• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

こーづきのブログ一覧

2018年07月25日 イイね!

FCの拘りパーツ(インタークーラー編)

立て続けにいきましょう!
書く気力がある内に…w
FCの拘りシリーズ、今回はインタークーラーです。


過去のブログはこちら。

第1回
シフトレバー編

第2回
補強編

第3回
ブッシュ編

第4回
吸気編

第5回
純正タービンブーストアップ編


北関東セブンデーの主催をして今年で早8年。
お馴染みのFCから、お初のFCまで色々見てきました。
それ以前にも、勿論FCは何台も見てきています。

どのFCのエンジンを見ても目立つのが、デンと乗っかるインタークーラー。
やはり大半が純正です。

FCの社外インタークーラーは意外?に数えられる程度しか、
市販品として発売されてきていません。
純正交換だと3種類かな。
とはいえ、当時も純正置き換えのインタークーラーの選択肢はどの車種でもこんな感じでした。
今回は、置き換えのインタークーラーの話でうだうだいってみようと思います。


FCのインタークーラーとして選択肢にあるのは、有名どころだとARC。
純正交換では一番使ってる人が多い印象です。

前期後期各専用モデルがありますが、前期用はIN側のサイドタンクにニップルが出ていて、
純正インタークーラー同様に配管を繋げる構造になっています。
それだけなので、メクラしてしまえば後期でも使えます。

中古の置き換えインタークーラーを買う上で、ハードルが高い?のが、
スロットル手前のこう、ろうとみたいな形をした…所謂スロットルチャンバーだの言われるやつです。
中古品はこれが付属していない事がとにかく多かった。
純正のスロットルチャンバーのままだとインタークーラーのサイドタンクの位置が合わないので、
ホースが取り付かないんですね。
純正チャンバーは斜め右上に向けて立ち上がってますが、ARCは右横に向かってます。
空気の流れで言うと、純正は左下から右上ですが、ARCは左下から真横。
コアサイズは厚みが純正よりもあり、ARC独自のチューブ構造で純正よりも冷えるという作りでした。
ホース径はそのまま純正と同じ、というか純正を再利用でした。


次。
少数派のHKSリーガルインタークーラー。
これもARCと同じく前期後期がありますが、同じ対処法で後期にも使えます。

取り付けに当たって、中古品だとこれまた欠品が多く、工夫が必要になるケースも少なくありません。
まず、インタークーラーのIN側配管。
ブローオフV(またはリサーキュレーションV)の後のエルボーパイプの後に、
短い鉄のパイプが入ります。そしてストレートのゴムホースが入って、サイドタンク。
OUT側はクッションホースの60φを用いて、純正よりもまるっとして容量を増した
専用スロットルチャンバーへ繋がります。
これがなければそもそも、純正交換タイプのインタークーラーのハードルは下がるんですが、
効率の為にはしょうがないとしか。
中古で買った場合、純正スロットルチャンバーを外す場合は専用のOリングが必要です。
手配しておきましょう。
コアの流れとしては純正同様に左下から右上の流れですが、
コアの向きが他社と違い、横ではなく縦になります。

全体的に造りがギリギリで、IN側はオルタネータに干渉するくらいに近く、熱害を受けます。
OUT側はボンネットに当たりやすいし、下げればインマニの盛り上がってる部分に当たるし、
この位置に収める為にOUT側のサイドタンクからスロットルへ伸びるパイプは一部楕円になってたりです。
新品時の付属品で、純正インタークーラーでも固定に使ってるインマニ上部のボルトの所に
スペーサーを入れるんですが、これも結局、現物で調整しないとボンネットに当たるだの、
インマニに当たるだので、何と言うか、造りが随分苦労してる!w

純正で横長のインタークーラーなのに縦長インタークーラーにすることで、
ボンネットダクト側も隙間スッカスカになります。
これまた対策を打たないと、風は横にどんどん逃げていくし、
先にも書いた通りにIN側のサイドタンクはオルタネータの熱を吸収するので、ますます冷えません。

