って話ですよねw
以下は読売新聞オンラインさんの記事を転載します。
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ガソリン車販売を事実上禁止する方針だったEU、2035年以降も
条件付きで容認
欧州連合(EU)の執行機関・欧州委員会は25日、ガソリン車の販売を2035年
以降に禁止する方針を転換し、条件付きで認めることを明らかにした。
二酸化炭素(CO2)と水素を合成して作る液体燃料「e-fuel」(イーフューエル)
のみを使用する車両は販売できるようにする。
欧州委は21年7月、乗用車や小型商用車の新車によるCO2排出量を35年
までにゼロにする規制案を発表した。ハイブリッド車を含むガソリン車の
販売を事実上禁止し、電気自動車(EV)や燃料電池車への移行を促す内容で、
欧州議会も22年10月にEU加盟国と合意した。
しかし自動車メーカーを多く抱えるドイツが今年2月、イーフューエルを
使用する車両は認めるべきだと主張。イタリアなど他の加盟国の一部も同調
した。
イーフューエルは燃焼時にCO2を排出するが、工場などから出るCO2を原料と
するため環境負荷が低く、脱炭素につながる燃料として期待されている。
ただ、ガソリンより割高になるという課題もある。
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「2035年以降はガソリン車の販売を事実上禁止する」って話は脱炭素目的
よりも、自分たちの国のメーカーのエンジン車やハイブリッド車の技術では
トヨタなど日本のメーカーに環境面で勝てないと見るや、日本のメーカーが
現時点でそれほど力が入っていないと思しきEV普及に舵を切って締め出して
しまおうって目的なのは誰の目にも明らかですし・・・
このところテスラのみならずメルセデスやBMW、アウディなどでガソリン
車やハイブリッド車もビックリするような動力性能ないしは航続距離を叩き
出せるモデルが日本にも入ってきている一方で、日本のメーカーはそれほど
EVのラインナップが充実しておらず「日本は遅れている」なんてコメントを
ちょいちょい耳目にしますが、いざEVを普及させようとすると・・・
ロシアとウクライナの一件もあって現時点に於いて発電に用いるエネルギー
確保がままならないばかりか、欧米のメーカーより価格が安いことが売りの
中国のメーカーが幅を利かせているだけに、自分たちにとってみれば旨味が
無いことに気付かされたでしょうし、消費者側にとっても充電に用いる電気
代が高くつくし、そもそもEV購入にかかる費用が高いなどのデメリットがあるでしょうから・・・
EVシフトは正直なところ拙速なばかりか「気候
変動」にかこつけての奇行(ないしは愚行)じゃ
ないか?と思っておりました。
まぁ仮にロシアとウクライナの一件がなくとも、電力の供給が太陽光発電や
風力発電のみでは到底追いつかず火力発電もガンガン稼働させるだろうから、
「EVシフトが脱炭素につながる」なんて言葉が空々しいものになるのは避け
られませんが。
そう考えるとEVシフトに遅れていると言われている日本のメーカーの代表格
たるトヨタが「全方位戦略」を掲げてEVのみならずHV車や燃料電池車、水素
エンジン車にも脱炭素の可能性を広げる姿勢は最適解と言えるでしょうし・・・
過去にVWがディーゼルゲートをやらかした後、欧米のメーカーがディーゼル
のみならずガソリンやHVの技術を日本のメーカーから学ぶ姿勢があったら、
ここまでおかしな話にならなかったのでは?と思えました。
とまぁ、また・・・
みたいになっちまったなぁ(;^ω^)
Posted at 2023/03/26 07:57:06 | |
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