甲斐武田氏ルーツの地で紅葉を切り取る

先の週末には，山梨の韮崎に出かけてきました．

韮崎に鎮座する武田八幡宮にご挨拶してきたのですが，みん友さんの中にはかつて，オフ会の一部として訪問されている方もいらっしゃいましたね．







車だと中央道の韮崎ICを下り，市街地を通り抜けて釜無川を渡った先，おおよそ10分程度で到着できます．

　　　　　

ここに祀られている武田王（たけだのきみ）は，ヤマトタケルの御子神といわれていて，尾張の国からこの地に移り住んだ地がこの辺りとのこと．
甲斐武田氏の祖先がこの神を崇拝し，戦にも連戦連勝となってその後の繁栄の礎となったとされているので，武田信玄をはじめとする甲斐武田氏のルーツの地といっても過言ではないでしょう．

　　　　　

釜無川の河岸段丘上に祭られているので，お社までは結構な段差があります．

　　　　　

クルマでの訪問をお勧めします（笑


うっそうとした杉林に囲まれ，荘厳な雰囲気が漂っています．

　　　　　

その巨木の数々に圧倒されてしまいますが，先日の台風の影響か，こんな光景も．



その瞬間，さぞや大音響がとどろいたことでしょう．
改めて自然の驚異に対し，畏怖の念を禁じえません．

　　　　　

これこそが神様への祈りの本質ですね．





今回の訪問では，時期的にも紅葉が楽しめるのでは，と目論んでいたのですが，

　　　　　

一部に紅葉・黄葉している木が見られる程度で，一面の錦の光景とはゆきませんでした．

　　　　　

しかしそこはカメラのマジック．
望遠レンズを主体に，風景を切り取ってみました．



せっかくなので他の人とは違った写真を撮ってみたいと思って色々と試行錯誤しているのですが，結果を見ると，他の人の足元にも及ばない写真のオンパレード．

せめて背景にも気を遣ってみたり，

　　　　　

せっかくの一眼レフなので，使ったレンズならではの味を引き出そうと頑張ってみました．
今回のレンズは20年以上も昔に設計されたレンズなので，性能では現代のレンズにかなわないので，ボケ勝負!

　　　　　

と，自分の技術は棚に上げながら色々御託を並べても自己満足の世界でしかないのですが，これこそが他人に評価されなくても許されるアマチュアの特権ですよね．

　　　　　

満足のゆく撮影行でした．



さて，石段を上り下りして失ったカロリーを補充しなきゃ（笑