当時これを取り付けたときに、なんて作りだ!と思ったのですが、
問題を理解して対策を打って取り付ければ、これが随分と冷えるんですね!
純正位置の割りにOUTのサイドタンクがキンキンに冷たいくらい。
ただ、この作りとコアのキャパ上、結局熱ダレしやすい。
熱を持たない内はめちゃ冷えるけど、周回重ねると熱ダレしやすいという割と極端なタイプに思えました。

余談ですが、コアの製造元はトーヨーラジエターでFC純正と同じ製造元です。
ですが、コアがエボIVくらいのFC純正と同じコアではなく、
エボVIくらいからのと同じフィンがせり出してて風を引っ掛ける構造になったコアになっています。
これが効果の違いを出してるんでしょうねー


そして、初めて知ったときにインパクトがめちゃあった、
雨宮発の純正加工1.5倍インタークーラー!
何これカッコいい!!って雑誌で紹介されてたのを見て思ったなぁ。

取り付けに必要なショートパーツもなし、
見た目のインパクトもかなりあるし、効果もそれなりにあるのに何でだろう。
意外と、普及しませんでしたよね…
やっぱりプラグ交換…ですかね?
自分も雨宮製ではなかったにせよ、切断箇所が全く同一の加工品を使っていた時期があったんですが、
とにかく!プラグ交換のやりにくさが酷い!!w
オイルゲージすら抜けないんだから、割りきりにも程がある。
でもその分、お手軽に取り付けできて冷やせる。
メリットデメリットがハッキリしてて悪いものでもないと思いますが。


もう、市販のものじゃダメだ…
自分の要求を満たすものは、欲しいものが分かってる自分で組むしかない…
ってことで、あーだこーだしたインタークーラーで落ち着きました。

苦労はしたんですけどね。
でも、これも先のブログの純正タービンブーストアップ編と同じで…
そんな大それたのじゃなくていいじゃん!
純正1.5倍のやつにして、見た目もドーン!で、取り付けに必要なものは何もなし、
プラグ交換のときはわざわざ外して、異常ないか外観チェックでもしたらいいし、
それで十分じゃん!って、今となっては思うんです…w

同じ様にやった苦労と結果を知ってるから、やらなくていいよ…ってなるのであって、
やっぱりやってなかったら、あれをやったら一体どうなるんかな!?ってなってると思うので…
どっちもどっちかもしれませんw


最後に蛇足ですが、一番好きな冷え方をするインタークーラーはBNR32純正です。
あれ、なんでしょうねー!つめたーい!!ってなるくらい冷えるんですよね(流用の場合)
他にもブリッツのコアも良く冷えてましたね。キンキン。
走り終わって戻ってきた人の前置きインタークーラーを当時触るのが好きで、
よく触らせてもらってました。
圧縮空気をここまで、外から触って分かるくらいまで温度を下げられるのか!
これがスロットルに向かうーってのを想像すると、にやにやしてしまうんですねー


ってことで、インタークーラーネタをがーっと書いてみたんですが…
次は何にしましょうかね…?
Posted at 2018/07/25 11:57:32 | コメント(0) | トラックバック(0) | FCネタ | クルマ

プロフィール

「作手サーキット2025 http://cvw.jp/b/725832/48810612/
何シテル?   12/10 02:05
こーづき と申します。 RX-7持ち (FC3S 後期 / GT-X) アクセラ乗り (BLFFW / アドバンスドスタイル) もっぱらB...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2018/7 >>

1234567
8910111213 14
1516 1718192021
22 2324 25262728
293031    

リンク・クリップ

【BL】エアコンダイヤルのステップ飛び修理(スイッチ交換) 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/11/10 00:50:29
一番乗り・・・何番乗り・・・ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2021/07/27 23:52:17
影武者からのお願い(*ノωノ) 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2015/10/17 11:46:49

愛車一覧

マツダ アクセラスポーツ(ハッチバック) マツダ アクセラスポーツ(ハッチバック)
フルノーマル(疑惑)
マツダ RX-7 マツダ RX-7
FC馬鹿を体現した1台。 いつか再びの時を夢見て…今は眠っています。
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation