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2024年04月24日 イイね!

NO.1290 懺悔の気持ちは無いけれど 2024春旅番外編

NO.1290 懺悔の気持ちは無いけれど 2024春旅番外編 今回は九州/沖縄/四国の旅の番外編です。
 実はあの旅は“無事”に終了した訳ではありませんでした。
 途中の奄美大島2日目に単独事故を起こしていました。
 損傷具合によっては旅を中断か? と、その瞬間は愕然としましたが、走行には支障が無い事が判ったので旅を続行しています。
 但しその後の旅中は気分が沈み気味だった事は言うまでもありませんが、不思議とクヨクヨはしていませんでした。
 それは『自分に過失は無い』と自負していたからです。

 2月25日午後1時30分、瀬戸内町で昼食をとった僕は海岸沿いの県道79号を西に向かって走行していました。

 リアス式海岸沿いの道は湾が入り組んだ場所には集落が在り、次の湾までには山越えをすると言うルートです。
 集落の近辺ではセンターラインがある良く整備された道で、山道になると道幅が狭まりセンターラインの無い対向車とのすれ違いがギリギリな道になる事を繰り返します。


 その様な走行を繰り返していると!
 上り坂の頂点に差し掛かり、今まで見えていなかった路面が目に入った瞬間!
 左前輪が通過するコース(赤ライン)にとんでもない轍/段差が!


 咄嗟にその左に進路を変更して通過しています。
 対向車が心配で右には避けられませんでした。
 あまりに突然だったので避けるコースの判断とカーブミラーの確認を瞬時に行えませんでした。
 そのままの進路で進んでいたら左に横転、もしくは下回り/オイルパン等に重大な損傷が有ったと思います。
 何とかその危機を脱したと思った瞬間!
 左前輪走行ライン(青線)の先に今度は盛り上がったコブが!
 そこに乗り上げた瞬間に左前輪は完全に路面を離れたと思います。
 その後にハードブレーキをかけるも間に合わず、左のガードレールに接触して停止しました。


 慌てて少し車をバックさせて損傷状況を確認しました。
 フロントバンパーとヘッドライトとその横パネルに助手席ドア前縁が損傷していました。
 車内で感じた衝撃から予想したよりは軽傷だったので良かった。
 「ガンッ、ガガーー」だったので。


 しかし恐る恐る車体中部を確認すると?
 自作したステンレス排水タンクがベッコリと凹んでいます。
 このは後日に撮影した損傷部分。

 一番心配していたシェル部分は奇跡的に全くの無傷だったのが不幸中の幸いでした。
 もしシェルの外壁部分をへこましてしまっていたら・・・。
 分解/修復/組み立てに何日掛かるやら。


 そのままでは危険なので車を一旦安全な場所へ移動して現場検証しています。
 路肩の土の部分ではブレーキが効くはずもなく、右前輪はスリップマークをこのしながらガードレール方向に進んでいます。
 先の赤丸付近にフロント部分をぶつけ、手前の赤丸部分で排水タンクを凹ましたようです。
 その後にドラレコの映像データで確認してみると、衝突前の速度は時速35キロと記録されていました。


 少し気持ちが落ち着いたところで色々と検証してみました。
 確かに手前にはこの標識が有ったのは確認済みです。
 しかしあの窪みの深さは単に『段差』で済まされる問題ではないでしょう!
 最低地上高に問題がない我キャリイ号でも亀状態になる事は必然で、もし僕の仲間の2.5m高の軽キャンパーがそのまま通過したら確実に横転していたでしょう。
 普段からフロントの突き上げに閉口している僕なのですから、『段差有り』を確認したら速度は充分に落としています。
 それでも避けたラインに今度は突起が在るなんて・・・。
 知らない状態で何回通過しても同じ状況になると思います。
 これが「自分には過失が無い」と思う所以で、それ程落ち込まなかった原因でしょう。
 そして路面には轍に嵌まった車が残したガリ傷が多数残されていました。
 ガードレールにも補修跡が何箇所も確認出来ました。
 この日は生憎日曜日だったので、翌日月曜日のフェリー船内から当局へ一言連絡を入れました。
 「あれは段差ってもんじゃ無いっ、パイロン置いて片側交互通行にするべき」と。
 

 この午前中に遭遇した、手前に一切の標識無しに現れる崩落現場の事も付け加えた事は勿論です。
 「離島恐るべし!」


 もう二度と行くことは無いだろうけれど位置を正確に記録しておきました。

 助手席ドアはこの時点で開閉時に引っかかりが有り異音が発生しています。
 その場に有った落ちていた木の枝を挟み込んで何とか一時的に修復していましたが、沖縄で合流後の娘には雨漏りの洗礼が待っていました。
 どうやらドアが歪んでしまった様です。
 敢えて告知しなかったので娘は旅中にクルマの損傷には気付きませんでした。
 案外、所有者ほどにはヒトの車には興味がないのですネ! (笑)


 さて、帰宅後に修復作業を始めました。
 車体の方は自動車板金修理工場へ任せるとして、排水タンクはDIYです。
 幸いにも点検パネルの方は裏から軽く叩いて研磨で修復できましたが、その後側はこの状態なので切り貼り作業が必要になります。
 この部分、製作時に一番手間がかかった場所なんだよな〜。


 もうこうなってしまったら裏から叩いてもどうにも成りません。
 ケース全体も歪みが出てしまっています。
 兎に角やれるだけやってみて、自己審査合格点まで到達出来なかったら造り直しを覚悟しました。


 損傷部分のパネルを切断しています。
 修復に一番良いラインでカットしました。
 この部分を切り離したら全体の歪みが戻り、少しの修正で戻せそうです。


 外してある点検パネルとのチリ(隙間)を考慮しながら修復用部材の寸法取りをします。
 

 難易度の高い作業なので失敗した時用に部材を2枚用意しました。
 原寸の1ミリ手前位でカットしたパネルを現物合わせで擦り合わせして行きます。


 正確に寸法合わせが出来たので溶接して研磨しました。
 ここまでで本業終了後の残業時間を使って2日掛かっています。


 点検パネルを取り付けて各部のチリを確認しています。
 100%復元とまでは行かなかったけれど、オマケで90点の出来かな?
 これで再製作はしなくて済みました。


 車体の方はまだ戻ってこないので、その間にもう1箇所の補修をしています。
 cwシェルの乗り降り用のアルミステップの踏み板位置決めFBが想定外の角度で降りてしまった時にシェルを凹ませてしまった時があります。
 その凹みを体裁良く隠すためにパーツの製作をしました。
 シェル下部のRに合わせた側板と固定用の裏板を溶接/研磨しています。


