5月6日に開催された日大・関学定期戦において、日本大学の宮川選手が(パスをし終えた関西学院大学のQB奥野選手に対する不必要なタックルを
して怪我を負わせた事を含めて)3度のパーソナルファウルを犯して退場と
なった件にて、当事者と大学側で謝罪会見を開きましたが・・・
宮川選手(日大)の会見
内田前監督及び井上コーチの会見
テレビの報道をちょいちょいと見たり概要をググったりしてみて、まず
宮川選手について・・・
一番の被害者は関学の奥野選手ですし、やった件に関して色々非難を
浴びたであろうし、恐らくこれからもずっとそれが付いて回るであろうにも
かかわらず、顔と名前を出して謝罪会見に臨んだのですから・・・
二十歳そこそこの子の勇気ある行動はリッパだと思いましたし、彼に再度
アメフトに挑戦する機会が与えられても良かろうとも思いました。
会見前に被害に遭われた奥野選手本人やご家族、及び関学に対しても
謝罪をしていたんですから、なおのことです。
そして、その後に会見を開いた内田前監督と井上コーチについて・・・
まず内田正人氏はフェニックスの監督職ばかりか(日大)本学の常務理事の
職まで喪ってはたまらんでしょうし、井上奨氏は内田氏の子飼いだからあの
場で裏切るわけにはいかんだろうって話なのは分かるんですが・・・
最初に謝罪らしきことはしたものの、その後は人を小馬鹿にしたような対応で、
後半になると司会役の日大の広報担当がサッサと会見を終わらせるべく立ち
回るなど、選手たちはそっちのけで大学と内田氏の名誉を守る目的という実に
グダグダで酷いものだったので・・・
どっちが大人としての対応が出来たか?は一目瞭然
ではないかと・・・
会見後に内田氏が心身疲労を理由に入院しちゃうんですから、大学側のダメ
カスぶりにさらに輪をかけましたね(;´Д`)
山下達郎さんの寒い夏(僕の中の少年(アルバム)の4曲めに収録されている楽曲)
で、"大人になるとみんな話し方を忘れてく"ってフレーズがあるんですが、日大側の
会見はまさにそれじゃないかと思いましたし、(歳を取るに連れて頑固になる傾向に
あるからなかなか難しいけれど)己に非があるような場合は、早めにかつしっかりと
謝罪する姿勢を持たねばと思った次第です。
Posted at 2018/05/25 21:41:32 | |
トラックバック(0) |
その他 | 日記