
R6はこの前
車検に出したばかりですが整備です。
というのも、その際
ちょっと気になる一言を言われたからです。
「しっかり暖気しないとHCがOKにならないんでよく暖気してから乗ったほうがいいですよ」って・・・。
ふ~ん。そうか、しっかり暖気しよう。
って気にしなければなんてことない一言だったんですけどね。
でもね、自分でいろいろ弄ってるヤツからすれば、考える所があるわけで。
だってさ、逆に聞くけどなんでそんなに暖気しないとHCがOKにならない訳?
触媒が機能する温度までHCがOKにならないのは当然ですが、それは向こうもわかってるはず。
なのにそのことを言ってきたって事は
「普通よりも暖気しないと」って意図が含まれているのでしょう。
では原因は何?
①燃調の狂いでガソリンリッチ気味
②空燃費の狂いでエアレス気味
③プラグ失火で燃焼不足
④エンジンオイルの燃焼によるHCリーク
⑤過冷却による触媒温度上昇の妨げ
⑥触媒の劣化
ざっとこんなもんでしょうか。
たった一言に対してこんだけ理由が出てくる。もっとあるかもしれません。
この中で検証が難しいものは除外します→
①②⑥はとりあえず除外。
あと
「⑤過冷却」は走行中の冷却水温度を
見てる限りは問題ないと思うのでこれも除外
残ったのは↓
③プラグ失火で燃焼不足
④エンジンオイルの燃焼によるHCリーク
どちらもありえますね。
今のR6の走行距離は45968kmですので、高回転型エンジンのバイクとしてはオイル上がりも十分考えられますし、
私の手元に来てからプラグ交換もしてない。
と、言う事で。整備な訳です。
プラグ交換をして状況を見ようと思います。
(プラグ確認だけでもいいですが、前述のとおり交換してないので)
フルカウルなSSバイクなだけに
プラグ交換も一筋縄ではいかないR6ちゃん。
プラグを交換するには
プラグの上部にあるタンクとエアクリを丸ごと外すか、
ラジエーターを下ろしてアクセスするという
究極の2択(爆)
上からのアクセスが本来の交換手順のようですが、フレームが邪魔で作業がし難いという欠点があるようなので、ラジエーターを下ろすことにしました。
なので、ついでに
冷却水交換も発生です。
整備手帳:
プラグ交換&冷却水交換 ~①
プラグ交換&冷却水交換 ~②
プラグ交換&冷却水交換 ~③
手順は整備手帳を見てもらうとして。
R6って
純正プラグはなんと↓
NGK CR10EK
純正で熱価10番が指定という(笑)
レーシングバイクかってのwww
いや、レーシングバイクに保安部品付けただけなのがR6ってバイクか・・・。
で、いつ交換されたのかわからない付いてたプラグは
DENSO IU31Aでした。
イリジウムじゃん。
各プラグの状況↓

右から1番目

右から2番目

右から3番目

右から4番目
まずまずの焼け具合じゃん。ちょっと油は付いてるが。
と見ていくと最後の1コ(右から4番目)がなんか
妙に油っぽい・・・。
どうやらコレが原因っぽいですね。
恐らく
プラグが失火気味で、通常ある程度はどうしても来るオイル分が溜まってきてたのでしょう。
暖気を良くするとHCがOKになるのは、エンジン自体の温度が上がりプラグが失火気味でもガソリンの燃焼が出来てくる為かと。
もし点火が正常でもコレだけプラグが濡れるくらいエンジンオイルが来ていたら暖気してもHCはOKにならないと思う。
エンジンオイルはガソリンより遥かに燃え難いですから。
プラグが失火してオイルも来てるというパターンだったとしても同様にHCはダメだと思います。HCがそのまま出ていくわけですから。
まぁ、乗っててマフラーから白煙が出たりもしてないですし(≒極度のオイル上がり)
エンジンを回した感じ1気筒死んでるようでもなかったので、失火気味であって失火までは行ってなかったのでしょう。
とりあえず原因と思われる点がわかったので良しとしましょうか。
新プラグで問題が解決されると祈ります。
で、新プラグに交換しての感想。(空ぶかしですが)
吹け上がりが良くなりました。
というか、R6が手元に来た当初はこんだけ回ってた気がします。
徐々に不調になっていくと気が付き難いものですね・・・。
毎日乗ってるわけでもないですし。
ピーキーなバイクだけにメンテナンスはもっと計画的に行っていかないとだめですね。反省。
しかし、プラグ交換の為にカウル殆ど外してラジエーター脱着とかどんな整備性ですか(爆)
まぁインプレッサも大概ですけど、その上を行きますねR6は。
セローが簡単すぎて笑えてくるわwww
あ、インプレッサで思い出した。インプレッサのプラグも結構長いこと使ってるんで一回見ておきましょうかね~。
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[過去所有]YZF-R6(紅) | 日記
Posted at
2014/05/25 22:28:30