鹿児島県にも餃子の王将があります。
ですが、他都道府県から来た人がお店に入るとびっくり。
あの王将かと思ったら、全然違う。
まず最大の驚きが、オーダーが専用用紙に記入して店員に渡すスタイル。
制服も王将は白衣ですが、鹿児島の王将は黒のシャツ。
それもそのはず。王将を運営する会社が王将フードサービスではありません。
いったいどういうことか?まさか、かつての大阪王将みたいに、勝手に王将の名前使って商売してる?
いろいろ疑問です。
では、鹿児島の王将をみてみます。
運営は、鹿児島王将という会社。
看板も本家王将に類似しています。
ここで注目が、社長の名前。
社長は、稲森さん。これが最大のヒントです。
ここでピンと来た人。素晴らしいです。おそらく、経済通、または経済商学部の大卒の方でしょう。
では、次のヒント。
王将は、京都を代表大企業。
ってことは、京都の大企業に関係。
月桂冠?黄桜?宝酒造?って、お酒ではない。
なら、女子陸上部が強いワコール?でもない。
世界企業の任天堂?でもない。
ノーベル賞受賞者を輩出した島津製作所?でもない。
みんカラ的に、信号機でお馴染み、オムロン?でもない。
ヒントの稲森さんと言えば、京都セラミックこと京セラの創業者は稲森和夫さん。
日本を代表し、近年は日航を立て直した経営者。
ん?鹿児島王将と京セラ。接点がなさそうですが、実は鹿児島王将の創業者の稲森さんは、稲森和夫さんの義理の弟。
この義弟は、京都の王将の従業員でした。
地元鹿児島で独立してお店をやりたい。それを聞きつけた稲森和夫氏が当時の王将の社長に駆け寄ったそうな。
そこで、正式に暖簾分けということで、王将の名前を使うことを許されたそうです。
そして、鹿児島王将を立ち上げたようです。
大阪王将のように勝手に使って裁判になるようなこととは違う暖簾分け。
王将の名前を正式に使うことをが許されているのが、鹿児島王将だそうです。
そんなわけで、タイトルにあるように、王将だけど、王将にあらず。しかし、王将だよね。ということです。
鹿児島王将は、勝手にパクっているのではなく、正式に許可をもらっている王将です。
他都道府県の皆さん。鹿児島王将に行ってビックリしないでくださいね。
Posted at 2022/06/29 22:28:05 | |
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