
六本木にあるメルセデスMeでSクラスの新グレード、
S450エクスクルーシブを試乗してきました。
S450を試乗した目的はメルセデスとして約20年ぶりに復活した「M256」と称する新型直6エンジン!
直6といえばBMWですが、20年前まではメルセデスの直6もW124型Eクラス等に搭載され評判も上々でした。
この系譜のエンジンが復活したのでぜひぜひ味わいたいと思い、試乗してきました。
六本木までお出かけするので日頃クルマで行けないところに立ち寄りしました。
向かった場所はメルセデスMeからほど近い
迎賓館赤坂離宮です。
世界各国からの賓客を迎える迎賓館赤坂離宮。
2016年に一般公開されるようになって以降、見学者が後を絶たないそう。
見学はWebによる予約制。
なので混雑することなくゆっくり鑑賞できます。
建築・装飾技術の粋を集めて造りあげた迎賓館はどこを見ても美しいと評される国宝の建物です。
大理石などで煌びやかに装飾された館内は豪華・絢爛でうっとり。
数々の外国要人を迎えた歴史の舞台となった室内。
その誇りと伝統の重みが伝わってきます。
館内のほんの一例ですがご紹介・・・
国・公賓主催の公式晩餐会が催される
「花鳥の間」。
部屋に飾られている花や鳥が描かれた30枚もの美しい七宝焼き。
下世話な話で恐縮ですが、その価値は一枚7000万円。
30枚全て合わせれば総額21億円で、非常に貴重なものなのだそう。
「羽衣の間」に吊るされた3つのシャンデリアは館内で最も豪華な照明。
バカラ社製の7000個のクリスタルガラスで装飾されています。
一般公開してから来館する人の息で湿度が高くなり、曇り始めてきたそう。
磨く職人さんを探しているのですが、モノがモノだけになかなか見つからないそうです。
(館内は撮影禁止なので画像がありません。)
迎賓館正面の
「主庭」は全面が砂利敷きです。
中央の見事な噴水の周りには数々の季節の花。
来訪の記念にこの大噴水越しの本館の撮影が人気だそう。
正門から迎賓館赤坂離宮・本館までの約220メートルを結ぶ
「前庭」です。
ベルサイユ宮殿の前庭にならって趣のあるピンコロ石が敷き詰められています。
両側には庭園が広がり、日本らしさを表すため142本の黒松が植えられています。
ここだけは申込不要、無料で見学できます。
さて試乗です。
試乗車メルセデス・ベンツS450エクスクルーシブのおさらいです。
ボディーサイズ:全長×全幅×全高=5125×1899×1493mm
ホイールベース:3035mm
駆動方式:FR
エンジン:3リッター直6 DOHC 24バルブ ターボ+スーパーチャージャー
トランスミッション:9段AT
最高出力:367ps(270kW)/5500-6100rpm
最大トルク:500Nm(51.0kgm)/1600-4000rpm
価格:1363万円
乗った第一印象は
その静けさと振動の無さ。
エンジン時は500rpm付近と低めですがほぼ無振動。
アイドリングストップしてもメーターを見ていないとわかりません。
動き出しは穏やかそのもの。
しかし低回転で効くスーパーチャージャーの恩恵でトルクフルです。
車重を感じさせず、ぐいぐいと前に向かいます。
街中では頑張って踏んでも回転数は2000rpm超えあたりがせいぜい。
でもフィールの滑らかさはあの直6な感じそのもの! です。
ドアの開閉からハンドル、アクセル、ブレーキどんな操作でも滑らかそのもの。
乗り味はまさにザ・メルセデス。
運転するのも楽しいですが後席でゆっくりくつろぎたくなるクルマでした。
試乗後にはアンケート。
その際メルセデスが協賛しているカナダドライの炭酸水をもらいました。
試乗が終わり、時間を確認すると18時過ぎ。
今日はここメルセデスMeで夕食です。
今回は2階のレストランではなくNEXTのテラス席でカジュアルに。
チーズを主体にしたコース料理を頂きました。
チーズフォンデュがおいしかった!
帰りには21時まで営業しているミッドタウン内にある
福光屋に立ち寄ってお買い物。
今回は
酒かすチーズブリュレと
能登の干し甘えびを買いました。
連休はどこも混雑ですが、今回訪問したところは比較的すいていました。
都内散策は結構、穴場かも知れません。