天神の不思議なカレー丼

福岡市天神にはコンサートなどが行われるアクロス福岡という建物があって、そこを初めて裏から見た時に、「何で天神に山があるの？」と思いました。

ビルの裏側斜めに木が植えてあって、１０年前に比べたらもっと山っぽくなっています。

そのアクロス福岡の隣には、ベスト電器の福岡本店があります。

先週にこの辺りを通った時にあまりにお腹が空いて、「確かベスト電器の横にうどん屋さんがあった様な・・」と横を見たら普通のビルでうどん屋さんは見当たりません。

よく見たらベスト電器の建物の角が『みすゞ庵』というどん屋さんになっていました。

あまりに空腹で急いで中に入ってメニューを見たら、写真が無くて文字だけで『カツ丼８５０円』と書いてあり、その下に『カツカレー丼８００円』と書いてあり、自分のこれまでの経験だとカツカレー丼と方が高いんじゃないかな？と思いながらも５０円高いカツ丼を注文して食べました。

とじ卵がたっぷり入っていて、「やっぱり５０円高いだけの事はある。」と満足しました。

しかもカツの衣は簡単に剥がれず、薄いのに密着していて、味も良くてとても満足しました。

自分がレジの近くで食べていたのですが、その時にサラリーマンが支払いをしていて、レジのおばちゃんが「カレー丼だから７５０円です。」と言っていて、「えーっ！かつカレー丼が８００円なのにカレー丼が７５０円？」と驚き、その後も何人かのサラリーマンが７５０円のカレー丼の支払いをして出て行きました。

そのカツカレー丼と５０円しか違わないカレー丼が気になってしまい、昨日早速食べに行きました。

前回は見なかった店の前の食品サンプルを見ると、かつ丼が８５０円のカツカレー丼が８００円の天とじ時丼が８００円で、かつ丼がやや高く感じられるのと、カツカレー丼はカツがカタカナなのに対して、かつ丼はひらがなと、どうでもいい様な事が気になりました。

そして天とじ丼の横にはカレー丼７５０円のふだが！

そのカレー丼がこれです！

鶏肉が入っていて、生卵が乗っていて、更にカレーの表面には薄く餡がかかっていて、全てをぐるぐるとかき混ぜて食べると、和風で普通のトロみとは違う独特のカレー丼でした。

確かにこれだとカツカレー丼と５０円違いでも十分納得出来て、これを食べる前は次回はカツカレー丼か天とじ丼を食べようかと思っていましたが、これはまた食べたくなる不思議な丼です。