 微妙に違いが出ているRに合わせる研磨が大変でした。
 相手側Rが取り付け時に少し無理しているので規定(57R)が狂っています。


 へこみが隠れる位置に取り付けしています。
 もしも用にゴムクッションをつければオーバーライダー風の見た目になります。


 この計4枚の側板の擦り合わせにも2日掛かりました。
 ゴムもステンレス板も在庫品だから費用はゼロです。


 車体の右側の2箇所だけだと見た目のバランスが・・・。


 しかし、機能的に必要ない物を無理につけてもな〜。
 と、自分に言い訳して逃げちゃいました。 (笑)


 後日、板金修理の終了連絡が来たので引き取りに行きました。
 ヘッドライトレンズは研磨のみで終了しています。
 ドアの歪み?から起こっていた雨漏りも無くなりました。
 シェルの赤塗装をお願いした板金屋さんです、腕は確かなので安心しました。


 帰社後にすぐに排水タンクを取り付けました。
 
※ この傷跡が消えたことによってやっと旅が完全に終わったと思っています。
 過失の自覚が無いので懺悔はしませんが、敢えて言うなら「あそこは時速10キロだな」(そんなの無理)
【^_^;】
Posted at 2024/04/24 20:02:36 | コメント(2) | トラックバック(0) | モバイルシェル | クルマ
2024年04月09日 イイね!

NO.1289 全国47都道府県に轍 2024年春旅DAY20(完)

NO.1289 全国47都道府県に轍 2024年春旅DAY20(完)  3月10日はいよいよこの旅の最終日です。
 徳島から淡路島に渡り2ヶ所に立ち寄ってからは一路自宅を目指しました。
 多少の遠回りになるけれど今まで走行していなかった中央道廻りにしています。
 午前中は観光、午後はただひたすら走り続けた記録です。

 「今日でこの旅も最後か〜!」充足感と寂しさが入り混じった気持ちで1日がスタートします。


 朝8時半の『道の駅・くるくるなると』で暖気運転中のcw号です。
 画像では判りづらいけれど、雨中/雪解け道の走行でドロドロに汚れています。
 そう言えばこの旅では洗車を1回しかしていなかったな。


 鳴門ICから『神戸淡路鳴門自動車道』に上がり、すぐ次の淡路南ICで降りて『うずの丘 大鳴門橋記念館』にやって来ました。
 昨年はもっと島先端に近い『道の駅・うずしおinうずまちテラス』に向かったのでここは初訪問です。


 こちらの方がより高い位置から『大鳴門橋』が見えます。
 鳴門の渦が見えていますね。
 去年はあの対岸からこの手前までドロ君を飛ばしたな〜、懐かし懐かし。
 

 大きな玉ねぎオブジェの前で記念撮影待ちする観光客の行列が出来ていました。


 大勢居た観光客の多くはC国からのようです。
 去年より一層増えている様なので観光地はきっとホクホクですね。


 さすがの淡路島、玉ねぎを全面に押し出してますネ!
 このキッチンカーはどの様に使われるのでしょう?


 次は『道の駅・福良』に到着しています。
 ここは2023年4月に1泊お世話になった場所だったので懐かしく思い立ち寄って見ました。
 この日は日曜日だった事もあり、『うずしおクルーズ』乗船待ちの観光客が大勢訪れていました。
 満車で駐車場には入れず仕舞いです。


 淡路島に立ち寄った目的の一つ。
 ここでお土産の購入の命が我が家の司令官から下っていました。


 『成井さんちの完熟たまねぎ直売所』で玉ねぎ10Kg箱と玉ねぎスープを購入しています。
 もうすぐ自宅に戻れるので発送せずに持ち帰りました。
 店前に止まっているcw号を見ながら店主さんから旅の質問に答えて、しばしの談笑後次の目的地へと進みました。


 昨年は沿岸部を一周しただけなので、今回は出来るだけ中央部を北上してみます。 それほど山深くは無く、穏やかな田園風景が広がるルートを快走しました。


 昨年の帰宅後に見過ごして通過してしまった事に気がついた場所です。
 狭い駐車場には順番待ちの列に並んでやっと停められました。
 知らなかった! かなり有名な観光地なのでした。


 日本起源の神話の地『伊弉諾神宮』(イザナギ)です。
 とても厳かで独特な雰囲気に溢れた場所です。


 余り詳しくなかったのでしばらく読み耽っていました。
 パワースポットとしても有名だそうです。
 いまだその恩恵を実感していませんが・・・。
 僕が割と無信心だからでしょうか?


 境内を進みます。 少し前はこの参道に参拝客が大勢歩いていましたが全員が日本人だった様です。 
 外国人にはまだ知れ渡っていないのかな?


 おお〜、ここにも在りますか! 『さざれ石』
 先日霧島神宮でも見たし、たしか出雲大社にも在ったな。
 後で調べてみると各地に沢山あるようで、“石”自体は細かい石が合体して大きくなった物を指すそうです。
 『君が代』に登場すると言われているのは岐阜の『さざれ石公園』の石だそうです。 他のは分家でしょうか?


 本殿前までやってきました。
 良く見る神社と違って赤や金の色味が無いシックな佇まいですね。
 一番古い神社だからでしょうか。


 

『夫婦大楠』なる物も在りました。
 樹齢900年以上で、2本の楠が一緒になったから夫婦だとか。


 境内入って右に僕の真の目的があります。
 昨年見過ごした事をどんなに後悔したことか。


 『樋口季一郎中将の像』です。 生まれが淡路島なのですね。
 

 オトポールで大勢のユダヤ人を救出した。(杉浦千畝より前でもっと多数)
 キスカ島の無血撤退を指揮し成功させた。
 占守(シュムシュ)島の戦いで北海道をソ連から守った。
 

 樋口中将がいなければ北海道の全域または仙台以北までがソ連領になっていた可能性が大だと言われています。
 その様な功績を残した偉人ですが、隠遁生活を送り続けた晩年は過去は語らず、日本軍が全滅したアッツ島の絵の前で毎朝戦死者の冥福を祈っていたそうです。
 もっと周知されるべき、余り知られていない英雄なのです。


 帰り際に風光明媚な池周りを撮影してこの地を去りました。


 さて、これで淡路島での目的は完了したので帰途へと着きましょう。
 高速道に上がる前に昼食を済ませておきます。
 津名一宮ICのすぐ近くの『海鮮料理きとら 』が最適な場所/メニューと決めました。


 凄い沢山のメニュー表と睨めっこします。
 昨晩もお寿司だったっけ・・・。


 でも結局『海鮮ちらしと天ぷらうどんセット』¥2420にしています。
 各品想像よりは小ぶりだったけれど、海鮮は新鮮で天ぷらはサクサクで美味しい。 そして驚きのうどんつゆが茶色いでは無いですかっ!
  関東に戻った錯覚しました。(笑)


 『たこせんべいの里』
 食後はcw号をそのままに徒歩で向かいのここでお土産を打ち止めとします。


 観光バスが立ち寄る程に有名? 物凄いお客さんで混雑していました。
 沢山並ぶおせんべいの中から選んでカゴに入れてレジに並ぶというスーパー形式のお店でした。
 試食コーナーも有り、工場見学もできる様でしたが


 そんな時間も無いのて適当に3種3袋ずつカゴに放り込みました。
 (そして帰宅後評判が一番良かったのが一番安かった真ん中の物というオチ (笑) )


 さあこれで淡路島を綺麗に描き終えたので高速道に上がりましょう。
 

 昨年は雨と横風で難儀した『明石海峡大橋』を渡り始めます。
 今回は殆ど無風状態でさして緊張もせずに通過できました。


 米原ICを過ぎた辺りからは正面に雪を被った『伊吹山』(1377m)がみえてきました。 
 ここまで日曜日の夕方にも関わらず、数カ所の渋滞懸念箇所をスムーズに通過しています。


 『養老SA』まで230Kmを2時間40分で到着しています。
 ここで水分補給/排出して小休止しましょう。
 まだまだ先は長いですからね。


 自宅までの距離と燃料残を計算して、ここで給油すれば残りは無給油で済む筈です。 僕は有能なストラテジストなのです。(笑)
 実はここへ到着40Km手前の多賀SAでの給油も考えましたが、そこからだと自宅まで燃料が持たないかもしれません。
 その時点で燃料警告灯は点灯し、ラストのメモリも点滅した状態でしたが経験と勘で頑張っちゃいました。
 F1レースじゃ無いんだから・・・良い子のみんなは真似しないでね! (笑)
 で、結果495Km走行して32Lの給油で15.5Kmの好燃費でした。
 これで残り430Kmは充分に航続可能距離です。


 210Km2時間半で『諏訪SA』までやって来ました。
 やはり中央道はアップダウンが連続するので平均車速が落ちています。


 時刻は午後8時を過ぎているのでここで夕食としました。
 この時間では閉店済みを覚悟していたレストラン(フートコートではない)がまだ営業していてラッキー! 休日は午後10時まででした。


 第1位と2位はなんだったけ? 確か胸焼け誘発系だった気が・・・。
 海鮮が続いていたので今回はお肉方向に振りました。


 『すき焼き重定食』¥2230
 信州牛が柔らかく、甘めの味付けに半熟卵を絡めるとよりまろやかな味のすきやき重でした。
 お蕎麦は温にしたけどこれが失敗! ここまで来たのにおつゆが白だしでした。
 会計時に聞いて見たら、「ウチは本社が大阪なんです」って。
 淡路では茶色、諏訪では白でした。 これ如何に? (笑)


 諏訪湖の夜景を眺めたら午後9時にラストランの開始です。
 以後到着までの画像無し。

 予想していた渋滞が無く、このまま順調に走行すると午前0時前に料金所を通過してしまいそう。 計算が良い方に狂いました。
 そこで『藤野PA』にて仮眠1時間して時間調整し深夜割引適応を狙いました。
 この長距離走だと割引額もばかになりませんからね。(結果¥15,590→¥10,590)
 そして明けて11日午前1時に無事帰宅となりました。
 「あ〜あ、旅が終わってしまった。寂しいな・・・」

○ 走行距離 726.5Km
○ 立ち寄り道の駅 福良
○ ハイドラハイタッチ13回


 翌日朝に早速給油、425.6Km走行で30Lの給油だったので14.2Km/Lの燃費でした。 高速走行をクルコンで95Km/時走行したので悪化しています。
 時速90Km/時を超えると途端に燃費が悪化するのです。
 さっそく最寄りの洗車場でcw号の長旅の汚れを洗い流してあげました。
 僕はまだ入浴してないのに。(笑)

※ こうして20日間の旅が終了しました。
 何故“無事”が付かないのかは後のブログにて・・・。


 本州/九州/四国の往路/復路のルート
 間が抜けていた中央道と中国道に九州と四国の真ん中を描けました。


 奄美大島の走行ルート 終始雨模様で残念でした。
 また危険を察知して断念したルート(赤)も多く不完全燃焼です。
 離島を舐めたらアカン!


 沖縄本島の走行ルート
 予定を完璧にこなせましたが、お天気の三分の二が残念日でした。

まとめ
○ 総走行距離 5115Km 過去最長!
○ フェリー乗船6回 1542Km
○ 総移動距離 6657Km
○ 総給油量 350L 
○ 平均燃費14.6Km/L
  ( 最高17Km/L往路加西SAまで 最低13.5Km/L沖縄二人乗車時)
○ 立ち寄り道の駅 60ヶ所
○ 空撮 5ヶ所 (角島大橋リベンジなる)
○ ハイドラハイタッチ 27回 (すくな!)

 これでcw号シェル製作時に計画した標準の旅が終わってしまいました。
 製作開始が2019年12月、2020年8月に旅行可能になるも本業多忙で出動無し。 その後2021/22/23年と北海道を巡り、中国/九州/四国地方を2022/23年、加えて2024年は沖縄へも遠征。
 遂に全国47都道府県に轍を残す事が出来ました。 
 初めはこれ位旅をした頃にはもう体力的に厳しくなっているだろう、と思っていましたがまだまだ全然自信有りです! (危ないのは経済力の方)
 よって今後はオプションルートの旅を始める事にします。
 いつまで続けられるやら・・・。
 【^_^】
Posted at 2024/04/10 13:27:48 | コメント(0) | トラックバック(0) | モバイルシェル | クルマ
2024年04月08日 イイね!

NO.1288 四国中央横断ならず 2024年春旅DAY19

NO.1288 四国中央横断ならず 2024年春旅DAY19  3月9日はcw号の過去走行ルート図を見てとても間が抜けている四国の真ん中を横断する予定を立てました。 検索すると、何と何と400Kmの行程と表示されます。
 しかしこの日の翌日中には帰宅しないとならないので、急ぎ足になっても完走を目指しました。
 スタート時にスッタモンダが有り、より一層ハードな日の記録です。

 四国観光で外せない『四国カルスト』とオフバイクで走りたかった国道439号『剣山』方面に工事通行止めが有ってド真ん中を貫通する事が出来ませんでした。 図中黄色ライン。 残念!


 起床した午前5時には降っていなかった雪が1時間後には積もり出しています。
 久万高原の天空の里だから? 慌てて天気予報で情報の収集します。
 するとこれから予定している地方は時々雪との事で慌てました。
 既に4万キロ以上も走行していて残り溝が心もとない夏タイヤです。
 取り敢えず安全策を取って下界へ向かうことにしました。


 25Km30分走行して松山の平地まで降りてきました。
 途中のコーナーが連続する所では数回ズルッと滑りながら。
 

 このセブンイレブンで朝食を購入して食べながら今後の予定を組み直ししています。 
 これから走る山岳ルートが雪道になっていたら?
 雪が降っても積もらないだろう沿岸を走行して『しまなみ海道』経由で高速道で帰ってしまおうか?
 しばし思案していると表が明るくなってきました。
 そこでもう一度天気予報を確認すると、今度は曇りから晴れですと!
 山の天気は気まぐれなのですね。


 結局来た道を戻り『道の駅・みかわ』までやって来ました。
 往復で50Km、時間にして2時間弱を無駄にしています。
 

 そのまま標高が上がって行くと辺りがこんな雪景色になってきます。
 しかし路面は全くのドライなので気にせずに進みましょう。


 途中でカルストラインの県道383号へ向かって分岐して行くと!?
 工事中で通行止めになっていました。 入り口に標識なかった様な・・・。
 作業員さんに聞いたら「今日はどのルートからでもカルストには行けないヨ」ですって。
 数回切り返してUターンして『四国カルスト』は諦めました。
 ルート検索時に数カ所の通行止めは確認済みだったけど、このルートは大丈夫だった筈だったのに。


 仕方なく少し南回りの迂回ルートで進むと『道の駅・ゆすはら』に到着しました。 見えている『雲の上のギャラリー(木橋ミュージアム)』は有名建築家の隈研吾氏の設計です。
 

 近寄って真下から見ています。
 凄い木造建築です。
 以下観光協会HPより
【日本建築の軒を支える「斗栱(ときょう)」という伝統的な木材表現をモチーフとして、刎木(はねぎ)を何本も重ねながら、桁を乗せていく「やじろべえ型刎橋(はねばし)」は、世界でも類を見ない架構形式による唯一の建物として神々しさすら感じられます。】
 珍しいものが見学できました。


 そしてここには『雲の上の温泉』が在りました。
 名前からして眺めの良いお風呂だと判りますが・・・。


 営業は午後3時からなのでそれまでは待てません!
 後ろ髪を引かれながら先へ進みました。


 津野の町から国道439号で北上始めると道が狭くなり勾配もキツくなります。
 そして「これが国道?」と言う道になってきました。
 対向車が来ない事を祈りながら進みます。


 『矢筈峠』のトンネルを過ぎると道は下に変化します。
 展望が開けた場所でパチリ。
 この先3つのコーナーを過ぎた場所がもうあんなに下に!
 それほど急勾配で降りて行きます。


 先ほどの撮影場所を見上げています。
 僕と同じ考えなのでしょう、後続車が停車していました。
 それまで見えていなかった展望が途端に開ければ思わず撮影しますね。
 

 『道の駅・633美の里』に到着する頃には時刻は午後1時近く。
 二輪車専用スペースがある道の駅でした。
 道理でバイクと沢山すれ違う訳だ。 この辺りのバイク走行は気持ちよさそうです。


 とんがり屋根が可愛い施設内で昼食としましょう。
 そうか今日は土曜日だった! 観光客が一杯です。
 長旅していると曜日の感覚が薄れちゃいます。(笑)


 ツガニ??? 見た目サワガニの仲間?


 見渡すと殆どの人が食べています。 『ツガニそば』¥800はここの名物なのでしょう。
 見た目茄子が載ったお蕎麦です。 食べると何も味がしない!
 ひょっとして僕が味覚障害になっているのでしょうか?
 いやいや、お稲荷さんの味はしっかりと感じましたヨ。
 僕が今まで食したおそばで一番xxxかったです。
 おつゆがただのお湯にしか感じられませんでした。
 クチコミでは評判が良いのに・・・僕が味音痴なのでしょうか?
 〆て¥1080を無駄にした気になります。


 気を取り直して先へ進むと30Km30分で『道の駅・土佐さめうら』に到着しています。
 

 3月初旬に河津桜でしょうか。 満開でした。


 し、しまった! あと30分我慢してこっちで昼食すれば良かったな〜。
 後の祭り・・・。


 5分走行して本山町のここで給油しています。
 422Km走行して30Lの給油は14.1Km/Lの燃費でした。
 この度でワースト2の悪燃費です。 やはり山岳路が長く続いたのが原因でしょう。


 高知自動車道大豊ICを過ぎてすぐの『道の駅・大杉』に立ち寄っています。
 地名は杉なのに何故に大杉かと調べたら、近くに大杉があるからでした。
 

 500mも無いので見学してみましょう。
 駐車場は無料でも料金所小屋で施設協力金¥200を支払いました。


 『八阪神社』境内にあるのですね。
 石段を上がります。


 ドーンと現れました。 あまりの巨大さに下がっても下がっても画角に納まりません。 広角レンズで歪んでいます。


 樹齢3000年以上で、南の杉(高さ60m幹周20m)と北の杉(高さ56m幹周16.5m)が根元で一緒になっています。
 その一本だけを見ても有名な『縄文杉』(高さ30m幹周16.4m)より巨大です。
 よって日本一としているのでしょう。


