
昨年2021年2月11日の建国記念の日にタイカンが納車されました。
昨年3月11日に書いた拙ブログ「タイカン雑感」にタイカン納車1ヶ月後の最初の感想が書いて有ります。
今回は1年間乗ってみて、新型車の初期モデルにありがちな初期不良(?)の数々に付いてレポートしてみたいと思います。
また1年間乗っていたことによる不具合に付いても。読み終わられた方はワタクシメに励ましの「イイね!」をお願いしますwww
1. 自宅充電用のポルシェ純正8kW充電器が未納

初めてEVを乗るに当たり200Vを新規に引いて貰い、自宅に充電器を設置しました。
本来なら納車時に間に合わせるべき、ポルシェ純正8kW充電器が間に合いませんでした。
結局、とりあえず別の充電器が設置されました。
(↑ 上のディーラー内の見本と比べると見た目が糞ダサイです。)
厳密に言うと充電ケーブルと巻き付ける黒い楕円のカバーはディーラーに届いているのですが、中央に収める充電器が届いていない!
本当のはもう少し分厚くて、楕円形のカバーと段差無くツライチになるそうです。
納車時の営業さんのお話では「運輸省の認可が遅れており…五月連休の過ぎにはくるというお話です。」
だそうです。(後述します)
2. コンピューターの不具合が多過ぎる
992からPCMのコンピューターが変わったとの話を聞きましたが、それの具合が悪過ぎる。基本的にタイカンは電気自動車=動くパソコン、みたいなものですがそのコンピューターのバグ?が多過ぎました。
最初に気付いたのは…
① リバースギアにすると助手席側ミラーが空を映す
納車して数日、車庫入れの時に「やけに停め辛いなあ…やはり全長が5m近いからかなあ…でも前車のカイエンと10cm違わないんだけどなあ…」と思っていました。
あ!
途中で気付きました。
普通、リバースギアを入れると助手席側ミラーが下がって白線が見やすくなりますよね?
これが何故か、納車時におかしくてリバースギアが「自動降下」では無く「自動上昇」していました!それりゃ見辛い訳だ。
気付いて、写真の画面へ行きチェックボタンを外したり&入れたり何度かしたらいつの間にか直りました。
② やたらコンピューターからエラーメッセージが出る
突然ログアウトしてみたり…
エラーメッセージがポンポン出て来たり…
さらに沢山出て来たり…
③ Bluetoothが繋がらなくなったり
普段は手持ちの iPhoneと繋いで車内で聞いているんですが聴けなくなったり。
④ エアコンが同期しか出来なくなったり
タイカンはもちろん、運転席と助手席で別々にエアコン温度設定出来るんですが同期ボタンを押していないのに同じ温度しか設定出来なくなったり。
⑤ レーンチェンジアシストランプの不点灯
(※写真はハメ込み合成です)
レーンチェンジアシスト、後側方からの車両接近をレーダーで捉えてドアミラー内に黄色いLEDが点くのですがコレが時々、点かない時がありました。
これは怖い不具合だと思います! これも数日間ダメで、また戻ったりします。
⑥ アンビエントランプの色が変わる

OPで付けたアンビエントランプ、いつもレッドにしていますが時々何故か白色光になっています。まあ大したことじゃないか。
⑦ フロントモニターにナビ画面が表示されない

私はフロントモニターはデフォルト画面の三連モニターとしているのですが、たまに暇つぶしナビ画面を展開してみると表示されないことがあります。
⑧ ナビ画面がドイツ語表記になる
これは以前、ブログに書きましたね。
⑨ スマホアプリのポルシェコネクトと繋がらない

時々ありますね。
今後このアプリは消えて「マイポルシェ」ってアプリに統合されるみたいです。
⑩ シートヒーターが全席勝手にONとなる

厳密に言うと、納車1年の時点を過ぎてすぐに発生した異常がコレ!
車を始動すると何故かシートヒーターが2目盛り分のONとなります。これは直前までの走行でシートヒーターを使っていても・使っていなくてもなりました。
写真ではシートヒーターだけで無くリヤウィンドウのデフォッガーも押しても無いのに勝手に点いております。謎現象…
ちなみに…

