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葵 由埜のブログ一覧

2012年03月05日 イイね!

リジッドカラーってどうなのよ?

リジッドカラーってどうなのよ?Tukimina「リジカラってどうなの?効くの?」って聞かれたので、折角なのでちょっとつらつら書いてみます。

まずリジッドカラーって何?って言いますと・・・。

英語で書くと”rigidcollar”です。

rigid:硬いとか固定式という意味
collar:スペーサーと同義

という事で、固定用のスペーサーってことです。

リジッドはリジッドラックやリジッドアクスルのリジッドですね。

似たようなものでシフトカラーとかもありますが、今回はサブフレーム用のリジッドカラーの話をします。


まぁ、検索すればリジットカラーの用途なんてすぐ出てきますけど説明しましょうか。

タイトル画面のイラストを見て下さい。

ボディとサブフレームをボルトで接続してる訳ですが、ボルトを通す穴がボルト径とピッタリで無い為(ピッタリだと組み付けが大変)隙間が出来てしまいます。

隙間があると荷重がかかった際にガタが出てしまい、サブフレームの効きをスポイルしてしまう。

そこで、リジッドカラーを入れてやり隙間を埋める事でガタを無くす。

というものです。



写真で見るとこういうイメージ。


さて、リジッドカラーについてはこれで解りましたね?


・・・・・で、効くんでしょうか?コレ。


え~・・・私はTukiminaには、

「殆ど効かねぇよそんなもん(爆」 と言いました(笑

あ、もちろん理由は説明はしましたよ。


で、理由にいきましょう。

まずはコレを見ていただきましょうか


さて何のボルトでしょうか?

はい正解!サブフレームのボルトです。

インプレッサは10本のボルトでサブフレームを固定しています。

※以前サブフレームの交換をしてるのでこんな画像がありました(笑


さて、10本もボルトがあるのに、ガタなんてそうそう出るでしょうかねぇ・・・?



純正サブフレーム

こいつを10点固定してる訳ですよ。

ちょっと解りやすく絵を描きます↓

それぞれの穴に対してボルトがズレている状態です。

しかしそのズレの大小、向きは個体差もありまちまちです。

このズレた状態ってガタ出ます?

ま、出るには出るでしょうが、大した事ないと思いません?

そもそも、ボルト一本自体のガタだって1mmとかそれ以下のレベルです。

例えばサブフレームが2点止めだとか言うなら話は別ですが、10点止めなのでそれぞれがそれぞれのガタを相殺している状態の筈です。

それにぶっちゃけて言ってしまえば、ボルトがしっかり締まっていればサブフレームがズレるなんて事はほぼ無いと言えます。

もし仮にズレたとしてもそれが素人に解るレベルの動きではないです。

そもそもズレる前にサブフレームは撓りますから。

素人にその「ズレ」と「撓り」の見分けは付かないでしょう。

運転していてアライメントがコンマ数mmズレたのに対して「あれアライメントが狂ってる!?」なんて気が付けるような人なら違いは感じれると思いますが・・・。

少なくとも私は無理です(笑


という事で「殆ど効かねぇよそんなもん(爆」という結論なわけです(笑

効果はあるかもだけど体感は出来ないでしょう。って事です。

正直言ってリジッドカラーを入れるなら、まずはボルトの締め付けを確認した方がいいです(走行振動等で緩む可能性あり)

そして、アライメントをビシっと調整して、タイヤの空気圧をキッチリ管理しましょう。そうそうブッシュ類の点検交換も。

そっちの方が何倍も効くと思います。

もっと言えばタワーバーやブレース入れた方が何百倍も効くと思います。

やれる事を全部やって管理もしっかりして、それでもと目指すのであればリジッドカラーの導入に踏み切る。

サブフレーム用リジカラは最後の最後の方で良いと思います。


と、以上リジカラ談議でした(笑




あ、そうそう。リジカラ入れたらアライメント調整しましょうね。

元々あったそれぞれの穴のズレをカラー入れて中心に持っていくと、アライメントが狂います。

穴ズレがあったのが正常だったのに、矯正してしまうと結果としてアライメントがズレる。
Posted at 2012/03/05 18:17:34 | トラックバック(0) | 小難しい話とか | 日記
2012年01月03日 イイね!

今年もエコカーブーム

今年もエコカーブーム祝アクア発売!?(←いきなり脈絡もないですね

え~、エコカーとは無縁の車に乗っている私ですが・・・
世の中は絶賛エコカーブームですね。
今年も続くのでしょうか?

エコカー・・・・何を隠そう私もすごく興味が・・・・・あ・・・あり・・・・ま


ありませんでした(爆


いや、いきなりタイトル全否定みたいな入り方になりましたが・・・(汗

私にとって車は「遊び」なので走らんエコカーなんて全く持って興味の対象外な訳ですよ・・・。

でも、少しはその辺の話に触れてみようかな~・・とね。


読み手を置いてけぼりに話を進めるのが大好きにしか思えないブログが多い私ですが、
今日はなんとソフトなエコカー話ですよ。やったね♪
(なにが?


さて、でエコカーですが・・・代表的なのがプリウスですね。右を見ても左を見ても必ずと言っていいほどに目に入るかのトヨタ車です。
数年前のインサイトとの激戦が印象的ですね。え、そうでもない?
まぁトヨタは徹底的にインサイト潰ししましたからね・・・・・(大人気ない)


今では派生種でワゴン(ミニバン)のプリウスαが登場し12/26にコンパクトのアクアが出ましたね。

ん?プリウスαがワゴンならプリウスはワゴンじゃないの?
・・・・・カタログ見ると「セダン」なのね。ワゴンかハッチバックの派生だと思ってましたよ・・・。
というかキャビンとトランクが一つの部屋なのだからセダンじゃないよね?
プリウスって2BOXじゃん。どういう枠決めなんだ?

まぁ、いいか・・・。


さてプリウス系を除くと他に代表的なのは・・・

ホンダのインサイト・フィットハイブリッドですかね。
前述の通りインサイトはプリウスにボコボコにされてしまいましたが、フィットHVは売れ行きまずまずな様子。
まぁ、アクアにボコボコにされそうな予感がしますが・・・。
・・・いや、アクアの今の予約状況・納期待ちを見たら既にボコボコかwww


あとはダイハツのミライース。
軽で燃費を優先したやつですね。非HV。



最後にマツダ デミオSKYACTIVE。
「すきゃくてぃぶ」じゃありません「すかいあくてぃぶ」です(だれも間違えないかww)
これも非HV。



一台ずつ見て行ってみましょうか。

まずトヨタ勢

①プリウス
 いわずと知れたHV。1.8Lエンジン&モーターの組み合わせでJC08モード30.4kmを出す。
 モーターだけorエンジンだけでも走れるシリーズ・パラレルハイブリッド方式を採用してる。
 曰くバッテリー満タンの状態はスーパープリウス(笑
 しかしカラータイマーが光るとクソ遅いらしい(爆
 バッテリーが死ぬほど高価なので、買うなら高年式のものを・・・
 (高年式の方が高寿命なバッテリーに更新されている為)

 高速道路の右車線を1?0km/hで走行するのが得意(一部ドライバー)←何のためのプリウス・・・??