 グルっと一回りしてみました。 
 保護の為の銅板?が見えないこちらの方が神秘的に見えます。
 写っている女性の観光客さん曰く「屋久島の縄文杉も見に行ったけど、こっちのほうが凄い」とか。  それ聞いて得した気分になりました。
 時刻が午後3時近くになっているので先を急ぎましょう。




 25Km30分で『道の駅・大歩危』に到着しています。
 朝のゴタゴタがなければここから1時間の日本三大秘境にある『祖谷のかずら橋』を見学/通過したかったけれど、その先に通行止め箇所が在るので断念しています。 戻ってくるにしても往復70Km2時間では本日中に徳島へ辿り着けないと判断しています。


 見事な渓谷美を堪能できます。
 丁度日陰になってしまっていて残念!


 『吉野川』のこの水の色がとても綺麗なエメラルドグリーンでした。
 調べたら底に沈んでいる緑質片岩に太陽光が反射しているのだそうです。


 上流方向の日陰になっていない場所も撮影。
 きっと紅葉のシーズンは素晴らしい眺めなんでしょうね。
 

 本日の爽快なドライブルート。
 但し赤線部分は「これが国道なの?」級の道です。
 『吉野川』は池田の町まで来ると不自然に曲がり徳島へ向かって東進します。
 国道192号もそれに倣います。
 

 『道の駅・貞光ゆうゆう館』ではトイレ休憩だけして急ぎます。
 なにせ時刻は午後4時半を過ぎていましたから。


 次は少しの寄り道で到着した『道の駅・藍ランドうだつ』では降車して歩いてみました。


 少しの所に観光名所があるらしいので。
 

 古い街並みに観光客が大勢歩いていました。
 結局僕はこの歳になるまで“うだつ”が上がらなかったナ。 (笑)


 格子戸や白壁の土蔵が昔感を醸し出していました。
 偶然人が居ない瞬間をパチリ。


 ここを曲がってcw号に戻ります。
 ちょっと雲行きか怪しくなって来た・・・。


 

 せめてもの思いで走行できなかった国道439号上に在る『道の駅・温泉の里 神山』まで上がって来ました。
 

 この未走行ルート(赤線)は将来のオプションとしておきます。
 出来ればオフバイクを積載出来る車で来て、『剣山スーパー林道』走破がしたい!!


 四国の横断がほぼ終わった安堵感をしみじみ噛み締めながら徳島の町へ降りてきました。
 2022年に四国上陸した南海フェリー徳島港にほど近い『瀬戸の祭り寿し』で夕食としました。


 この看板にそそられてやって来ましたが、どんぶりの方は平日限定で午後5時まででした。 本日は土曜日の午後7時なので該当せず。


 

 ノンアルビールとあさり赤だしに茶碗蒸と寿し12皿で満腹になりました。
 ¥3,050  どれも新鮮で美味しく、特にまぐろは自慢するだけの事はありました。
 一皿一皿が時間差で来たので一々撮影できませんでした。


 そして今夜のお風呂に到着したのが午後9時です。


 『鳴門天然温泉 あらたえの湯』は午前0時までの営業なので助かりました。
 駐車場が巨大な割には浴室は狭かったです。
 ジェット寝湯に浸かっていたら長距離走の疲れの為か、危うく寝落ちする所でした。 サウナ後の冷たい水風呂で目覚まししてスッキリ。
  RVパークまで併設された大きな複合施設でした。 ¥900


 当夜の宿泊地は10分走行した『道の駅・くるくるなると』にしています。
 鳴門ICに近く、翌日の走行に便利だからです。
 到着間も無く午前0時過ぎに即就寝となりました。
 
○ 走行距離 401Km 総走行距離 4389Km
○ 立ち寄り道の駅 10ヶ所
   みかわ
   ゆすはら
   633美の里
   土佐さめうら
   大杉
   大歩危
   貞光ゆうゆう館
   藍ランドうだつ
   温泉の里神山
   くるくるなると
○ 入浴 鳴門天然温泉 あらたえの湯

※ これで四国中央横断の旅が終わりました。
 一般道のみでの400Km走行は例え北海道でもした事が有りません。
 これでもし剣山周辺が走れたらとても1日では無理でしたね。
 次回四国を旅行することがあれば、今度は2日以上のスケジュールを組まねば!
 【~_~】
Posted at 2024/04/09 18:52:23 | コメント(1) | トラックバック(0) | モバイルシェル | クルマ
2024年04月08日 イイね!

NO.1287 空撮・貝汁・フェリー・鯛めし 2024年春旅DAY18

NO.1287 空撮・貝汁・フェリー・鯛めし 2024年春旅DAY18 3月8日は旅の18日目の記録です。
 沖縄発を1日早い方の便にした事で1日分の余裕が出ました。 それを有効に活用するべく本来予定していなかったルートになります。
 中国地方瀬戸内海側で未走行路を辿り、どうせならと四国に渡ってしまおうって魂胆です。

 赤いラインの過去走行ルートで未走行部分になっている下関から徳山間を走行して沿岸ルートを繋げます。
 これで中国地方の沿岸で残すは尾道〜呉までだけとなります。


 3月8日朝6時に『道の駅・蛍街道西の市』をスタートします。
 この後の予定を考慮して朝食は後回しです。


 今年で3回目となる『角島大橋』に到着しています。
 2022年/2023年と雨に祟られて中止せざるを得なかった空撮のリベンジです。
 

 2022年4月14日午後2時。 本降りの雨で中止。


 2023年4月5日午前6時。 到着時は今にも降り出しそうな曇り空。


 空撮開始時刻には又もや雨・・・。


 今回は雨の心配は無く、遂に目的達成出来ます。
 風が強めなのが気がかりですが。
 偶然にも去年と同じ場所に駐車していました。


 予定時刻までの時間に朝食としました。
 去年はこの時点で雨が降り出して空撮を断念しています。


 ドロ君を離陸後高度30mでホバリングさせておいて、cw号をスタート地点まで移動します。


 まだ太陽が低いので向きによっては逆光になってしまいそうです。
 波の状態で風の強さが判ります。
 

 橋の途中の駐車帯で一時停止してドロ君を呼び寄せて、自動追尾させる為にcw号をポインティングします。


 橋から高度10m位で追尾撮影しています。
 危なく照明ポールに接触しそうになっています。
 僕は運転に集中しているので、録画を見てビックリでした。
 危なかった!


