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2023年11月11日 イイね!

アバタはエクボにならず -2-

アバタはエクボにならず -2- 翌日。昨日の作業の筋肉痛が全身を覆います。翌日出てくるなら俺も若いなと、喜んでいる場合ではありません。

 前日は洗濯などの家事は作業後、夜にやればいいやと放り出していたのですが、ご多分に漏れず、作業後は夕飯さえも作る気力と体力が残っておらずレトルトで済ませる状態だったので、まずはひと通りの家事をこなしてから開始となったため、時間が押し気味。

 予定では完了しているはずの、バンパーのパテ研磨も終わっておらず、昨日研磨したリアバンパーも、陽の下で見てみると、ぜんぜん研磨が荒過ぎたので、こちらもやり直し。
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 あちらこちらと不備が目立つので、手直しを入れて、やっとプラサフ吹きにかかります。
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 ここで今回、マスキング用に養生シートを買い入れていたのは役に立ちました。端に養生テープが付いているので、これをボディに張りながら伸ばすわけです。
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ただ、ついふだんのガムテの感覚で、最初にテープを伸ばしてしまうのですが、それをやると、シートが薄いため、そよ風でも舞ってテープに張り付いてしまうため、そんなどたばたもあって、マスキングにかなり時間を食ってしまいました。もっとも、古新聞を使うことを考えると、ずっと楽でしたが。
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 この養生シートを使うコツは、よく切れるハサミかカッターを使うことですね。切れない刃物を使うと、シートが薄いのでぼろぼろになってしまいます。

 本来、バンパーは専用のバンパープライマーを吹くべきと思いますが、そこまできれいな仕上がりは望んでいないので、ボディ用のプラサフで兼用しました。

 幸いこの日は湿度低め、気温高めだったので、乾燥が早く、順調に水研ぎに移ります。
 ペーパーで境目と表面のザラザラを取ってやり、細目のコンパウンドで仕上げますが、コンパウンドがけはけっこう雑。
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 そして再度マスキングをし直し。こんどは本塗りで、範囲が広いのと、色付き塗料になるので、ガラス等に飛ばないよう、しっかり行う必要があり、モスボール状態にします。
 と。あともう少し、というところで、養生シートを使い切ってしまいました。25m巻だったので、余裕だろう、と思ってガンガン使ってしまったり、張り方が悪くて張り直したりで、思った以上に使ったのが原因ですが、安いものなので、ケチらず2本買っておけば良かったと、後悔してももう遅い。(笑
 仕方ないので、残ったタイヤなどは、伝家の古新聞でマスキングしました。

 ところが、さて塗装…というところで、問題発生。
 あ~るくんのブリーズブルーは、メタリック色なので、クリアの上吹きが必要です。
 が。クリアスプレーが、使いかけのものしかなく、足りないことに気づきました。事前の確認不足ですね。
 仕方ないので、エスクでホムセンに走り、ここでも30分ほど浪費。

 そしてやっと本塗りにかかります。
 時刻は予定の2時間オーバー。日も傾き始めているので、急がねばなりません。

 最近はボカシ剤なるものが出ており、これを本塗りの前後に吹くことで、ザラつきを抑えるとのことで、まずはこれをスプレーし、続いて本塗りにかかります。

 スプレー缶をしっかり降って撹拌し、緊張の一瞬、色が付き始めたその瞬間。
信じられないことが起きました。
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 なんと、色がダマ状になって飛び散るのです。パニクって、手を止めてしまいました。
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 撹拌が足りなかったか?と、さらに缶を振り、少し吹いてみても、やはり同じくダマが飛び散ります。

 もう呆然。

 このスプレーは2本買っていたので、ではもう1本の方は、と、試してもやはり同じでした。
 これは…どうしたら…。
 しかし、ここでやめてもプラサフの色が残ってしまうので、引き返せません。

 意を決して、強引に塗り始めるしか、道はありませんでした。どうもダマは出たり出なかったりのようですが、最悪なことに、肝心の吹き始めと吹き終わりに出やすいようです。
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 とりあえずは塗りましたが、もうクリアどころではありません。塗らざるを得ない状況だったので、補修箇所ほぼすべてにダマが飛び散っています。しかも無駄に広範囲に飛んでいるので、拭き取ることすら無理。

 しっかりと振って撹拌したのはもちろん、30℃になる日向に缶を置き、手で持って温かさを感じるくらいまで缶を温めてもこれなので、スプレーの不良としか考えられませんが、これはひどい。

 これで、これまでの労力がすべて無駄になり、憂鬱の原因を改善するはずが、より大きな憂鬱の原因ができてしまいました。


 ダマの原因はなにか、考えてみましたが、2本とも同じ症状だったことから、固有のトラブルではなく、ノズルか缶そのものの構造上の問題か。あとは、吹いた時に勢いが弱く感じたので、充填時のガス圧が低いのかもしれません。

 もっとも、原因を考えたところで、この状況は改善できません。


 これをきちんと直すには、また水研ぎからやり直さなくてはなりませんが、なにより問題は、同じホルツのスプレーを買い直しても、また同じ状況が起こること。かと言ってソフト99では、色が合わないし。
 さてどうしたものか、頭を抱える事態になってしまったのでした。



-つづく-





Posted at 2023/11/11 20:16:54 | コメント(1) | トラックバック(0) | WAGON_R | クルマ

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