②プリウスα

 中身はプリウスと一緒。でも車重が100kg以上重い。JC08モード26.2km。
 どうしても人(或いは物)を乗せたい人用だと思われます・・・。5人乗り・7人乗り
 があるが、5人乗りを買うなら普通のプリウスのほうがいいのでは?
 HV技術は普通のプリウスと同一。重い分だけ走らない(笑
 ちなみ初めて実際に走ってるのを後ろから見た時はウィッシュか何かだと思った(爆

③アクア
 12/26に発売となりました。でも、詳細は知りません(爆
 JC08モード35.4km。「リッター40超え」なんて嘯いてますが、40なのは嘘吐き表示の10・15モード
 での話し。
 しかも40なのは最下グレードの無い無い仕様車です(なんと窓がクルクル仕様)
 実質はJC08 35.4です。
 トヨタは好きですね、こういう数字取り。カタログの見栄えばかり気にしてるのが見え見えです。
 1.5L&モーターという組み合わせ。エンジン、モーターともにプリウスよりダウンサイジングされ
 てます。
 でも、車重も減ってるのでとんとんという所。
 当然シリーズ・パラレルハイブリッド方式。
 ん。1.5Lエンジンって先代プリウスの流用品??


ホンダ勢

④インサイト

 安さで勝負したのにプリウスに後手返しされた可哀相な車。
 1.3L&モーターの組み合わせ。プリウスに比べ非力そうに見えるがプリウスよりも150kg以上軽い
 ので必要十分と思われる。
 常にエンジン+モーターで走るパラレルハイブリッド方式を採用。モーターはあくまで補助という割り
 切り。
 i-VTEC IMAエンジン。JC08モード27.2km。
 ちなみに顔はオデッセイ。リアはCR-乙と区別が付かない。
 1.5L版の「EXCLUSIVE」というグレードもあり(JC08 23.2km)←これは何がしたいグレードなんだろう?

⑤フィットハイブリッド
 フィットにインサイトのハイブリッドシステムを入れたもの。エンジン・モーターは一緒。
 JC08モード26km。あれ?インサイトより軽い(-60kg)のに燃費悪いの?
 パラレル方式はシリーズパラレル方式より軽くできる(モーターとかちっちゃい)のに
 変に重い、謎の車
。(アクアより50kg重い)


マツダ勢

⑥デミオSKYACTIVE
 非HVでJC08モード25km。フィットHVと同等クラスですね。
 エンジンやシャシーなどを見直し、総合的に燃費を良くするというマツダの技術作です。
 まだまだ、エンジンの燃費は良くなる余地あり。
 個人的に応援したい車。別に欲しくはないが(爆


ダイハツ勢

⑦ミライース
 非HVの軽自動車。JC08モード30km。 
 車重が730kgという軽さ・・・いや最近の軽が重過ぎるだけだ。
 軽さによる燃費向上しか取り柄なし。というか軽いからこの燃費なだけとも言える・・・。
 エンジンが660ccしかないのだから車重は600kg台でないとイカン気がするのは私だけ?
 普通車はcc/kgで見ると排気量が上回ってるよね。
 デミオSKYで1300cc/1010kg。プリウスでも1800cc/1350kg。ミライースは660cc/730kg。
 軽だけ逆転してる。軽の実燃費が異様に悪くなるのはこの所為なのでは?



さて各社代表的なものに触れてみましたが・・・・・・何?日産、三菱、スバルが無いって??

知るか(爆

日産リーフはEVですが航続距離がJC08モード200kmと終わってるので・・・論外。
近所にお買い物~・・・としか使わないならいいですが通勤使用にはつらい。遠出も無理。
無いと思いますが・・・週末ワインディングに~~って行ったら帰ってこれない事間違いなし(爆

三菱は・・・なんかあったっけ?
スバルは・・・特筆すべきエコカーは無い(爆


さ、HVですがプリウスの売れ行きを見る限り、フィットHVはアクアにボコられますね。(え、既にボコられてる?

パラレル方式ではちょっと勝負にならないと思います。燃費も負けてるし。


そういえば今のホンダってi-VTECって名前だけど1.3Lエンジン(フィットHV、インサイトなど搭載)はハイカム無いのですね・・・。
バルブ休止システムという機能があるだけ。

なにそれって言うと、

まずVTECですが、エンジンの給排気バルブの開閉を行っているカムを大小2種類設けることで、
「低回転→低いカム」「高回転→高いカム」と切り替えることで高・低回転の両域で高出力を得る。
※低回転ではバルブ開度を少なく、高回転では開度を多くする方が高い出力を得られる。
これがVTECエンジンの大雑把な仕組みです。

で、1気筒に吸気2排気2のバルブが有ります。
このうちの吸気1バルブを低回転時に開かなくするんです。
通常バルブ2つで吸気していたのに1つは閉まったまんま。つまり吸気量が減るんですね。
旧来のVTECはカムの高さでバルブ開度を変えていたのですが、一部のバルブを開かなくする事で低回転時の燃費を向上させる。

これがバルブ休止システムです。

1.5L i-VTECには旧来通りハイカムの切り替えシステムが使われているようです。


エンジン単体での性能はホンダのほうが勝ってるかもしれませんが、おそらくHV買う人はそういう所は重視しないと思います。


というかトヨタとホンダのHVって比率が違いすぎなんですよ。

プリウス→エンジン99PSに対してモーター82PS
インサイト→エンジン88PSに対してモーター14PS

プリウスはエンジンとほぼ同等のモーター積んでますからね・・・。

燃費に関して言えばEVが一番なのは当然ですよね・・・。ガソリンを使いませんから燃費という概念が無いです。(航続距離という概念だけ)

プリウスは半分EVなんですよ。(エンジン対モーターの馬力比率が45%)
対してインサイトは馬力比率で14%しかない。

でかいモーター積んでるプリウスのほうが燃費が良いのは当然なんですよ。
エンジンとモーターの比率がこのまま60・・・70.・・・80・・・90と増えてきて、最終的に100%でEVになるのですからね。

ホンダはHVといっても、8割方ガソリン車なんです。
燃費で負けるのはとーぜんですね(笑


そんな中、純ガソリン車で燃費勝負を仕掛けるデミオSKYミライース

デミオSKYはフィットHVといい勝負できてるので、安易にモーターに頼らないマツダの姿勢が私は好きですね。
まぁ、いつかはHV化するんでしょうけど。

個人的にはエンジンに改良の余地があるのにHVに逃げるのは好みません。

HV比率を上げれば燃費が良くなるのは当然じゃないですか。技術でもなんでもないですよ。
(すでにEVは作れるのですから。※EVは燃料を使わないので燃費はない)

変な言い方するとHVのモーター走行ってエンジン切った状態で下り坂を下ってるのと一緒です。坂が1kmあればガソリン(燃料)を使わずに1km移動したことになります。
これって燃費といえるの?