 その後は順調に追尾しています。
 でもあの先の山に注意だな。


 橋を渡り切るまで撮影出来ました。
 この先左側の公園で待機してドロ君を呼び寄せます。


 アクティブトラック(自動追尾)を停止しているので手動でcw号脇へランディングさせます。
 ここで一旦撮影映像のチェックしています。
 やっと出来た空撮です、後で「撮れてなかった!」なんて事になったらシャレになりませんからね。


 次はドロ君を橋中央部まで先行させてホバリングさせ、戻ってくるcw号を撮影しています。
 かなり風速が強めだったけれど、頑張って静止していてくれました。


 中間部からは今度は高度高めにしての追尾撮影しています。
 本当はもう少し接近した画を撮りたかったのですが安全第一です。


 高度130mからの『角島大橋』を渡って本土に戻るcw号です。
 上空は風が強くて横に流され、それに対処する為にドロ君がフルパワーで頑張っていました。

 
 この後バッテリー3個を使い切るまで空撮して、7シーンの撮影でリベンジ成功してcw号の元へ帰還中です。
 これでもうココに無理に来なくて済むな・・・。 (笑)


 空撮の成功で気分も晴れ晴れ、未走行ラインを消す為に日本海から瀬戸内海側へと向かいます。
 途中に在った『道の駅・北浦街道 豊北』で休憩しました。
 “とよきた”では無く“ほうほく”なんですね。


 午前9時なのでまだ施設開店前です。
 ここは『角島大橋』が見える近距離なのでここで車中泊にしても良かったナ。
 でも近くに入浴施設が無いからダメでしたね。


 日本海とお別れする前に給油しています。
 453Km走行で31.7Lの給油は14.3Km/Lの燃費でした。
 椎葉村付近の難所とやまなみハイウェイで楽しみすぎたのが悪影響したのでしょう。
 SSマンから「随分と入りましたね、ガス欠寸前では?」と言われましたが、コレいつも言われちゃいます。 特にスリルを味わっている訳では無いんですけどネ。(笑)


 海際のこのSSで給油中に日本海を眺めています。
 本州最西端の『毘沙の鼻』の右に『蓋井島』が見えています。
 この先の宇賀本郷で日本海とはお別れです。


 瀬戸内海に面した町『小月』からは走り残していた国道2号を東に走行して行くと! 何回かTVで紹介されていたお店の看板が!
 トラックドライバーに人気な『ドライブインみちしお』に急遽立ち寄る事にしました。


 まだ午前10時で朝食から3時間も経っていません。
 でもこれ食べておかないと後々後悔するでしょう。
 貝汁¥550にライス¥240で二度目の朝食となりました。


 こんな中途半端な時間でも結構な数のお客さんが食事中です。
 やはり『貝汁』が多い様です。


 有名なだけあって美味しい! 貝好きな僕ですから。


 途中でむき身して汁ごと白米にイン。
 子供の頃が懐かしい“猫まんま”の完成です。
 これ何年振りに食べたのだろう? 最近しませんね。
 そして満腹を通り越してしまった! (笑)
 

 そこからは意味もなく道の駅巡りとなりました。
 海岸沿いを走行して宇部を通過して到着。


 『道の駅・あじす』 秋には裏の畑に咲くコスモスが有名だそうです。
 ちょっと店内を徘徊しただけで即スタートしました。


 『周防大橋』で椹野川(ふしのかわ)河口を渡り15分で『道の駅・あいお』まで来ました。


 とても狭い施設で駐車するにも一苦労。
 駐車待ち車両が多いのでそそくさと再スタートしました。


 今度は20分で『道の駅・潮彩市場 防府』に着いちゃいます。
 この辺りは近距離に道の駅が点在しています。


 時刻は午後12時過ぎ、魚市場と合体した道の駅なのでここで昼食にしようかと思いましたが、まだ全然お腹が空いていません。


 新鮮なお魚が美味しそうだったので非常に残念です。
 食事スケジュールが失敗していますね。


 またもや20分の走行で『道の駅・ソレーネ周南』に到着します。
 ここは昨年来訪済みで、ここから山陽道に上がり『秋吉台』を目指しました。
 これで瀬戸内海未走破沿岸ルートが繋がった事になります。


 ここで昨年と同じくブルーベリーソフトを食べています。
 ん? 昼食は?
 実はここで四国へ渡るフェリー会社へ電話で確認すると、次の便まで時間に余裕が無い事が発覚しました。
 従ってゆっくりと食事する時間が無くなっています。


 もう走行済みの沿岸路は走らずに内陸部をショートカットして時間を節約。
 50Km1時間で『柳井港』までやってきました。


 ここからフェリーに乗船して松山『三津浜港』へ渡ります。
 ¥11,500料金は高くないか?
 ここで乗船待ち整理の係員さんとしばし会話しています。
 内容はいつも通り。(笑)


 実は航行時間2時間30分の長距離航路なのでこの料金でした。
 事前の計画では『八代島』先端まで走行して『 伊保田港』からの乗船のつもりでしたが、そこからの次の便は午後7時10分まで無いのです。
 5時間も待てないので『柳井港』からにしています。


 出港前に時間が有れば近くで昼食するつもりもそれは無理。
 結果的に昼食抜きになってしまったのだから貝汁食べておいて正解でしたね。
 午後2時45分出港のフェリーに乗船します。
 余り大きく無い船だな。 瀬戸内海は波静かなので揺れないでしょう。


