判決後の裁判員私感報道に物申す

先日の少年殺人犯への死刑判決に参加した
四十才前後の男性裁判員の顔出し会見テレビ映像を見ていて、
今まで感じていた事が、書かずにいられなくなってしまいました。

裁判の重みと云いますか、量刑が言い渡せられる重みが、
万人が良くも悪くも心に残ると云うか、
裁きが下ったと感じていたとワタシは思っていましたが、

裁判員制度が発足後、裁判員の会見をテレビ映像で見る様になってから、
意味合いが軽く思えてしまう自分がいます。
裁判（事件）自体の記憶が残る前に、
裁判員の感想が、事件の全ての記憶として残ってしまっているのではと。



今回の男性裁判員の様な場合、より顕著に感じました。

悪く取れば、目立ちたがり屋の、自身に酔った話し方をする方が、
世論を誘導する発言をしても、
何の法的罰則無く、判決も変わりません。

又、この方の為に裁判をしている様な、意味不明な感覚も残ってしまいます。

被害者が可哀相。