
新年初洗車しました。
ただ洗車するのではなんの捻りも無いので(←捻りが必要かと突っ込んではだめ)
シャンプーを変えてみました。
今までは
シュアラスターカーシャンプー1000を使ってました。
が、最近良さそうな感じのがウィルソンから出たので試してみたいと思います。
WILLSON 泡仕立てシャンプー
泡に拘った商品のようで、私のハートをがっちりキャッチしてくれました(笑
洗車は泡ですよ、泡!
あとは実際の性能はどうなのかっていうのが問題です。
と言う事で泡立ててみた

ホースノズルの「シャワー」で泡立て。
ん~良い感じですが・・・シュアラスターのと変わんない気が・・・?

ホースノズルの「キリ」で泡立て。
勢いが良すぎて「シャワー」より泡が大きめになりました(笑
では、何時も使ってるシュアラスターはどんなかというと・・・

「シャワー」で泡立て。
見た目変わんないですね(爆
※ちなみにけるひゃーで泡立てるとバケツの中身がなくなります(すべて吹き飛ぶ)
”シルキー泡”と書いてあるので、もっとこう・・・細かい泡になるのかな?と思っていたのですが・・・。
そうでもない・・・。
が、実際洗車に使ってみると、泡が消えづらい。
※ボディに乗った泡が泡のまま維持される時間がシュアラスターより長い
・・・何となく
濃い感じです。
ふと容器を見る。
シュアラスターは水4ℓに対して50mℓ
泡仕立ては水10ℓに対して30mℓ
おお、濃いじゃん(爆
ちなみに5ℓのバケツを使ってます。
シュアラスターはいつも勘で入れてます(と言っても50mℓ以上入れてる)
泡仕立てはキャップ一杯で30mℓなのでそれで入れた。
なら濃いのは当然か(笑
でもシュアラスターも濃い目で使ってるので、泡仕立ては結構いいかも。
何故かって?
シュアラスターは内容量
1000mℓ、泡仕立ては内容量
800mℓです。
説明書通りの濃度使用でシュアラスターは
20回分、泡仕立ては
25回分です。
で、シュアラスタは
4ℓで50mℓに対して、泡仕立ては10ℓで30mℓなので
5ℓだと15mℓの使用量。
つまり5ℓバケツで使うと、シュアラスターは
20回分、泡仕立ては
50回分になります。
※厳密に言うと5ℓバケツには半分しか水は入らない(泡の容量分)ので、さらに半分の使用量になる
つまり容量的にはシュアラスターより泡仕立ての方が
2.5倍多く使えます。
で、価格差ですが、シュアラスター
698円、泡仕立て
798円で買えます(店によって変動あり)
”20回分で698円”と”50回分で798円”です。
5ℓバケツ1杯分のコストはシュアラスター=
34.9円。泡仕立て=
15.96円となります。
泡仕立ての方がなんと
約46%安いです。
コストパフォーマンスで言えば圧勝ですね。
で、肝心のシャンプーとしての性能も使ってみた限り差はないと思います。
これは泡仕立てに乗り換えかもね♪
その他細かいところも見てみましょうか。
①研磨剤の有無。
お互い研磨剤なし
②ワックス等の有無
お互いノーワックス仕様
③ボディカラー
お互い全色対応
④pH
シュアラスター 弱アルカリ性
泡仕立て 中性
⑤その他
泡仕立て 香り付き
こんな感じ。
まぁ、見るべきはpHでしょうかね。
pHというのは酸性かアルカリ性かって事です。
汚れを落とすのは中性よりアルカリ性の方が優れています。
※余談ですが苛性ソーダ(アルカリ)に脂肪酸(油)を混ぜると石鹸ができます。
やった事ある人も居るのでは?
中性石鹸、弱酸性石鹸など今では色々ありますが、もともと石鹸はアルカリ性なんです。
アルカリ性は汚れを落とす(溶かす)力があるので、汚れ落としに良いんです。
しかし、その反面で金属やゴムに対して
攻撃性があるので、注意が要ります。
中性は水などに代表されるアルカリ性でも酸性でもない安定した性質です。
他者への攻撃性もほぼない
ここまで書くと、シュアラスターを使いたくなくなる気がしますが、弱アルカリ性といっても
pH6くらいでしたので殆ど中性といえます。
(※pH7が中性)
しかもそれを水で薄めるので、もう中性と言ってもいいくらいです。
あくまで原液は弱アルカリというだけです。
なのでpH的にも両者対して差にはならないでしょう。
むしろ泡仕立ては香りつきなので、いい気分で洗車出来るカモ?
香料が入ってることにもデメリットは特にないでしょう。どうせ洗い流すのですから。
さて、総括すると、
泡仕立ては性能的に申し分なしでコストパフォーマンスも優れる。
ぱっと売り場を見ると泡仕立ての方が少し高いので、買い難いかもしれませんが、フタをあければ安いのは泡仕立てです。
これは買いですね♪
話し変わって・・・
そろそろ自然に返りたいのでしょうか・・・?
いや、まだまだ使えるさ!うん!!
ついでにpHの話あれこれ・・・
酸性→言わなくてもお分かりでしょうが、金属を腐食(溶かす)させますので、扱い注意。
人も骨も溶かす。
まぁ、車用で酸性の製品は無いと思いますが。
あ、サンポールとかを車にかけちゃダメよ?
ちなみに硫酸に触ると痛いです(オイ
中性→水も中性。迷ったら中性の製品にしとけ。安心安全。
アルカリ性→油と反応して石鹸を作る。汚れを落とす(溶かす)ので洗剤にアルカリ性が多い。
強アルカリは素手で触るべからず。人体の油と反応し、触れた箇所が石鹸になります。
しかもすぐにはならず数ヶ月後に発症します(皮膚に浸透し内部が侵される)
マジックリン、パイプマンなど使用の際はゴム手袋着用はこの為。
酸に比べると危険視されてないけど地味に危険。
手でアルカリを触るとヌルヌルするのは皮膚が溶かされているからです・・・。
主に有機物に対して危険性が高いですが、アルミとアルカリは相性最悪なので
接触厳禁!!アルカリはアルミの酸化皮膜を破壊し、腐食させます。
酸性もアルカリ性も無機物、有機物問わず腐食性があるので、使用の際は最大限注意を払って使いましょう。
車の下回りは未塗装部品が多いので一発で腐食します。CS(カーボンスチール)なんてイチコロですよ(笑
ちなみに
インプレッサのフロントロアアームは未塗装アルミなのでアルカリ厳禁!
まぁ、一般的にカー用品で強酸、強アルカリはないですけどね。
ただ、「弱」でも油断しないに越した事はないですよ。
私が使ってる中では「リンレイ 水アカスポットクリーナー」が一番強いカナ?
弱アルカリ性ですけどpH10とギリギリ弱アルカリといった所なので・・・。
この手の商品は強めなので、ご注意を。
シャンプーの弱アルカリはほとんど中性なので気にしなくてもOKです。