燃費・・・燃料消費量ですよね。そもそも燃料使って移動していないのならそれは燃費ではないでしょう?
(発電に燃料使っただろ、と言われればそうかもしれませんが・・・)

①エンジンの燃費 + ②モーターアシストによる負荷軽減 + ③モーターによる燃費0走行 = カタログに載る燃費

となる訳です。これなら燃費なんて幾らでも弄れるでしょ?

②③の比率が増えればカタログの燃費は良くなります。でもエンジンの燃費が良くなっている訳ではないですよね。


なのでアクアのリッター40kmというのも正直「ふ~ん」程度。

トヨタの事だからHV比率変えて燃費稼いだんじゃないの?って邪推してる訳です(おい
EVも一応完成してる(日産リーフとか)し、レンジエクステンダー(エンジンは完全に発電だけをするHV)という方法もある。
極端な話、まだリッター100のHVが出ないの?っていう(笑)
たぶん今の技術ならそれに近いのは作れるはずです。

でも作らない。

まぁ、それを作っちゃうと「次の」を作るのが大変なんでしょうね。
だからトヨタは他社の燃費を見ながら、後手後手で燃費を上乗せして出してくる・・・・というのを暫く続けると思います(爆


HVはレンジエクステンダーまで行かないと価値は低いと思う。というか、モーター積んでおいてガソリン車と燃費競って、勝っていい気になってる時点でオカシイ。

要は勝って当たり前の勝負をしてるわけですからね。
※これが10年前とかなら話は別ですが・・・(技術的にね)


エコロジー」という観念でみれば製造時の環境負荷がガソリン車よりも高いHVで「燃費がちょっと勝ってます」なんていうのはエコでもなんでもないのですから。
現状、あくまでHVの「エコ」はエコノミー」のエコでしかないのです。
※乗り手に得があるが環境には悪い。

「燃費がいい=CO2の排出が少なくて環境にいいじゃないか」
という人もいるかと思いますが・・・。

ハッキリ言わせて貰うとそんな事無いです(爆

カーボンオフセットという言葉を聞いたことがあるでしょうか?
発展途上国が発展する過程で大量のCO2を排出します。その分先進国がCO2排出量を減らして世界全体でのCO2排出量の増加を防ぎましょうというものです。
すばらしい考えですね?パッと見は。

じゃぁ、HVので使うレアアース・レアメタルは何処から持ってくるんでしょうか?
発展途上国です。
HVをたくさん作るからとたくさんレアアース、レアメタルを途上国から買います。
そうなると途上国はたくさん重機を動かして採掘しなければなりません。
使う重機は、ん10年前の旧式の重機が殆どです。ばんばんCO2排出します。

お分かりですね?先進国がCO2削減だと言ってHVを作ると途上国のCO2が増えるんです。
自分の国はきれいですよ。といって他所の国を汚くしてるんです。
ガソリン車と対して変わらない燃費ではこのCO2差分を埋められません。

我々使用者から見ればHVはとても環境に良さそうですが、そんな事はアリマセン。少なくとも現状はね・・・。

石油の埋蔵量の危惧もあると思いますが、それも車の技術では解決できません。
乗らないのが一番です。あとは車を減らすか、人口減らすか、免許数を減らすか・・・。

EVは電気で動くので石油を消費しないように見えますが、じゃあ、電気はどうやって作るの?って話です。
EVはエンジン積んでないのでコンセントから充電しますね。
コンセントまでくる電気は何処から・・・?発電所ですね。

発電所はどうやって電気を作ってる?
 ①火力
 ②原子力
 ③太陽光・風力など自然エネルギー
こんなんです。

以外は燃料が必要ですね。
①火力発電は基本的に重油を燃やしています。
おっと、「燃やして」ますよ?
そうEVは確かに電気で走りますが、その大元では石油燃料の燃焼でエネルギーを得ているのです。

②原子力は燃焼を伴わない反応ですね。核燃料の核分裂反応により生じる熱エネルギーを電気に変えています。
核燃料の製造過程でCO2は出ると思うので、CO2フリーとは行かないと思いますが環境にはいいですね。ただし核廃棄物がでます(爆
3/11の福島原発の件があるので、これから日本で普及するのは難しいかもしれません。

③自然エネルギーはとてもエコですね?でも現状、自然エネルギーで電力は賄えません。
①②の補助をしてる程度の量です。近年自然エネルギーの利用は増えてきてますが、それ以上に電力使用量も増えてます。
EVが普及したらさらに切迫しますね。
土地の少ない日本は自然エネルギーの利用は限られます。
・・・街一つ潰してメガソーラーでも作りますか?

と言う訳で、もし原発が縮小に向かったら火力発電を増やす事になります。
それに加えてEVが普及するとさらに火力を増強する事に・・・・・・。

EVが必ずしも環境に良いとは言えないですよね?
※ただし火力発電は高効率な燃焼環境ですので、車が走るための燃焼行為よりも遥かにエネルギー効率が良いので、EV化は燃料の削減には繋がります。




HVが競うべきはレンジエクステンダーまで行って、どれだけ燃料を使わないで発電が出来るのか、どれだけ効率の良い電気の使い方が出来るのか、という点ではないでしょうか?

それ以上に燃料を使いたくないのであればEV化です。


たとえ今の技術で完全なレンジエクステンダー(自己発電分で電気を全て補えなる)が出来ないにしても、今のEV(リーフ)の航続距離が200kmですから、とりあえずこれを400まで伸ばせれば十分実用でしょう。
あとは偶にEVみたいに充電してやればいい。これなら間違いなく作れる筈です。

ここまで行って始めて私はHV技術を推奨したい。中途半端な事してるからHVは日本でしか売れない。

プリウスみたいなHV買って喜んでるのは日本人だけですよ・・・。
※日本が「エコ」に過剰すぎるというのもあるんですが。

ガソリン車相手にちまちま燃費競争して遊んでる場合ではないのでは?

