
今日の午前は横浜レンガ通りのEPM 2016に参加していましたが、午前11時に引き上げました。
午後2時から地元ポルシェセンター開催のファクトリーツアー『PORSCHE DAYS』参加して来ました。
(今回日程が重なっていたので諦めていたのですが、奥さん日中不在で子供の塾のテストのお迎えが午後1時でしたので頑張って両方参加しました。ハードスケジュールでした!(汗))

横浜を午前11時前に出て、新幹線へ搭乗→新幹線が12時半過ぎに駅に到着→駅前に停めていた車でテストが終わる午後1時に塾へお迎え→子供達とお昼ご飯を準備、速攻で食べて→地元ポルシェセンターへ向かいます!(汗)
せっかくなので1ヶ月ぶりに964で出掛けました。午後2時ギリギリに滑り込みました。

ファクトリーツアーは午前の部・午後の部とそれぞれ定員が20名でした。定刻通り午後2時に午後の部がスタート!店長以下、スタッフ全員でご挨拶から始まりました。
今回のテーマは『ターボ』です。

3人の営業さんが交代でパワーポイントで座学を45分ほど。内容的には先々月ポルシェセンター静岡で開催された
第五回ファクトリーツアーと被るので省略。

座学の後に休憩が。その間に静岡の空冷マスターのKさんが、エンジンのカットモデルの紹介をしてくれました。(Kさん自主制作のもの)

また商談ブースの一つにポルシェセンターのスタッフの昔のコレクションが展示されていました。スーパーカー世代の私には見ているだけで楽しかったです♪

休憩の後はヘルメットをお借りして工場ブースへ移動します。

「ターボ」の講義の為に、リフトアップされたのは現行の991.2と718ボクスターの2台でした。静岡のファクトリーツアーでは、4台(930ターボ、991ターボ、991.2、718ボクスター)が用意されていたのでチョット寂しかったです。
写真は、991.2で新しく縦長になったリヤフードのスリットからバンパー両脇にあるインタークーラーの排気口まで風の流れをエアガンを吹いて見せてくれたところです。

991.2から導入されたフロントのアクティブ冷却フラップの動きを見せてくれました。ここから入って冷たいエアーが、

矢印の様にフロントブレーキへ誘導され、ブレーキシステムを冷却しているそうです。

静岡でも説明を受けましたが、718ボクスターのインタークーラーは走行中のエアの入らないミッドシップエンジンの上にあるので「水冷式」だそうです。

718ボクスターの「S」のターボチャージャーは991ターボと同じには可変タービンジオメトリー(VTG)が付いており、その動きをカットモデルで見せて貰いました。
以上で今回のファクトリーツアーのお題「ターボ」は終了。
次にポルシェのメンテナンスについて2つ講義が有りました。
第一題は・・・

ポルシェを好調に維持して行く上で大事なオイル交換について説明がありました。写真の3つのガラス瓶の中のオイルは右から「新油」「走行5,000km」「走行10,000km」のものだそうです。写真では光の加減で良く見えますが10,000km使用後のオイルは結構黒かったです。
第二題は・・・

ポルシェのバッテリーについてです。
ポルシェを所有しているかたは必ずしも毎日乗る車では無いので突然のバッテリー上がりを経験する方も多いとのことでそのバッテリー上がりの対処法です。
ちなみに911シリーズとボクスター&ケイマンシリーズのバッテリーはフロントフード内に有ります。パナメーラとマカンはリヤトランクのマットの下に有ります。
問題)それではカイエンのバッテリー搭載位置はどこでしょうか? 答えは後ほど。
911&ボクスターのバッテリーはフロントフード内に有ります。空冷時代のモデルのフロントフードの開閉はワイヤー式でした。ですからバッテリー上がりしていてもフードは開けれます。しかし現在の911のフロントフードは電気式で開きます。
ですからバッテリー上がりしているとバッテリーの納まるフロントフード自体を開けることが出来ません!!
その時の対処法を説明してくれました。(知っている方にとっては釈迦に説法でしょうが)

運転席前方の足許の中にヒューズボックスが隠れています。(矢印)

ヒューズボックスの中にバッテリーを繋ぐ端子が隠れています。救援車からのバッテリーケーブルをこの端子と、Bピラー内側にあるドアハンドルキャッチャーの金具をアースとして繋ぐとフロントフードを開けることが出来るそうです。(ただしここはフードへしか電気が流れないので、ここでそのままエンジンを掛けることは出来ません。)

そしてフロントフードが開いたら救援者からのバッテリーケーブルを繋ぎます。(写真では救援車の代わりにバッテリー単体で実演しています。)
そこで注意点が一つ!!

救援車からの赤いワニグチ端子をプラス端子に装着した後、決して救援車のマイナスワニグチ端子を
自分のバッテリーのマイナス端子(矢印)に装着してはいけません!!
何故ならアイドリングストップ機能のキモとなるバッテリーセンサーがマイナス端子に附属しており、ここで過電流を流すとバッテリーセンサーが壊れるそうです。ですから写真で青いワニグチ端子が付いている右手にある専用ポイントへ繋ぐそうです。
大変勉強になりました!m(_ _)m
午後4時過ぎに予定通り終了しました。

駐車場は必ずしもポルシェでなくベンツ有り国産車有りでした。オーナーに限らず見込み客にも門戸を開いているのがいいですね。参加者の20台のうち、それでも空冷が5台。水冷が4ドアポルシェ含めて5台くらいかな。
さすがに疲れました〜!ですが充実した一日でした。
地元ポルシェセンターのスタッフたちに感謝です。
・・・あ、問題の答えですがカイエンは右側の前席の下にバッテリーがあるそうです。(右ハンドルなら助手席下、左ハンドルなら運転席下になります。)
Posted at 2016/11/19 14:53:25 | |
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