後から気付いたのですが、誰も乗っていないリヤシート用のシートヒーターも2目盛り分のONとなっている…www
結局この現象は1ヶ月くらいしたら自然に直りました。
3. 夏場にエアコン故障

ブログで紹介しました。
「タイカンのエアコン故障…(汗)」
7月末の猛暑の中、エアコン(冷房)が壊れました。詳細はリンク先へ。
4. 冬場にもエアコン(暖房)故障

ブログで紹介しました。
「タイカンのヒーター故障修理完了!」
そろそろ朝晩が寒くなりエアコン(暖房)を入れ始める11月中旬、今度は暖房が効かなくなりました。夏場のクーラー故障とは原因が全然違います。
部品欠品のため、修理に2ヶ月もかかりました。
5. 洗車時に充電ポート蓋が開いてしまう
洗車時にシャワーで水をかけるとセンサーが働いて、充電ポート蓋が不用意に開いてしまいコンセントを濡らしてしまうことが多発。

原因は…
蓋を開けるためのヒレ状のセンサーが敏感でシャワーの水で誤作動してしまうから。
かなり慌てます!!!
営業さんからスマートキーの「ロックボタン」「アンロックボタン」を同時に押すとポルシェクレストが赤くピカピカと光ってスマートキーの電波が止まりますよ!
と教えて頂いたので試してみました。
だいたいは良かったのですが、それでも何故だか5回に1回くらい充電ポートの蓋が開いてしまいました…

仕方がないので最近は洗車する時に…
① スマートキーのボタンを2つ押して電波を止めて
② そのキーをお菓子の空き缶へ入れる様にしました。
これでやっと洗車時に蓋が開くのが避けられました!
そしてこれは故障では無いのですが…
6. タイヤ寿命が短い&サイズが無い!

前車のカイエンはヘビー級SUVでタイヤの減りが早かったです。
だいたい走行12,000kmから乗り心地が悪くなり、ロードノイズが大きくなり乗って辛かったです。そこで14,000〜15,000kmでタイヤ交換を行っておりました。
しかしタイカンは車重が2,400kgと重いせいなのか、ターボSの1050Nの大トルクがいけないのか…走行距離8,500kmくらいから乗り心地不良&ロードノイズ大となりました。
10,000kmを超えた今は乗っていて苦痛なくらいです。
しかし…
フロント 265/35R21
リヤ 305/30R21
というサイズでタイヤが選べない!
もともとピレリが付いており、それしか選べないと思いましたがどうやらミシュランでもサイズが有る様です。
ただし…
ピレリ日本法人
ミシュラン日本法人
共に在庫ゼロ!
入荷予定不明!多分3月以降?
だ、そうです。
…マジかよ…
というか、
もしパンクしてしまったら3月まで全国にあるタイカンターボSは不動車ってことになるの???
7. 内装からキシミ音がしてくる
1年くらい経った辺りから走行時に内装からのキシミ音がしています…(涙)
運転席側のBピラーの辺りと
助手席のダッシュボード前方から、です。
特にBピラーはドライバーの右耳の耳元なので…
「キシキシキシ、キシキシキシ、キシキシキシ」
ととても耳障りです。
寒い日、乾燥した日に多い印象です。
古いタクシーに乗ったり、古い代車を借りた時とかに時々聞こえましたよね。
内装材のキシミ音…
まさか2000万円を超える車で聞くことになるとは思いもよりませんでしたネ!
これも修理の為にポルセンの代車の手配をして貰って、預けようとするとその2日前くらいからキシミ音が消えてしまうんですよ…
と言うことで未だ修理出来ていません。
以上、1年間で私が経験したタイカンの不具合をレポートしました。
了
みなさま励ましの「イイね!」をお願いします!
不具合だらけのタイカンですが、それでも私的にはそれを上回る、新世代ポルシェ…初BEVなので気に入っております!
改めて今回のブログは
<タイカンのプロフィール>
…を読み返してみると、プロフィールの中に書いて予言した通りの?人柱レポートでしたねwww
ところで…
↓ ↓ ↓ ↓
1年経っても…ポルシェ純正の充電器は届いておらず、
自宅用充電器はこのままですwww
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ポルシェ | 日記
Posted at
2022/02/13 09:21:17