
毎年この時期に発表されている「
10ベストエンジン」の2011に
BMW2基が受賞しました。
BMWの受賞は
6年連続(2005を除くと
13年連続)の快挙です。
「10ベストエンジン」とは米国の『ワーズオートワールド』誌が1995年から開催しており、「エンジンオスカー」と称されるように、エンジンのエンターテインメント性や環境性能に的を絞って、同誌の編集者6名が10エンジンを選出するもの(ただし、高価な車両は除外)です。
今回、335iカブリオレに搭載されている
N55B30が受賞しました。
N54B30は08年09年と連続受賞し、専門家の中でも絶賛されたエンジンです。しかし、N54からN55にスイッチし市場投入後、ジャーナリストの間で賞賛の声はあまり聞こえてきません。
N54が投入された時の評価はすばらしいものでしたが、それに比べN55はいまひとつなのかなぁ、と危惧していました。
考えてみれば、N54が市場投入された当時、BMWとして久々の直6ターボエンジン、それもレスポンスがNA並みでダウンサイジングのお手本みたいなすばらしいエンジンで話題たっぷりでした。
N55はそんなN54の延長線上のエンジンで、省エネタイプになったくらいでは改めて騒がれないのでしょうね。。。
今回、改めて専門家からN54と同様にN55も賞賛に値するエンジンであると認められたことがうれしいです。
【10ベストエンジン2011】
・アウディ『S4』の3.0リットルV6スーパーチャージャー「TFSI」
・BMW『335i』の3.0リットル直6ターボ
・MINI『クーパーS』の1.6リットル直4ターボ
・クライスラーのダッジ『アベンジャー』の3.6リットルV6
・フォード『マスタングGT』の5.0リットルV8
・シボレー『ボルト』の1.4リットル直4+モーター
・ヒュンダイ『ジェネシス』の5.0リットルV8
・日産『リーフ』のモーター
・VW『ジェッタTDI』の2.0リットル直4ターボディーゼル「TDI」
・ボルボ『S60』の3.2リットル直6ターボ
エンジンではない日産『リーフ』のモーターを選ぶあたり、柔軟性があり流石、権威ある賞であることを醸し出していますね。
その他を見てみると・・・まぁ、多少のアメリカ贔屓は致し方ないところです。
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ちなみに2010年、2009年は以下の通りです。
【10ベストエンジン2010】
・アウディ『A4』の2.0リットル直4ターボ「TFSI」
・アウディ『S4』の3.0リットルV6スーパーチャージャー「TFSI」
・BMW『335d』の3.0リットル直6ツインターボディーゼル
・フォード『フュージョンハイブリッド』の2.5リットル直4+モーター
・フォード『トーラスSHO』の3.5リットルV6ターボ「エコブースト」
・GMシボレー『エクイノックス』の2.4リットル直4「エコテック」
・ヒュンダイ『ジェネシス』の4.6リットルV8
・スバル『レガシィ』の2.5リットル水平対向4気筒ターボ
・トヨタ『プリウス』の1.8リットル直4+モーター
・VW『ジェッタTDI』の2.0リットル直4ターボディーゼル「TDI」
【10ベストエンジン2009】
・トヨタ/レクサス『IS350』の3.5リットルV6
・ホンダ『アコードクーペ』の3.5リットルV6
・BMW『135iクーペ』の3.0リットル直6ツインターボ
・BMW『335d』の3.0リットル直6ツインターボディーゼル
・アウディ『A4アバント』の2.0リットル直4・TFSI
・VW『ジェッタTDI』の2.0リットル直4・TDI
・GM/キャデラック『CTS』の3.6リットルV6
・フォード『エスケープハイブリッド』の2.5リットル直4+モーター
・クライスラー/ダッジ『チャレンジャー』の5.7リットルV8HEMI
・ヒュンダイ『ジェネシス』の4.6リットルV8
Posted at 2010/12/09 08:36:09 | |
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BMW | 日記