疑問に思い、メーカーさんに質問した事がありまして、
その回答を頂くことができましたので報告とします。
> 適合表に記載漏れがあることが判明いたしました。
> 該当車両には「VFXEH22」が適合いたします。
> 添付ファイルの通り適合情報をご案内すると共にお詫び申し上げます。
質問はデンソー社に投げたものです。
同じPE-VPSエンジンで、同じ純正プラグを使ってるCX-5では
適合でVFXEH22がありますが何故?という趣旨で質問させていただきました。
そしてその解答が上記の通り。
記入漏れか、もしくはCX-5が誤記載か、どちらかだとは思っていましたが今回の件で、
BLFFW前期の適合アフターパーツプラグとして「VFXEH22」が適合
ということになりました!
純正比1.5mmも接地高さが長くなるのは気になりますが…
BLスカイ前期乗りには選択肢が増えたことは喜ばしいですね。
純正同様の両芯イリジウムで、ギャップ1.1mmの仕様が使える!
自分も試してみようと思います。
それと、それに合わせて同じく疑問だったことも
> 「20番のラインナップがあるにも関わらず22番にした理由」は、熱価表記の違いによるものです。
> 熱価表記は車両メーカー様によって異なります。
> 「FC20HPR8」のプラグはマツダ様向けのイリジウムプラグであり、
> 当該プラグの熱価「20」は、弊社イリジウムタフの「22」に相当する熱価番手となっております。
> 従いまして、イリジウムタフでは「VFXEH22」を適合としております。
デンソー製はデンソー製だけど、マツダ向けデンソー熱価が20番であり、
そのマツダ向けデンソー熱価20番に相当する熱価は、デンソー熱価22番。
そういうことと…?
そうなると、NGKの熱価番手が7番なのもうなづけます。
ハテナは拭いきれませんが、これ、FCでも似たようなありましたね。
NGKレーシングプラグR6725の11.5番はNGK純正プラグの9番相当だとか、
いや、そのまんま11.5番だとか、レーシングの9番は純正以下だのどうのこうの…
微妙な事情がありそうです。
ともかく、その内デンソー社の
マツダ適合表も更新されるでしょう。
メールで一緒にpdfにて該当リストもいただけましたので。
となると…
更にもう1つ疑問が浮かび上がりますね。
聞いてみますか!
(追記17/01/17)
追加の質問に、回答いただけました。
まず、本当にBLFFW前期のPE-VPSにVFXEH22が適合してますか?
純正プラグ比で1.5mmも電極が長くなりますが?
> 実車にて適合確認を行っておりますため、問題ございません。
> ご安心ください。
改めて間違いないとお墨付きいただいたので、それはOKとしまして、
個人的な本題の質問。
BLFFWの前期後期の純正プラグ、FC20HPR8とZC20HPR11。
これ自体互換性がありますが、後期のZC20HPR11になると、
対応プラグがイリジウムタフVCH20が対応品となります。
イリジウムタフVFXEH22とでは、熱価が20と22で違いますが~~(略)
> VFXEHは接地電極に針状の白金チップが接合されております。
> そのため、VCHより消炎作用が小さく、着火性能が向上するためです。
やはり、両芯プラグの方が着火性能は高いと見ているわけですね!
ただ、ロングライフという点では、プラチナチップの方に分があるのでしょう。
つまりデンソーとしては、純正採用されてるプラグが既に両芯プラグなんだし、
その着火性能より劣る部分のあるプラグをわざわざ使うのは…
> VFXEHとVCHでは、プラグの電極形状が異なるため、
> VFXEH適合のお車に対してVCHのご使用はお奨めいたしかねます。
ってことですよね。
不適合とは言っていません。
使えなくもないけど、選ぶ理由はないととっていいでしょう。
そして最後に
> 熱価番手につきましては、先の回答で、「イリジウムタフの「22」に相当する」と
> ご説明いたしましたが、VCHのラインナップですと「VCH20」が「FC20HPR8」と同等になります。
なんじゃそりゃーー!!w
イリジウムタフシリーズの中でも、VFXEHとVCHでは対応熱価にズレがあると。
まぁそれだけ着火性能に差があり、使用するに当たって番手上げる必要があるんだ…
というところなんですかね。
考察して、質問して、疑問はすっきり解けました!
どこ探してもBLFFW前期のプラグの情報がありませんでしたが、
自分はこれでPE-VPS対応のプラグを掌握できたので満足です。
ってことでVFXEH22、注文した!!
楽しみです!