まぁ、いきなりそんなの出すと他社だけでなく自社の他の車種まで淘汰しかねないからやりたくないでしょうけど。



今回の中で唯一軽自動車なミライースについてですが・・・今のご時世によく730kgという車重にしたと褒めたい♪

今の太りすぎた軽をすべてミライース並に軽くして下さい。
まぁ、それ以外に目立った長所はないですけど・・・。
でもそれだけでも燃費は良くなるのですから今一度、「軽くない軽」どもの見直しを・・・。
軽を軽らしくするか、今のままなら軽そのものを無くして下さいな。

何処のとは言いませんが、軽のカタログに「立体駐車場が使える」なんて書かないで下さいな・・・。
軽で立体駐車場使えなかったら何なら使えるんですか・・・・っていうね?
今の軽がどんだけデカイのかを物語ってますね・・・。

余談ですが、今の軽に必ず付いてるハイマウントストップランプ(通常のブレーキランプより高いところに配置するランプ)
これって、背が高すぎてブレーキランプが見難いって理由で標準搭載となってます。
製作者側も背高すぎって理解してるんですよ・・・ね、そろそろ見直しましょうよ?
もう「車重700kg以下が軽」とかにしましょうよ。そうすれば「燃費も良い&小さくなる」といい事尽くし。

なに?車内が狭くなる??なら軽なんか乗るな(怒




さて今更ですが、スペックでも載せときましょうか。


        排気量(L)  重量(kg)  馬力(PS)   トルク    システム出力  JC08  P/Wレシオ
                        (モーター)  (モーター)
プリウス     1.8     1350     99(82)   14.5(21.1)     136     30.4     9.93
プリウスα    1.8     1470     99(82)   14.5(21.1)     136      26.2    10.81
アクア       1.5     1080     74(61)   11.3(17.2)     100      35.4    10.8
インサイト     1.3     1190     88(14)   12.3(8)       98      27.2    12.14
フィットHV     1.3     1130     88(14)   12.3(8)       98      26.0    11.53
デミオSKY    1.3     1010      84      11.4               25.0    12.02
ミライース    0.66     730       52      6.1               30.0    14.04



ちなみにみんカラでみる平均実燃費

プリウス   21.49
プリウスα 19.58
アクア    まだなし
インサイト  21.18
フィットHV  19.04
デミオSKY SKYのみがない
ミライース  21.48

といった感じ。
アクアはまだ出たばかりなので不明。デミオSKYはふつうのデミオとごっちゃまぜなので、SKYの平均実燃費がわからなかった。

JC08との誤差は大体-22~-29%くらい。

平均誤差-25%として見るとアクアは26.55。デミオSKYは18.75となるが・・・。

なんだか数字を出すとイタズラしたくなる・・・。

HV勢のエンジン単体の燃費性能ってどんなもんなんでしょうね?

かなり大雑把ですが、燃費がいい=効率がいいと考えてみましょう。

馬力というのは仕事率ですから使えそうですね。


エンジン馬力÷システム出力を計算すると、なんとなくエンジンだけの仕事量が見えてこないでしょうか。

プリウス→ 0.73
α→     0.73
アクア→   0.74
インサイト→ 0.9
フィットHV→ 0.9


これとJC08値をかける。

プリウス→ 22.13
α→     19.07
アクア→   26.2
インサイト→ 24.42
フィットHV→ 23.35


で、実燃費は-22~-29%低くなるので、それぞれかけてやる
ついでにデミオ・ミライースも並べると。

プリウス→ 15.64
α→     14.25
アクア→   18.99
インサイト→ 18.75
フィットHV→ 19.02

デミオSKY→ 18.75
ミライース→  21.48


こうなりました。

HVがエンジンだけで走ってる時の燃費ってこんな感じなんじゃないでしょうか。
※デミオSKYとアクアの実燃費は不明なので予想値で計算してます。

まぁ、超アバウトですが(笑

燃費なんて走り方・状況次第ですからね・・・。大体の傾向としてこんなかな?と。


こうして見ると、アクアとフィットHVのエンジン性能(燃費)って殆ど同じくらいなのかも?
HVシステムで見ればトヨタのシリーズ・パラレル方式の方が燃費がよくなる。

ホンダHV・・・・本気でまずいかもよ??

というかプリウス&プリウスα低すぎじゃないですか・・・?如何にモーターに頼った燃費なのかと(笑
そして、アクアは本当に良いのか、それとも予想が外れているのだけなのか不明(爆
ミライースはすごく良く見えますね。でも実燃費の上がり下がりが激しいようなのでこの数字がでるかどうかは・・・?
※カメ走りすれば燃費は良いがまともに走ったらお終いな感じ(交通の流れに合わせたら死あるのみ)




念の為言っときますが・・・・・・散々ディスりましたけど私は別にアンチHV・EVではアリマセンよ?
ばんばん売って下さい。※私は買いませんけど(爆

スポーツカーさえ作ってくれれば文句は言いません(笑
こういう売れる車をたくさん売って、その資金でスポーツカー開発してください。


さて「エコカー」などとソフトな話題のはずがめちゃめちゃ長くなりました・・・(爆
ついつい力が入ってしまいました(それだけ興味があるんですよ?
※私の考え方に異論のある方も居ると思いますが、あくまで「私はこう思ってる」ってだけですのであしからず。

まだまだ、語る事はありますがそれはまたの機会にして、そろそろ締めましょうか・・・・・


燃費なんて気にするな!乗りたい車に乗れ!!
(エコカーの話をしておいて)
Posted at 2012/01/03 16:49:57 | トラックバック(0) | 小難しい話とか | 日記
2011年12月26日 イイね!

リアサスの形式・・・

リアサスの形式・・・そういえば新型インプレッサってリアダブルウィッシュボーンなんだなぁ・・・いや、GH系(前インプ)からそうでしたが・・・。

この価格帯の車にWウィッシュボーンてあなた・・・。

改めて考えて見ると他に居ないんじゃ・・・?

アクセラあたりはもしかしたら・・・そうかな?

と思ったら無難にマルチリンク式でしたwww

そりゃSKYACTIVEで燃費を謳っているのに重くなるWウィッシボーンは採用しないですよね。

何気にスバルが走りに拘っているのが見えますね♪

他の車はどんな感じなんでしょうね?

