ここは道央自動車道の
輪厚パーキングエリア。
Nバンに乗ってバイクを
引き取りに行ってきました。
その車両がコチラ。
今年の春に売却した
ヤマハ XT250T です。
お譲りしたオーナーさんから
オイル漏れをしたので
見て欲しいとLINEが来たのね。
なるほど、アンダーガードに
その跡がありました。
・・・
ガレージへ入れて
さっそく点検です。
アンダーガードを外すと裏側が
オイルで真っ黒になっていた。
クランクケース下部の様子
総じてウエッティーだが
ダダ洩れの感じでは無い。
・・・
漏れ箇所を確認してみる。
まず最初は
クランクケース左側から
ドライブスプロケット裏と
シフトの付け根のOリング
それにドレンボルトの3箇所
いずれも
オイル漏れはしていなかった。
・・・
次はクランクケース右側
キックアーム付け根あたりに
光るオイルの跡が見えたけど
綺麗に清掃してみると
キックシャフトのOリングからは
洩れて無いことが分かった。
と、その時
近くのボルトの頭が
削れているのを発見 !
キックを踏むときに
アームがボルトに当たったようだ。
こういう事態になるには
何らかの理由があるはず。
やっぱりか (。-_-。)
クルクルと指で
回せるほど緩んでる。
だからボルトの頭が飛び出して
キックアームの付け根に
接触・干渉していたのだ。
・・・
クランクケースカバーの
ボルトが緩んでいるなら
オイルは簡単に漏れ出すよね。
純正のプラス頭のボルトは
ナメやすくてトルクの管理が
しにくいのが難点です。
そこでキックアームに
干渉しない頭の低いタイプの
10mmボルトへ交換。
このほかの箇所に関しても
増し締めをしたし、これで
オイル漏れは止まるはず。
・・・
通常ならここで
試運転へ出かけるのですが
まだやることがあるんだな。
アイドリングがラフで
稀にエンストするらしいので
それを解消します。
やったのは
エアクリーナーの清掃です。
色がグレーなので
分かりづらいですが
砂やホコリにまみれていた。
専用の洗い油を使います。
この状態でキャブの空燃比を
調整してアイドリングを正規の
1350~1400回転に設定。
これでようやく
試運転へ出かけられます。
・・・
やって来たのは家から
15km離れた石狩川河口です。
弾けるような排気音が
気持ちイイですね~
調子は上々なのだ ♪
オイル漏れは
見当たりません。
アイドリングも安定して
問題ない感じです。
・・・
念のため一晩おいて
様子を見たがオイル漏れは
止まったようだ。
アンダーガードは付着した
オイルを清掃してから取り付ける。
万が一また漏れた時に
確認がしやすいからね。
ほかにも色々点検して
Fブレーキレバー遊び調整
ライト光軸調整を行いました。
・・・
同日、オーナーさんへの
引き渡し風景です。
エンジンの調子も良くなり
喜んで頂けました~ ♪
(*´-`*)ゞ ポリポリ
・・・
オーナーさんは
このXT250Tを非常に
気に入ってくれています。
4月に買ってから
もう1000kmも走ってるし (笑)
確かに、そうだよ。
オフ車はどんな使い方だって
楽しめるから当然なのだ。
うーん、でも困ったな・・・
またオフ車をレストア
したくなりました (爆)
おしまい。
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バイク屋的な? ブログ (*^m^*) | 日記
Posted at
2021/09/13 12:06:21