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2016年10月23日

アヴァンツァートの走りを再現出来るか!?

アヴァンツァートの走りを再現出来るか!?














L700ミラのトランスアクスルOHも終わりました。





それで次はL700の車体に


4気筒のJBエンジンをぶっ込もうと考えています。




話をしていたらオーナーは過去に
4気筒のアヴァンツァートに



乗っていたことがあったらしくて
それが良かったのでミラに4気筒を積みたいということでした。


L700系は純正でJBエンジンを積んだものありません。
L700にJBを積んだらアヴァンツァートの走りを再現できるだろうか?

L700からは新規格になり車体が少し大きくなっています。
でも、車重はそれほど変わっていない。
むしろ少し軽くなっているかも?

なぜだ!?

リアが独立懸架じゃあなくなったからだろう。

コストダウン・・・・・・・?
             /ヽ       /ヽ
            / ヽ      / ヽ
  ______ /U ヽ___/  ヽ
  | ____ /   U    :::::::::::U:\
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  └___/ ̄ ̄      :::::::::::::::::::::::::|
  |\    |           :::::::::::::::::::::::|
  \ \  \___      ::::::




そうとも言い切れません。

L700は現在の小型FF車で主流のトーションビーム式サスペンションになっています。


トーションビーム式サスペンションは独立懸架ではないが
車軸懸架でもないとなっている。
それなりの性能を有しているとメーカーとしてはいいたいのだろう。
実際はどうなのか私にはわかりません。

L500系はセミトレーリングアーム式(FF車)です。
このセミトレーリングアーム式というのもよく言わない人がいます。
よく言わないというか”スポーツカー”のサスペンションではないということです。

”セミ”トレーリングというわけですから
”トレーリングアーム”若しくは”フルトレーリングアーム”というものある(あった)のです。
フルトレーリングアーム式はアームを車体に真っ直ぐに取り付けてタイヤを引きずる(引っ張る)ようにしたものです。
これだと、段差等を乗り越えるときは非常に乗り心地はいいのですが
横方向の剛性がまるでないので取り付けを斜めにして若干横剛性を上げたのがセミトレーリングアーム式です。

しかし、80年代から90年代半ばまではセダンからスポーツカーまで多くの国産車がリアサスペンション採用していました。
FC3Sのようにリンクを追加して横剛性を上げているものありました(マルチリンク)。

90年代に入るとダブルウィッシュボーンが主流となってきました。

世の中には

ダブルウィッシュボーン=高性能サスペンション

ダブルウィッシュボーン>セミトレーリングアーム/ストラット

みたいに言う方がみえますが、私としては?です。

      ___    ━┓
    / ―\   ┏┛
  /ノ  (●)\  ・
. | (●)   ⌒)\
. |   (__ノ ̄  |
  \        /
    \     _ノ
    /´     `\
     |       |
     |       |


ダブルウィッシュボーンは高さが抑えられるので
車高を低くしたいスポーツカーのサスペンションや
ミニバンのリアサスペンションに向ています。

それとジオメトリー変化の設定の自由度が高い。というのがあります。
設計の自由度が高いと言ってもいいと思います。
つまり、高性能サスペンションかどうかは設計次第とも言えます。

また、リンクが多いのでリンクの取り付けやブッシュを
よく吟味しないと乗り心地(ハーシュネスにおいて)も悪くなるし
フリクションも増えるのでろくでもないものになってします。

”よいサスペンション”とは型式よりも
きちんと設計・生産されているかということに掛かっているということになります。

つまり、トーションビーム式のL700のリアサスペンションは
独立懸架のL500系より劣るとは簡単に言えませんし、
L500のセミトレーリングアーム式はスポーツカー向きじゃあないとも簡単には言えません。

L700にJBを積んだらアヴァンツァートのようになるか
若しくは、それ以上になるか、またはろくでもないものになるかは
やってみないとわからないですね。



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Posted at 2016/10/23 11:59:33

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この記事へのコメント

2016年10月23日 15:03
こんにちは。
前にアヴァンツァートに乗っていたので、今後どうなるのか興味深いです。
私は車の詳しいことはわかりませんが…(^^;;
コメントへの返答
2016年10月23日 18:07
こんばんは

製作過程をアップしていきますのでご期待ください。

出来ましたら、試乗インプレッションも動画にしようと思っていますので、よろしくです!
2016年10月23日 23:59
トーションビームサスペンションは、半独立懸架式とも言われてます。
アームの弾性変形で左右別に若干のストローク差が出るようになってます。サスペンションジオメタリーの移相が少ないので、スポーツチューニングに向いてます。車軸式とは異なると言いますが、ホンダのUKシビックタイプRのリヤサスはどう見ても、トーションビームですが、カタログには、車軸式と書いてありました。
国産車のサスペンションの設計は、半分ぐらいが、出鱈目らしいです。
「設計エンジニアも理解してなくて、先輩の作ったクルマを見様見真似が多い。」そうです。
 マルチリンクとか形状の複雑なやつは、100%駄目だと思いますよ。
最終的な仕上げは、ダンパーメーカーが行うので、構造がシンプルな方が、セットアップが決まるのです。
日立オートモーティブのエンジニアが「何度、オマエとこの、設計が駄目なんだよ、って言いかけたことか・・・。(´Д`)」と、ぼやいていたのを聞いたことがあります。
コメントへの返答
2016年10月25日 8:55
こんばんは

トーションビーム式は、なかなか興味深いですね。

ダンパーのセッティングでつじつま合わせしているなら、変なダンパーキットは使わない方が賢明ですね・・・(; ・`ω・´)
2016年10月24日 19:13
L700で実現しなかった4気筒エンジンが載る…。

考えただけでも夢のような素敵な話ですが、夢ではなく本当に実現するとなると、目頭が暑くなってきます!

L500のアヴァ子と比較したくなりそうですが、例え性能の良し悪しが出たとしても、これはこれできっとユニークなマシンになる気がします。

陰ながらではありますが、応援しています。
コメントへの返答
2016年10月25日 19:27
L700にJBを載せている人はすでにいるので、世界初の試みということもないのですが
どうなるかは楽しみでありますね。

2016年10月25日 7:34
ミラ好きには興味深いテーマですね

L500でダート耐久に出てた時の感想で言うとL500のセミトレは曲者です。
構造上ストロークが取れず突然リアがブレイクするピーキーな挙動でした。
その点L700の方が安定してましたね。
(ストロークが制限できるオンロードでは問題ないのかもしれませんが)

L500のストロークが取れないのはセミトレという形式が悪いのではなく軽自動車の狭い空間にはスプリング長が取りにくいのだと思われます。
コメントへの返答
2016年10月25日 19:28
L500のセミトレは、やはり曲者ですか!?

L700にJBはいい車になる可能性が大ですね!!


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