普段はリアサス形式なんて大して気にしませんが(爆)ちょっと調べてみましょう。

大体は価格で、
 安い=車軸式
 中 =マルチリンク式
 高い=Wウィッシュボーン式
となるハズです。


えい!!注:全部リアサスです


●トヨタ------------------------------------------------
・ハイブリッド
 プリウス_トーションビーム式コイルスプリング
 プリウスα_トーションビーム式コイルスプリング
 SAI_ダブルウィッシュボーン式コイルスプリング(スタビライザー付)

・セダン
 アリオン_トーションビーム式コイルスプリング
 カローラアクシオ・フィールダー_トーションビーム式コイルスプリング
 マークX_マルチリンク式コイルスプリング
 クラウンマジェスタ_マルチリンク式エアスプリング
 アベンシス_ダブルウィッシュボーン式コイルスプリング

・ミニバン
 アルファード_トーションビーム式コイルスプリング
 エスティマ_トーションビーム式コイルスプリング
 ヴェルファイア_トーションビーム式コイルスプリング
 ヴォクシー_トーションビーム式コイルスプリング(スタビライザー付)
 ウィッシュ_トーションビーム式コイルスプリング(スタビライザー付)(7人乗り)
        orダブルウィッシュボーン式コイルスプリング(スタビライザー付)(6人乗り)

・コンパクト
 ヴィッツ_トーションビーム式コイルスプリング
 Bb_トーションビーム式コイルスプリング

・SUV
 ハリアー_ストラット式コイルスプリング
 ランドクルーザー_トレーリングリンク車軸式
 RAV4_ダブルウィッシュボーン式コイルスプリング(スタビライザー付)


●ホンダ------------------------------------------------
・ハイブリッド
 インサイト_車軸式
 CR-Z_車軸式
 フィットハイブリッド_車軸式
 フィットシャトルハイブリッド_車軸式
 フリードハイブリッド_車軸式

・セダン
 アコード_マルチリンク・ダブルウィッシュボーン式

・ミニバン
 フィットシャトル_ド・ディオン式(4WD)or車軸式(FF)
 フリード_ド・ディオン式(4WD)or車軸式(FF)
 エリシオン_ダブルウィッシュボーン式
 オデッセイ_ダブルウイッシュボーン式
 ステップワゴン_ド・ディオン式(4WD)or車軸式(FF)

・コンパクト
 フィット_ド・ディオン式(4WD)or車軸式(FF)

・軽
 N BOX_ド・ディオン式(4WD)or車軸式(FF)
 ゼスト_ド・ディオン式(4WD)or車軸式(FF)
 ライフ_ド・ディオン式(4WD)or車軸式(FF)

・スポーツ
 シビックTYPE R EURO_車軸式


●日産------------------------------------------------
・セダン・クーペ
 スカイライン_独立懸架マルチリンク式
 フーガ_独立懸架マルチリンク式

・ミニバン
 バネット_リーフリジット式
 エルグランド_独立懸架マルチリンク式
 セレナ_トーションビーム式(FF)orトレーリングアーム式マルチリンク(4WD)
 ウイングロード_トーションビーム式

・コンパクト
 ティーダ_トーションビーム式
 ノート_トーションビーム式
 マーチ_トーションビーム式

・SUV
 エクストレイル_独立懸架マルチリンク式

・軽
 ルークス_I.T.L(アイソレーテッド・トレーリング・リンク)式
 モコ_I.T.L(アイソレーテッド・トレーリング・リンク)式


●三菱------------------------------------------------
・セダン
 ギャランフォルティス_マルチリンク式

・ミニバン
 デリカD:5_マルチリンク

・コンパクト
 コルト_トーションビーム式コイルスプリング(スタビライザー付)

・SUV
 RVR_マルチリンク式
 アウトランダー_マルチリンク式
 パジェロ_マルチリンク式ダブルウィッシュボーン・コイルスプリング式独立懸架

・軽
 ekワゴン_トルクアーム式3リンク
 トッポ_トルクアーム式3リンク


●スバル------------------------------------------------
・セダン・ワゴン
 インプレッサ_ダブルウィッシュボーン式独立懸架
 レガシィ_ダブルウィッシュボーン式独立懸架

・ミニバン
 エクシーガ_ダブルウィッシュボーン式独立懸架

・コンパクト
 トレジア_トーションビーム式コイルスプリング

・SUV
 フォレスター_ダブルウィッシュボーン式独立懸架

・軽
 ルクラ_トーションビーム式コイルスプリング[3リンク式コイルスプリング]


●マツダ------------------------------------------------
セダン・ハッチバック
 アクセラ_マルチリンク
 アテンザ_マルチリンク

・ミニバン
 プレマシー_マルチリンク
 MPV_マルチリンク

・コンパクト
 デミオ_トーションバー

・軽
 AZ-ワゴン_I.T.L(アイソレーテッド・トレーリング・リンク)式
            
・スポーツ
 RX-8_マルチリンク
 ロードスター_マルチリンク

●ダイハツ------------------------------------------------
・軽
 ミライース_トーションビーム式コイルスプリング(FF)or3リンク式コイルスプリング(4WD)
 ムーブ_トーションビーム式コイルスプリング(FF)or3リンク式コイルスプリング(4WD)
 タント_トーションビーム式コイルスプリング(FF)or3リンク式コイルスプリング(4WD)


●スズキ------------------------------------------------
・軽
 ワゴンR_I.T.L.(アイソレーテッド・トレーリング・リンク)式コイルスプリング

・ミニバン
 ソリオ_I.T.L.(アイソレーテッド・トレーリング・リンク)式コイルスプリング

・コンパクト
 SX-4_トーションビーム式コイルスプリング
 スイフト・スイスポ_トーションビーム式コイルスプリング



結構多くなりましたけど、2011年12月現在で販売されている(販売間近の)車の大体の所を入れてみました。
(軽はOEM多すぎで訳わからん&どれも基本車軸式なので台数少なめ☆)

車軸式は赤色マルチリンク式は緑色Wウィッシュボーン式は青色にしました。

※車軸式は形式が多すぎなので名前が色々あって困りますね・・・。多少構造が違くてもまとめて車軸式として扱いますのでご了承を。
※マルチリンクもWウィッシュボーンも独立懸架式でまとめられますが、あえて分けておきます。

とまぁ、大方価格の通りに・・・・・なり・・ました?


なんだか突っ込みどころ満載ですね!?


まず、Wウィッシュボーン少なっ!!そして車軸式多すぎ(爆

いや比率的に車軸式が多いのは当然なのですが。

それにしてもねぇ・・・・なんでウィッシュにWウィッシュボーンの設定があるんだよ?

「ウィッシュ」繋がりか?ウィッシュにWウィッシュボーンでトリプルウィッシュなのか!?いやリアは2足あるのだからウィッシュ+Wウィッシュ+Wウィッシュでファイブウィッシュなのか!?(意味不明)

7人乗り(トーションビーム)と6人乗り(Wウィッシュボーン)って一体なに??どういう作りわけなの??


そして、ヴェルファイアとアルファード貴方たちがトーションビーム式ってどういうこと?

300~560万の重量級ミニバンにトーションビームはちょっとないんじゃ・・・。

ホンダはWウィッシュボーン、日産はマルチリンク採用してますよ?

唯でさえ重心が高く、車重の重いミニバンをトーションビームでは・・・ねぇ?

アクティブセーフティという概念はトヨタには無いのでしょうかね?


