい経ったものの全く変化なし。
もう最終的に全部入れましたw
半端に粉残ってても次のクーラント交換の時に使える粉の量ではないし。
粉全部入れた時点でもまだまだ水っぽくてこれで処分はちょっと…って感じだったんでそのまま袋に入れた状態で一晩放置してみる事に…
で。
一晩経ったので、先にリザーブタンクのクーラントの量を見ましょう。

やっぱり飲みましたね!

昨日の最後の補充状態がこちら。
そこから飲んで塩梅いいくらいになりましたが、まだ実走したりするとエアが抜けてその結果減るかも分からないので…

ちょっとだけですけど、ギリギリMAXまで足しておきました。
さぁ肝心の廃クーラントは…

無事固まってましたー!
3Lにしちゃ、どっぷりした質感のゼリーになって重くなりましたがw
後はサイズの合う段ボールに入れてオイル廃油パック処分みたいな感じでゴミに出します。
エンジンオイルと違って交換頻度が高いものではないから好きなタイミングで処分処置できるってのが最大のメリットかな?
ちなみに今まではお世話になってるショップとか業者さんに処分依頼してました。
だからアテはあるんですけど、こんなのがあるんだやってみたい!だったので試してみましたがクーラントの種類によってはどうも凝固しにくいってのはあるみたいですね。
無事クーラント交換できたので、次の交換は4年先、10万キロ後…
え、何してるんだろう。
乗ってる?このアクセラ…
今ですら周りは入れ替わりがあるってのに。
もうBLアクセラとか気付けば10年前とかの車ですからね。
10代20代の若い人達がアクセラ乗って、何年かして転機を迎えて乗り換えて…ってやつなんですよ。
全く俺は今も昔も……
これからもBLアクセラの作業ネタとかまだまだやったものあればアップしていくんで!!!
よろしくお願いします!!!ww