 『おれんじまーきゅりー』号は10台位の乗船車両でした。
 瀬戸内海のフェリーの多くは小型で前後に車両出入り口が有るのでバックの必要は有りません。


 船内の結構豪華な客室風景です。
 指宿や垂水のフェリーと違って乗船時間が長いので、ゆっくりと過ごせる配慮でしょう。


 毎度の事ながら上部デッキに上がってみます。
 そこには何とプールが有りました!
 夏にはここで泳げるんですね〜。 初めてみました。


 出港しました。 本州とはお別れです。


 下段デッキは自販機/チェアーが有り、ここで潮風を浴びながらコーヒー飲んで過ごします。
 ここでは喫煙可です。


 暫くすると昨年渡った『大島大橋』をくぐりました。
 真下から見上げ撮影するつもりがタイミングを逸しています。


 この便は寄港しない『伊保田港』を通過すると右舷にTVで有名な『ダッシュ島』(由利島)が見えました。
 

 瀬戸内海はフェリー銀座? 頻繁にフェリーと遭遇しました。
 『中島フェリー』は松山から中島周辺を周っているようです。


 松山が見えてきました。
 そろそろ下船準備が近い頃です。


 午後5時20分に定刻通りに『三津浜港』に着岸しました。
 ここでこの後の夕食と入浴そして車中泊場所を検索しています。


 電話で予約したお店は伊予鉄松山市駅の目の前。
 有料駐車場から歩いて目的のお店に向かいました。


 『鯛めし槇 松山店』で今夜の夕食です。
 靴を脱いでの入店すると、若い綺麗なオネーサン3人がお出迎えでした。
 それが目的では有りませんヨ。(笑)


 勿論『宇和島鯛めし』を注文します。
 “御膳”系は昼のみの提供だったので単品です。


 食べ方の説明がありました。


 ご飯お代わり前提で、鯛の二倍盛りにしています。


 サイドメニューには『チャンバラ貝』(マガキガイ)の浜茹で(海水)。
 移動するときに腕をチャンバラの様に振り回すのが語源と聞きました。
 初めて食べましたが、ほんのり甘くコリコリして美味しかったです。
 〆て¥2,840の夕食でした。
 調べてみたら神田にも新店舗が開店しているらしいので、その内に行ってみようか。


 食後12Km30分で今夜のお風呂に到着しました。
 市内を外れて山に登りだす手前で国道を外れ、小高い丘の上に在りました。


 『とべ温泉 湯砥里館』は地元民で賑わう銭湯って感じでした。
 それでもサウナ/ジャグジー/水風呂まで有って¥400は安い。
 しかも老人割引で¥300です。
 ロッカーは珍しい返却無しの¥10でした。
 この町営の施設は2024年3月末で閉館と書かれていたのでもう来ることは無いでしょう。
 (ところが何と、7日のニュースで4月6日よりリニューアルして民間営業を開始したそうです)

 さっぱりした後はここから20Km山を上がった『道の駅・天空の郷·さんさん』で車中泊としました。
 
○ 走行距離 267Km (+フェリー70Km) 総走行距離 3988Km
○ 空撮 角島大橋
○ 立ち寄り道の駅 7ヶ所
   ほうほく
   きくがわ
   きららあじす
   あいお
   潮彩市場 防府
   ソレーネ周南
   天空の郷·さんさん
○ 入浴 とべ温泉 湯砥里館
○ ハイドラハイタッチ 2回
 
※ 2年間悔しい思いをした空撮のリベンジが出来、未走行の沿岸も過去ルートと繋げることが出来た1日でした。
 翌日からは余剰日を使って四国を横断する予定なので、山岳路のオンパレードになりそうです。
 【^_^;】
Posted at 2024/04/08 15:10:53 | コメント(1) | トラックバック(0) | モバイルシェル | クルマ
2024年04月06日 イイね!

NO.1286 九州北上の旅終了 2024年春旅DAY17

NO.1286 九州北上の旅終了 2024年春旅DAY17  3月7日はこの旅での九州最終日になります。
 やっと晴れの日がやって来たので気分も上々、前日に続いて九州の背骨を北上します。  阿蘇に来たのは3回目、でもまだ走っていないルートが楽しみです。
『道の駅・阿蘇』から『やまなみハイウェイ』の一部分を走行し、日田市を通過して門司から本州・下関に渡り『道の駅・蛍街道西の市』までの記録です。
 晴れた事も有り、また見どころが多かったので撮影画像が多過ぎてチョイスに困りました。 では70枚の画像と共に。

 昨晩寒気を感じたので暖かくして早寝したので、起床時には体調は万全に回復しています。


 朝7時の朝日に照らされるcw号です。
 阿蘇の山が綺麗に見えていました。


 目覚めた時にシェル内は5度と冷え込んでいました。
 その為に内壁が結露で濡れています。
 タオルで拭き取ると水拭き掃除になって便利です。 (笑)
 セラミックヒーター全力暖房中で7.6度まで室温上昇してます。


 電気敷毛布の上で広げた寝袋に包まり、足元の隙間からセラミックヒーターの温風を入れて寝たので汗をかく程のヌクヌク睡眠でした。
 その為にポータブルバッテリーの残量が43%まで消費していたので、全ての電源をシェルのリチュウムバッテリーで賄っていたらそっちは空っぽになった筈です。


 朝食を食べながら本日のルートをナビに入力します。
 立ち寄りたいポイントが沢山有り過ぎて困りました。


 過去走行済みルート(赤線)を避けながら北上を目指しますが、やまなみハイウェイの一部はどうしても重複して走らざるを得ません。
 とても素晴らしいパノラマラインなのでそれも又楽しいので良し!
 途中のスキー場先の駐車場までやって来ました。


 ここで3日ぶりにドロ君の登場です。
 特にこの場所の飛行申請はしていないけれど、ここは大丈夫でしょう。
 一応、飛行計画登録はDIPSに出しておきます。


 グーンと高度を上げていると無乗客の観光バスが駐車場に入って来ました。
 目の前の『一目山』だけ草が生えていません。


 最大高度で180度回転させると逆光に『くじゅう森林公園スキー場』が見えています。 標高が高いから?まだスキーが出来るんですね。


 あれは『涌蓋山』(1500m)かな?