軽は殆ど・・・いや全て車軸式ですね。

※唯一スバルはちょっと前まで自社製の軽は独立懸架式でしたが・・・・・・トヨタに消されました。

まぁ、軽に車軸式は大いに結構。コストの事、車重の事、色々鑑みれば適当でしょう。


スバルと言えば・・・自社製の車は全てWウィッシュボーンですね・・・ちょっとやり過ぎな気もしますが(笑

これが「走りを捨てない」という姿勢の現れであって欲しいですね。でも、あまり高価路線に行き過ぎないで・・・。


折角なので各社ごとに突っ込んでみましょうか(笑


軽の話しちゃったので、ダイハツはスルーします(爆


同じく軽のスズキ

軽に関しては車軸式でOK、名前がえらく難しいですが・・・まぁ、大体トーションビームみたいなもんですよ。

突っ込み所はソリオとスイスポかな?

ソリオは大きさ的にマルチリンクでもよかったんじゃ・・・と思うが、「走りはカンケー無いぜ!前に進めばOK」って割り切りなのだからいいのか・・・。

スイフトスポーツは・・・ねぇ・・・。なぜトーションビーム?

一応走りのモデルなのだから何とかして欲しかっですね。


次マツダでも行きます?

マツダは・・・マルチリンク好きですね(笑

というかラインナップ構成上こうなるんですね。

デミオ以下は車軸式、アクセラ以上はマルチリンクという。

スポーツ2車がマルチリンクなのはまぁ、当然というか。ね?スイスポさん。(←え?所詮スポーティ止まりだって!?)


お次は三菱

突っ込み所なし(オイ

綺麗に使い分けてるじゃないですか。パジェロだけなぜWウィッシュボーン?というのはありますが。


はい日産

スカイラインとフーガはWウィッシュボーンにしても良いんじゃないかと思いますが、それ以外はまぁ無いかな。


続いてホンダ・・・

まさかホンダに限って・・・そんな・・・そんな事って・・・・・・


なんでCR-ZとシビックTYPE R EUROが車軸式なの!?!?!?Σ(゚口゚;


意味が解らないんですけど??

軽・コンパクトと同類なの?彼らは!?

なんで、エリシオン・オデッセイにWウィッシュボーン使っておいて、スポーツモデルが車軸式なのさ・・・・?

走りのホンダはもう居ないのか・・・crz

次期NSXとやらも車軸式なんじゃないの?(爆


はい皆さんお待ちかねT社です(なぜか伏字)

冒頭で既にヴェル・アル・ウィに突っ込みましたけど・・・・。

トヨタさん素敵なくらいにトーションバー好きですね♪
※まぁ、ホンダも負けず劣らずですが(爆

と言うかクラウン・マークX格まで来ないと基本トーションバー一択です。

なぜかRAV4はWウィッシュボーンですが。SUV勢はそこそこ足も気にしてるのかな?

ってあれ?ランクルが車軸式だけど・・・・・これは?

SUVは車軸式の方がいいのかな?と思ったけど、悪路走るときに反対輪に影響が伝わる車軸式が良いわけ無いよな・・・。

そういえばパジェロはリアWウィッシュボーンだし・・・・・トヨタ・・・・ランクルまでコストダウンするなよ・・・orz



さて各社見てきましたが、トヨタ・ホンダが一番大きい突っ込みでしたね。

トヨタ:ヴェルファイア&アルファードがトーションバー式
   :ランクルが車軸式
ホンダ:スポーツモデルが車軸式



もちろん、なんでもWウィッシュボーンにすればいい。とか、車軸式は駄目だ。とかいう訳ではないですが、その車に合ったものを採用して下さいよって事です。

スバルの話になりますが、ちょっと前は軽でも独立懸架式だった訳です。

これが良いのか悪いのかって言ったら私は駄目出しします(笑

当然車軸式よりも独立懸架式のほうが個人的には嬉しいですが、そもそも軽の性能で独立懸架式が必要なのか?という話です。

独立懸架式だったスバルの軽は走りが良いという評価が多いです。

でもそのとき周りにいた他社の軽ってどんなでした?そもそもの想定・作りが違うじゃないですか。

例えばワゴンRが独立懸架式になったって意味無いです。

当時のスバル軽が走りが良かったのは別に独立懸架式のおかげではないです(多少なり貢献はしてますが)。全体の作りのおかげです。

用は適材適所なんです。最適化をした方がいい。

無理に高価な足を入れる必要は無いし、逆に入れないといけない車にはきちんと入れる。

これをするべきです。


今スバルはWウィッシュボーンを積極的に使ってますが下手したらこれが良いとも言えませんよね?

もしかしたら潔くマルチリンク式にしたほうが良いかもしれません。

いえきっとスバルの辞書には「使い分け」という言葉はないのでしょう。
「最高の足を入れたぜ、喜びな( ̄ー ̄)フッ」みたいな(爆


なんだか取り留めの無い話になってしまいました(笑

変に調べるもんじゃないですね(爆


さぁ皆さんはどんなサスペンション形式がお好きでしょうか?

以上~♪
Posted at 2011/12/26 18:33:38 | トラックバック(0) | 小難しい話とか | 日記
2011年09月16日 イイね!

デフ&LSD  ・・・そして待ってるオチは?

デフ&LSD  ・・・そして待ってるオチは?え~久しぶりに小難しい話でもしましょうか(爆

少し前のブログでデフについて話すなんて言ってしまったので、今回のネタはデフ&LSDです。
    :
    :
    :
  あれ?
少し前のブログって何時のだ?・・・確認中(((* ̄д ̄)Γ

ハイッ8/11のブログでした。1ヶ月前のじゃん(笑

まぁ、そんな瑣末事は軽~く流しましょう♪
  ↓
  ↓
  ↓
スポーツカーには定番のLSD
そして最近の車にはまず間違いなく付いてるデフ

両者の作用、効果について考えていきます。

まずは言葉の整理をしておきましょう。

デフ=デファレンシャルギア(差動装置)
LSD=リミット・スリップ・デフ(差動制限装置)

です。

よくLSDの事をデフと言いますが、デフと言ったら差動装置になっちゃいますのでLSDLSDと言いましょう。
そうじゃないとデフLSDの区別ができてない頭の悪い人と思われちゃうかも?
LSDの事をデフと言う輩が多いのでデフの事をわざわざオープンデフという場合もあります。

まぁ私もそんなに詳しい訳じゃないので、あまり突っ込まれると困りますが・・・(爆


さて、では質問です。


問1 デフってなにをしてるの?


問2 LSDってなにをしてるの?


これを説明できるならあまり読む必要は無いかと思います(爆

     :
     :
     :
     :
     :
     :

まずデフからいきましょうか。


車を真上から見た状態をイメージして下さい。
そして右コーナーを曲がりました。



内輪外輪は同じ距離を進んだでしょうか?

内輪よりも外輪の方が多く進みましたね?

