東京モーターショーに行ってきました。
そのまま行くのはありきたりなのでちょっとルートを工夫しました。
六本木のメルセデスMeで
メルセデス初の電気自動車を試乗。
その後メルセデスが無料運行している送迎車で東京モーターショーに行きました。
六本木のメルセデスmeに到着したのは10時半。
試乗予約は11時なので時間まで館内をウロウロ。
ギャラリーの特等席には
VisionTokyoというコンセプトカーを展示。
未来の都市間移動車です。
さて時間になったので試乗します。
今回試乗したのは
メルセデス初の量産電気自動車EQC400 4MATICです。
スペックのおさらいです。
全長×全幅×全高:4761×1884×1623mm
ホイールベース:2873mm
パワートレイン:非同期モーター2基
バッテリー容量:80kWh
車両重量:2495kg
最高出力:408ps
最大トルク:78.0kgm
0-100km/h加速:5.1秒
スタイルはクロスオーバーSUV。
乗り込んでスタートボタンを押しますが無音。
右手でDレンジにしてアクセルを踏むと滑らかに動き出します。
走り心地・乗り心地はしっかりメルセデスしています。
モーターは前後に2基搭載され駆動の中心はフロント側。
強い加速が必要なときなどにはリヤモーターも駆動力を発揮するパートタイム四駆。
微速からアクセルをやや強く踏み込むと、強いトルク感。
そのまま踏んでいるとまるでスポーツカーのような加速を無音でこなします。
重量約2.5トンのクルマとは思えない豪快さです。
そりゃ
408ps、78.0kgmのトルクですからね。
電気自動車と言えばアクセルを緩めるとブレーキが利くような回生ブレーキ。
これがどうも馴染めない。
このクルマはまったく違和感がありません。
そのことを聞くとステアリングホイールのパドルで4段階の切り替えができる。
一番強い設定にすると回生ブレーキだけで十分な減速が得られるとのこと。
いやいや時代ですね。
まだまだバッテリーが高価なので普及は限定的だと思います。
その課題がクリアになれば一気に普及するかもしれないと思わせる試乗でした。
メルセデスmeの1Fのカフェでランチ後、
無料送迎車で東京モーターショーへ。
Vクラスに乗って役30分で到着です。
入り口はメルセデスブースのすぐ脇と嬉しい配慮。
臨時入場口からちょっとだけ歩くと目の前にはメルセデスブース。
始めに
A45Sをチェックします。
まずはスペックのおさらい。
メルセデスAMG A 45 S 4マチック+
ボディサイズ:全長4445 全幅1850 全高1412mm
ホイールベース:2729mm
車両重量:1550kg
エンジン:直列4気筒DOHCターボ
総排気量:1991cc
ボア×ストローク:83.0×92.0mm
最高出力:310kW(421hp)/6750rpm
最大トルク:500Nm/5000-5250rpm
圧縮比:9.0
トランスミッション:8速DCT
駆動方式:4WD
0-100km/h加速:3.9秒
最高速度:270km/h
このクルマの売りは世界最強の2リッター4気筒ターボエンジン。
現行A45のM133エンジンからM139にスイッチ。
最高出力421馬力、最大トルク500Nmを発生します。
回転とともにトルクが盛り上がるNAのような特性を持たせたとか。
ノーマルのAクラスよりも54mm幅広いフロントフェンダー。
なかなかの迫力です。
縦にルーバーが入った AMG専用ラジエターグリル、カレラ・パナメリカーナが目を引きます。
乗り込んでみると計器類など他のAクラスとそれほど眺めは変わりません。
平面の液晶メーターは先進的なのですが、どうもあまり好きになれません。
このエディション1の価格は919万円。
一般型は790万円で、デリバリーは2019年11月以降に開始となる予定とのこと。
買い替えは微妙ですね。
さて次のお目当ては
ワールドプレミアとなったALPINA B3リムジン。
ベースは2019年に発売されたG20型7代目3シリーズです。
先行して2019年9月のフランクフルト・ショーでツーリングが公開。
リムジン(セダン)は今回の東京モーターショーが世界初披露です。
それではスペックのおさらいです。
ボディサイズ:全長4719 全幅1827 全高1440mm
ホイールベース:2851mm
車両重量:1785kg
エンジン:直列6気筒DOHCツインターボ(なんとベースはM謹製のS58型)
総排気量:2993cc
ボア×ストローク: 84.0×90.0mm
最高出力:340kW(462ps)/5000~7000rpm
最大トルク:700Nm/3000~4250rpm
トランスミッション:8速AT
駆動方式:4WD
0-100km/h加速3.8秒
0-200km/h加速13.4秒
最高速303km/h
車両本体価格(税込):1229万円
このクルマで話題になっているのはエンジン。
現行型はN55エンジンをアルピナ流に改良して搭載。
なので新型もN58ベースになると思っていました。
しかししかしX3MおよびX4Mに搭載されている最新S58型直列6気筒ツインターボを搭載です。
その速さは0-100km/h加速がなんと3.8秒です。
BMWはよくMエンジンの提供を踏み切りましたね。
でもまあBMWのM3・M4は万台レベルの生産量。
それに対しALPINAは他のシリーズもあわせても年2000台にも満たないメーカーです。
BMWから見たらマーケティング的な位置付けなのかも知れませんね。
外観はこれまでに較べて結構、アグレッシブ。
内装もAPLINAといえば標準装備の木目でしたが、今回は標準外。
どうやら購入層の若返りを期待しているようです。
記事で読むと足回りも少しハードにしている模様。
走りも少し変わっていると思います。
予約注文の受け付けが開始され、納車開始は2020年秋の予定だそう。
いやいや気に入りました。
その他のブースを回りましょう。
目に付いたのは
ALPINE A1190S。
綺麗なスタイリングですね。
日産ブースでは
GT-R50周年記念車。
なかなかマッスルです。
ホンダNSXのオレンジの車体色が目を引きました。
レクサスでは
LCコンバーチブル・コンセプト。
販売されるとラインアップが華やかになりますね。
年々ジリ貧になる東京モーターショー。
今年の人出はまずまずかな。
いろいろ工夫して盛り上げる努力をしているようです。
今までにない試みなどを探すのも面白いかもしれません。
日本の基幹産業のクルマ、やっぱり開催されないとと寂しいです。