
ようやく忙しい時期が終わりました。
で、
先月ちょい見せした例のブツの作業にさっそく取り掛かります。久々の車弄り!!
まぁバレバレだった例のブツですが、
カーボンボンネットです。
[モンスタースポーツ:エアアウトレットカーボンボンネット]
※ウェットカーボンなので、表面だけカーボン(CFRP)でそれ以外の部分は普通にFRP(GFRP)。
クリア塗装だけしてしてあります。いずれ日焼けでくすんできたらWRブルーに再塗装しようかな?
当然(?)ながら、
交換の目的は
軽量化です。
一応公証値は
6.5kg。純正は
11kgらしいです。4~5kg軽くなる?
カーボンって写真取りにくいですね。
平織りカーボンです。
整備手帳
→
ボンネット交換~①
→
ボンネット交換~②
→
エアロキャッチ取付け~①
→
エアロキャッチ取付け~②
純正は
アルミ製で大して重くないので一人でも十分作業できます。
とりあえずポン付け状態。
純正ストライカーで固定できるので、ボンピンなしでも一応走れる。・・・と思う。
オススメはしませんが。
気になる重さは↓
純正:9.7kg
カーボン:7.7kg
なんと
2kgしか軽くならないという(笑)
公証値よりも純正が1.3kg軽く、カーボンが1.2kg重いという結果でした。
まぁ、
[2kgも]軽くなったと思いましょうか(爆)
ボンネット裏。
(付属品を何も付けてない状態です)
かなり薄く作ってあります。裏骨の無い部分(表面1層だけ)は
光が透けて見えます(笑)
これだけの作りをしても、アルミボンネットと2kg差ですか・・・。
比重的に見れば、
・アルミ:2.7
・CFRP(カーボン):1.7
・GFRP(グラス):2
なので、9.7kgのアルミをそのままCFRPに置き換えると6.11kg、GFRPに置き換えると7.19kgになる計算。
CFRPとGFRPの混成品である事、加えて厚さが違う事を鑑みると7.7kgというのはまぁそんなもんですかね。
純正アルミボンネットが思いのほか軽かったというのは誤算でしたが(爆)
エアアウトレット右側はインテークダクトの真上に位置します。
左側はクーラントリザーバータンクの真上。バッテリーに近い位置でもあります。
とはいえ私はバッテリー超小型化してるので、そんなに近くはないですけど。
ボンネットの交換そのものは、言ってしまえばヒンジのボルト4本緩めるだけで外れるので、ボンネットを落とさないように注意するくらいで簡単なもんです。
とはいえ社外品のFRP製品ですので、
細々したところがイマイチですね(笑)
左右のフェンダーとのチリを合わせたら、ストライカーが入らないとか・・・。
エアガイド取り付ける為のプラ部品(スクリューグロメット)の取り付け穴のサイズが小さくて使えなかったり・・・。
まぁ、この辺はある意味仕方が無い部分ですか。
ただのポン付けだと思ってると痛い目見る(困る)パターンです。
え、私?。対応できるだけの道具があるので平気です。
さて、
カーボンボンネットを付けたら、必須とも言える部品を付けねばなりませんね。
この作業が
今回一番時間かかるところです。
フラットなボンピン、所謂
[エアロキャッチ]ってヤツの取付けです。
ちなみにかなりテキトーにネットで買ったのですけど・・・
側面に書いてある
「高かろう強弱」が良い味を醸し出しています。
果たしてこれは強いのか弱いのか・・・。
さて、エアロキャッチの取付けには大穴を空ける必要があります。
失敗したら折角買ったボンネットがゴミになります(笑)
超~緊張する!!
という事も無く、至ってふつーに穴空けました(笑)
最悪ミスっても、不動車になる訳でもないし。純正ボンネットに戻せる訳だしね。
後戻りできる作業は緊張する要素なし!!
エアロキャッチの取付け位置は今までの位置と一緒にしました。
今までのはダミーキャッチでしたが、ちゃんと[実際に付けられる位置]にあわせていましたので本物を同じ位置に持ってきます。
位置合わせして、エアロキャッチが収まるだけの穴を作ります。
エアロキャッチを収めて、ネジで固定。
この
光が透けるほどペラいFRP1枚に固定して良いものなのかと少し考える。
まぁ、ストライカーで固定されてるのでエアロキャッチは保険みたいなもの。そう思えば十分かな。
棒はかなり加工しました。
棒とエアロキャッチがかなり近い為、付属の棒だと
長すぎて使えません。
アルミなので加工は難しくないですけど、道具を持ってない人はお手上げになる案件ですね。
エアロキャッチの取付けはポン付けではなく、とにかく
[ワンオフ]作業です。
原寸合わせで専用品に加工する必要があるのでご注意を。迷うならプロに頼むのが一番いいでしょうね。
ボンネットを開けたり閉めたり何度か繰り返して位置を調整して棒にピンがピタっと入る所に調整します。
エアロキャッチ本体を取付ける段階(穴あけ)でキチンと棒の位置が合っていれば、基本的には棒の高さ調整だけで揃います。
というか合わせておかないと困ります。エアロキャッチの位置はもう変られませんから・・・。
左右方向の微調整は棒をモンキーとかで挟んでやってグイと曲げればできます。多少はね。
レインガードが1枚しか付属しない(バッテリーの近い左側のみ)ので、右用をアルミ板で複製しました。
銀色だと格好悪いのでカーボンシートで黒く誤魔化す(笑)
なぜ、右用も欲しいかって?