多く進むと言う事は多く回転していると言う事です。つまり内外輪で回転差が生じます。

回転差という単語が出てきました。デフとは何でしたっけ?そう差動装置です。

差動装置。

デフはこの回転差を吸収する為のモノなのです。

え?なんで吸収する必要があるのかだって?

そりゃアナタ、もし回転差を吸収しなかったら、

内輪を激しくスリップさせながらコーナリング

する羽目になりますよ?

交差点を曲がる度にスキール音を鳴らしていては良い迷惑でしょう?

それに左右の回転差を吸収できない場合、タイヤのグリップに邪魔されて上手く曲がれません。


戦車やショベルカーのキャタピラを想像すると分かりやすいかもしれません。

キャタピラには舵角をつけるモノは付いてないですね。でも曲がれます。

それは何故か?左右の回転数を変えているのです。

右に曲がりたければ、左のキャタピラの回転数を多くすると右へ進んでいくんです。


車も同じで、右に曲がりたければ左輪を多く、右輪を少なくすると素直に曲がってくれます。


まぁ、ココまで言えばなんでデフが必要かは分かりましたよね?

速い(滑らかな)コーナリングの為にはデフは必須なのです。


しかし、そんなデフにも弱点があります。

空転したタイヤに全駆動力を与えてしまう
という構造上の弱点があります。

デフは抵抗の少ないタイヤへ駆動力を多く与えてしまうので、雪道や脱輪などで片輪が浮くと、
浮いたタイヤを必死に回します。

接地しているタイヤには全く駆動力が行きません。なので、自力での脱出は出来なくなってしまいます。



wikiにあった画像
まぁ、コノ画像をみてもイメージしづらいと思いますが・・・。

絵と文字だけじゃ仕組みの説明は難しいので割愛。詳しく仕組みが知りたければ自分調べてみてね。



さてそんなデフ弱点を補う為に登場するのがLSD(差動制限装置)です。

制限の文字から分かるとおり、デフ作用を制限するモノです。

いくつか種類があるのですが、やってる事は一緒です。

通常はオープンデフ(通常のデフ)として機能し、一定のトルクが掛かるとデフの作用を制限し、片輪の空転を防ぎます。

つまり、デフの機能を有しながら、脱輪しても自力で脱出できるのです(状況にもよりますが)

構造は・・・調べてみてね?機械式LSDが一番分かりやすいです。
分かりやすい画像が無かったので貼りません(爆


これでデフLSDの効果が(大体)わかりましたね?


でも、ちょっと待て!!

LSDが付いてるのはスポーツカーです。

スポーツカーって脱輪しやすいの?って思いません?今までの説明だと。

これなら普通車にこそLSD付けた方が良いじゃないですか。脱輪対策とスタック対策に。

でも付けないんですね~。

なぜか?
  :
  :
  :
コストが上がるから(爆


なんてことは置いといて・・・ノ- -)ノ


スポーツカーにLSDが付いてる理由を考えましょう。

脱輪やスタックの為に付いてる訳じゃあありません。
*インプやランエボは悪路を走れるようにと言う意味でのLSDでもありますが。


いやむしろLSDがない場合を考えてみましょう


さぁ、サーキットで思いっきりコーナーへ侵入しました。外輪に荷重が移り内輪の荷重が抜けていきます。

荷重が・・・抜ける。インリフトしちゃいました。

LSDが付いてないとインリフトした内輪へ駆動力が全ていってしまいます。

こうなると、もうアクセルでの制御は出来ませんね。

しかも空転したタイヤが地面に着くとタイヤの回転慣性でインタイヤが加速しようとします。

そうすると、コーナーの外側へ車が吹っ飛んでいきます(爆

これはまずいですね~・・・。



さぁ、コーナーをもうすぐ抜けてメインストレートへ。縁石を踏んで綺麗に抜けて行きたい。

でも縁石に砂がありました。縁石の乗ったタイヤが空転しました。

反対のタイヤに駆動力がいかないので、加速できませんでした。せっかくのストレートがぁ・・・。



デフだけだとこんな事があるんです。

LSDっていうのは速く走るためのモノなんです。だからスポーツカーに積極的に採用されているのですね。


しかし、LSDにも欠点はあります。

今までトルク感応式LSDについて話していました。
他にも回転感応式がありますが、これは基本的にセンターデフに使われるものなので、今回は除外します。

でトルク感応式LSDですが、イニシャルトルクという単語を聞いたことがあると思います。

トルク感応式LSDはトルク反力を受けると差動を制限する(片輪が空転すると、反対のタイヤに反力が掛かる)

この差動を制限するトルクイニシャルトルクです。反力がイニシャルトルクに達すると差動を制限します。


LSDとして機能するには絶対にイニシャルトルクがあります。

しかしこのイニシャルトルクが走行の邪魔をする場合があります。

イニシャルトルクが強いと、小回りしたとき(回転差が大きい)などに差動を制限してしまい、曲がり難くなってしまいます。

そしてイニシャルトルクが弱いと、差動制限が遅く、そもそもの効果を上手く発揮できない場合があります。


LSDも万能と言うわけではないのです。


普通車にLSDが付かないのはコスト高と言いましたが、こういったLSDの特性が一般には合わないと言う事。
そしてLSDのメンテ(ランニングコスト)LSD作動時のメカニカル音(モノにもよりますが)などデメリットが多いという事もあるのでしょう。


私はインプレッサに乗っているので前後ともLSDが入ってますがぶっちゃけ、
[悪路に行かない
&インリフトするほど走らない&脱輪させない]
と言うのであればLSDは要りません。

LSDは速く走る為の装備ではありますが、楽しく走る為のものじゃありませんし、その「速く」というのは結構な腕の持ち主じゃないと生かせません。

素人でインリフトしてまで攻める人が一体どれ位いるのでしょう?

そこまでの腕がない(あるいはインリフトしにくい車)のならLSDは無い方がコーナーはスムーズで速いです。


とまぁ、その考えからデフオイルの粘度を下げたのです(2011/8/11のオイル交換時)

付いてるLSDは外せない(外すとなると大事)ので、オイル粘度で調整しようという訳です。

オイル交換してしばらく走ってますが、圧倒的に曲がり易いです。

高粘度オイルのせいでデフの効果を邪魔をしている状態だった訳です。
粘度を下げた事による磨耗度合いが気になりますが・・・。、

まぁ、大丈夫でしょう。きっと。


あ、お分かりかと思いますが、
デフオイル
 高粘度→デフの動きが鈍い(抵抗が大きい為)
 低粘度→デフの動きが軽い(抵抗が少ない為)
となってます。


さて、長くなりましたがこれで、デフLSDについて大体分かって頂けたかと思います。

私の説明が間違っている場合もありますのでその際はご了承を・・・(笑

あ、ちなみにドリフト専用車はデフロック(差動制御なしの完全固定)しちゃって下さい。滑りやすくなります。



とまぁ、デフLSDについて色々書いたのですが、そもそもなんで今デフLSDなの?と・・・。


その理由は・・・これだ!?


F599XX

京商のMINI-Zレーサーです。

1/27サイズの室内用ラジコンなんです。

小さいくせに結構凝った作りで良く走ります。

ちなみに当然インプレッサ(鷹目)も持ってますよ♪



シャーシ(オプションパーツ沢山付いてますけど)

実は最近のマイブームなんです(笑

6月くらいから職場の方と一緒に始めて、遊んでます。今の所私が一番速い(嬉

私はラジコンの経験は殆ど無いので、実車を走らせる理屈でセッティングして走らせてます。


ちっこいくせに実車と同じ理屈でセッティングしてもちゃんと走るんですよコレが。

今回デフLSDを挙げたのもMINI-Zでギアデフ(オープンデフ)にするかボールデフ(LSD付き)にするかを検討するのに考えたのです。

ちなみに現状ギアデフ(オープンデフ)仕様です。ギアデフのほうが良く曲がります。
(上記で言った通りです。インリフト等しないならLSDなしがいい)

ちなみにこのギアデフ構造は実車と一緒(簡素化したもの)なので、デフの動きを手にとって確かめられます。

ボールデフはラジコンだけに使われるLSD付きデフです。
(解釈次第では機械式LSDに近い?・・・歯車の代わりに玉を使ってると思えば似てるかも。)


ラジコンというのは意外と実車のセッティングをシミュレートするのに向いてるかもしれません(笑

あくまで方向性の確認程度ですが。


面白いですよMINI-Z。


あまりの面白さに、8月末に職場の方と4人でMINI-Zする為だけにコテージへ泊まりにいきました(爆

コテージ内の6畳間にジョイントマットを敷き詰めて木の板で間仕切りを敷いた特設コースを作ってひたすらMINI-Zをしました。


泊まりに行ったコテージ

途中でデジカメを落っことしてしまい、動作不能に(爆
あんまり写真撮れませんでした(涙



皆さんもMINI-Zどうですか?
(あれ?デフ&LSDの話をしてた筈なのに・・・MINI-Z宣伝に?)
Posted at 2011/09/16 18:35:11 | トラックバック(0) | 小難しい話とか | 日記
2011年02月15日 イイね!

過給により発生する圧縮熱・・・

過給により発生する圧縮熱・・・え~物理の勉強の時間です(嘘

ターボ車乗りには切っても切れない縁の過給ですが、これによってもたらされる現象はなんなのか?って言う、極単純な事を考えます。

さぁ、なにが起こるでしょう?

皆さんもうお分かりですね。


まず、一番最初に出てくるのはパワーUPする事でしょう。
過給の目的はコレなのですから当然ですね。
空気を押し込んで沢山燃やす訳です。


で、次に思いつくのは何でしょうか?

インプレッサ乗りならあのどでかいインタークーラーが思い浮かぶハズです。

じゃあ、インタークーラーって何してるの?ってなります。

となると
「お前そりゃ、空気を圧縮(過給)したときに発生する熱を冷やしているんだよ」
って答えるでしょう。


はい質問です(゜v゜/ 
過給によって発生する熱は一体どれくらいなんでしょうか?


答えられる人は少ないのではないかと思います・・・。

と言う事で、空気の圧縮熱について調べてみます。

が、計算式など載せてもどうせ見ないでしょうから、結論です。
画像のグラフのようになります。


っとこれでは幾らなんでも投げ過ぎですね(笑

説明しますと、これは空気の断熱圧縮のグラフです。
*断熱圧縮の詳細についてはググってね?

x軸が過給圧(×100kpa)y軸が温度(℃)です。

各線は過給圧0時点でのその吸気温度の空気を圧縮した場合の線です。
*青い線「0」は0℃の空気を圧縮した場合です。



グラフだけだと分かりづらいので、表も載せましょうか。

吸気温度→    0     10    20     30     40
過給圧↓
    0     0.00   10.00   20.00   30.00   40.00
    0.1   10.61   21.00   31.39   41.77   52.16
    0.2   20.65   31.41   42.17   52.92   63.68
    0.3   30.21   41.31   52.42   63.53   74.63
    0.4   39.33   50.77   62.21   73.65   85.09
    0.5   48.07   59.83   71.59   83.35   95.11
    0.6   56.47   68.53   80.60   92.67   104.74
    0.7   64.55   76.92   89.28   101.65  114.01
    0.8   72.40   85.01   97.66   110.31  122.96
    0.9   79.91   92.84   105.76  118.69  131.62
    1.0   87.23   100.42  113.62  126.81  140.01
    1.1   94.31   107.78  121.24  134.69  148.15
    1.2   101.22  114.93  128.64  142.35  156.06
    1.3   107.94  121.89  135.85  149.80  163.75
    1.4   114.48  128.67  142.86  157.06  171.25
    1.5   120.86  135.28  149.71  164.14  178.57

*断熱圧縮の計算なので、実際はエンジンから貰う熱や奪われる熱などの外乱がありますので、誤差は多分にありますので、あしからず・・・。



これでどうでしょうかね?

フルブーストかけると100℃超えます

せっかく圧縮したのに温度が上がってしまっては空気密度が下がってしまいます

その為、インタークーラーで冷やしてあげるわけですね。


ちなみに以前のブログで、空気密度等に関して色々書きましたが、単純に空気温度が0→100℃になると26.81%出力ダウンします。
*280PSだと280→204.93PS

めちゃくちゃ下がりますね(笑

まぁ、もともと温度上昇分(I/Cでの冷却含む)あっての280PSですから、仮にI/Cを取っ払ってもココまでパワーダウンしませんが・・・。


インプレッサのインタークーラーの効率がどれ位かは分かりませんが、仮に100→50度まで、冷やせるとすると、204.93→236.66PSまであがります。その差31.73PSです。
空気温度は大事ですね~。
 *繰り返しになりますがコレは仮定です。本来はI/C冷却分を含めて280PSですからね。

あのインタークーラーは伊達ではないのですね。


とまぁ、こんな感じになりました。インタークーラー効率とか、外乱とか不特定要素も多く、ビタっと「こうだ!!」と言えないのが残念ですが、目安として、コノくらい圧縮熱が発生しているという事を知っておくのは良いかもしれないですね♪


以上!!圧縮熱でした(^ ^)/
Posted at 2011/02/15 20:59:07 | トラックバック(0) | 小難しい話とか | クルマ

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何シテル?   04/17 20:48
はじめまして、葵 由埜(あおい ゆの)です。 ★YouTubeとTwitter始めました。 ★できるだけ面白可笑しくをモットーに日々のクルマやバイク...
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