そりゃ上のほうの写真をみたらわかりますがインテークダクトが
断熱材で銀色なので穴から見えて格好悪いのです(爆)
断熱材を黒く塗ってしまうと断熱材としての意味が・・・ってなるので、レインガードが欲しいわけ。
黒いレインガードでスッキリしましたね。
折角穴あきボンネットなのに左右ともレインガードで塞いでしまいましたが、冷却目的ではないのでコレでい~んです。
軽量化のための交換ですから。
2kgだけでしたけど・・・。
ちなみに、ウォッシャーノズルを付ける穴もご丁寧に空いてます。
でも穴が小さくてノズルは付けられません(笑)
だけどノズルはワイパー側に移設していてボンネットのヤツは元々使用していなかったので取り付ける必要はない。
なので、プラスティリベット差し込んでおきました。
FRPの穴あけ・削りで粉だらけになったので、洗車します。
水を掛けると、エアアウトレットに水がジャバジャバ流れていきますね(笑)
雨とは違う勢い&量なのでなんとも言えない所ですが、バッテリーにも結構掛かりますね。
ちょっとよろしくないかも??
バッテリーの上に雨よけでもつけますかね・・・。
それともこれ、ボンネット開けたときにバッテリー側に掛かっただけかな。位置的にバッテリーには掛からないはずだわ。
余談だけれども、最近(半年くらい前か)こんなの使って洗車してます。
手押しポンプで
加圧して泡を出す洗車道具なのですが。
加工してコンプレッサーに繋いでます(爆)
ホースは付いてまわりますが、延々加圧保持してくれるので楽ちんです。
中々快調に泡だらけにしてくれます。
でも手押しだと大変です。機械の力ってすばらしい。
洗い終わりました。
コーティングのここ数年のお気に入りは
バリアスコート。
私は洗車サイクルが短めなので、施工が楽なのはポイント。
しかも小キズもある程度見えなくしてくれます。
ボンネットがウェットカーボンになると、ルーフと吊り合いがちょっと取れてないかも。
※ルーフはダイノックシート(カーボン)でつや消し。
ルーフは2013年5月に貼ったので結構お疲れ気味なのでグロスカーボンに貼り替えというのも手かも。
当時はカーボンシートっていうとマット(つや消し)だけだったのに、今ではグロス(つや有り)も出てきてる。選択肢が増えるのは良いことですね。
でも、
やるとなると結構大変なんですよね・・・。しかしやるならある程度気温の高い時でなくては。
まず「剥がす」という作業からはじまりますからね。温度は必須。
まぁ、考えておこう・・・。
さて、後のやる事は
ステッカーです。
これはもうちょい時間をおきましょう。
少し日の光に当てて塗装を固めてからのほうが
きっと良いはず。
決してステッカーがまだ作ってる途中だからとか、そんな理由じゃないんだからね。
さて、インプレッサに乗り始めて8年。色々弄ってきましたけど、ようやく(?)定番のカーボンボンネット化しました。
正直いつやってもよかったと言えばよかったんですが・・・。
これで事故れません。恐くて。
純正ボンネットのようにくの字に曲がってくれることはまず無いので、ヒンジのところから破断して飛んでいくと思います。
それがフロントウインドウを突き破ってギロチンに・・・。
って可能性があるのがカーボン(FRP)ボンネットの恐いところ。(たぶんフロントウインドウに跳ね上げられて上に行くとは思いますが)
なので、後回し気味にしていた経緯があります。でも、だんだん弄るネタが減ってきた&ボンネットも近くで見れば結構塗装もヤレてきた。
という事でリフレッシュも兼ねてます。
あと何年乗るかわかりませんが(乗り換え先がピンとこない)、このペースでどこまでいくのでしょうかね私のインプレッサは(笑)
- 今回の経験値 -
①2kgのフロント軽量化
②ボンネットに穴を空ける勇気