 『一目山』山頂まで飛ばしてみました。
 遠くに熊本越しの有明海まで見えています。


 日本一の地熱発電所『八丁原発電所』から湯気?が上がっていました。
 地熱発電所のすぐ近くにスキー場とは面白い組み合わせですね。


 ドロ君を収納してから約20分の走行で次の目的地に到着しています。
 この看板を見ちゃったら寄らない訳にはいきません。


 料金¥500支払って歩き始めると! 「ドーン、ドーン」と大きな音がします。
 音の得体が判らないままに橋へと進みました。
 駐車場には大型観光バスが沢山停まっていのたで観光客が多めです。
 歩道として日本一の高さの吊り橋です。


 390mの橋を渡り切っての振り返り撮影。
 中間で173mの谷底を見下ろすと、特に高所恐怖症では無い僕でも足がすくみました。
 

 渡った先にも料金所があります。 こちら側にも車で来れるからですね。
 チケット見せれば通過/UターンOKです。
 ここのオジサンにまだ聞こえている音の正体を聞いてみました。
 「あれは自衛隊の演習の砲声だよ」とか。
 ん?近くに陸上自衛隊があったっけかな〜。
 ググッてみたら湯布院に演習場が見つかりました。 30Kmも距離有るゾ。
 砲声ってそんなに遠くまで響くんだ!
 戻りにすれ違う観光客は殆どK国の人ばかりでした。
 右側通行されるのですれ違いが面倒です。
 アチラさんもそう思っているでしょうが。


 20Km30分で次の目的地『豊後森機関庫公園』に到着、この駐車場から歩いて観光します。


 公園内の『旧豊後森機関庫』を観て回りましょう。
 九重連山を背景に蒸気機関車が見えます。


  表示は蒸気機関車9600型ですと。


 雨晒しにしては綺麗な状態で展示されています。
 メンテナンスしているのかな?


 後ろ姿も迫力が有ります。
 昭和49年に引退したそうです。


 SLと共に扇型機関車転車台は近代化産業遺産です。


 この転車台が回転して


 扇型機関庫にSLを入庫させたのですね。
 割れたガラスが廃墟感たっぷりの庫内は勿論立ち入り禁止です。


 すぐ近くの『道の駅・童話の里くす』にも立ち寄りました。
 経路上近辺の道の駅は多少遠回りになってもチェックしておきます。


 桃太郎は岡山ではなかったっけ?
 どうやら“童話の里”に因んだようです。
 ちょっと紛らわしいな。


 

 20分走行して『道の駅・慈恩の滝 くす』までやってきました。
 

 想像していたよりも小さな滝/滝壺でした。
 

 口コミ評価4.3のこちらのお店で昼食が本来の目的でしたが・・・。
 見事に定休日! 朝の検索時に気が付かなかった!
 十割手打蕎麦食べたかったな〜。
 それでは第二候補へと向かいましょう。


 30分走行して午後1時過ぎ、日田市のこちらのお店で昼食としました。


 『想夫恋 友田店』です。 この手前にも『想夫恋 総本店』が有ったけれど、行列で並んでいたのでパスしてきました。
 こちらのお店は午後1時過ぎたから?空いているようです。 


 日田市の名物やきそばのお店です。 お蕎麦転じて焼きそばになりました。
 焼きそば+ライスは関東人には馴染みが無いですよね。
 焼きそばの種類が多くて迷いました。


 『マヨかけ焼きそば』¥1150にしました。
 周りのお客さんは大盛りが多い様だったけれど、かなりのボリュームに見えたので普通盛りです。
 目の前で調理されてアツアツで提供された焼きそばは、モチモチ麺に甘めのソースで美味しくいただきました。
 

 国道211号を大肥川に沿って北上して行く内に空は曇り出しました。
 30分位の走行で『道の駅・小石原』で小休止。
 先ほどの焼きそばの油が合わなかった? 少し胸焼けして来ました。
 炭酸飲料でも飲んでスキッとしましょう。


 次の道の駅手前でちょっと寄り道。
 国道から外れて川を渡って民家の脇で停車しました。


 歩いてすぐのココはかつてはJRの線路が通っていた踏切が在った場所ですが、今はBRT(バス高速輸送システム)になっていて、バス専用道になっています。


 ここは誰も知らない? 隠れ名所なのです。
 その名も『爆発交差点』! JR時代は『爆発踏切』の場所です。
 

 太平洋戦争中この先に在ったトンネルが軍の火薬庫として使われていたそうです。 終戦後に処分しようとして事故になり、532トンの火薬が大爆発して山ごと吹っ飛んでしまったと言う『二又トンネル爆発事故』の現場です。
 それ以前はあの不自然な切り通しの所に山が在ったのですね。
 多くの犠牲者を出した事故の記憶を風化させない為に『爆発』の文字を残しているのでしょうか?


 すぐ先の『道の駅・歓遊舎ひこさん』でその後のルート探索しています。
 元JRの駅が道の駅になったようです。
 

 マップを見ると、昨年車中泊した場所をかすめて走行して来た事が判りました。
 ちょっと寄り道してラインを繋げてもよかったナ。
 因みに『太刀洗平和記念館』はゴジラで有名になった幻の戦闘機『震電』が展示されています。


 何故に天狗? 調べてみたら近くの『英彦山』が天狗の山として有名だからとの事でした。
 まだ先が長いので急いでスタートしました。


 山を下って平野部になり、添田の町を通過して『道の駅・おおとう桜街道』までやってきました。
 名前に有る桜にはまだ早かった様ですが、とても大きな道の駅でした。
 温泉施設や公園も有りとても賑わっていました。


 なんとココには“1億円トイレ”が在りました。
 

 トイレ入り口ではクリスタルピアノが自動演奏しています。


 桜を眺めながら用を足せる!
 無人だったのでパチリ。


 子供用の低い便器も有りました。
 一億円、有効に使ってネ!


 『道の駅・香春』は撮影のみで通過します。
 この後の予定には時間制限が有るので焦り出していました。


 ラーメンの看板の方が幅を利かせています。
 

 国道322号で小倉の街まで走行してから国道199号で久しぶりに海を見ながら来て、門司駅の近くでパチリしました。
 『門司赤煉瓦プレイス』は過去にサッポロビール工場だった場所です。
 

 レトロな雰囲気でステキです。
 緑の中に置くと映えるcw号の赤色はココでは埋もれちゃいますね。


 午後4時30分、関門トンネルに入るといよいよ九州とはお別れです。
 軽自動車¥110で関門海峡をくぐります。


 トンネル最深部から先は山口県となります。


 午後4時50分に『新下関駅』に到着しました。
 ちょっと急ぎ足で駅構内へ向かいます。


 飛び込んで聞くと、午後5時閉店だと思い込んでいた観光案内所は6時までやっているとの事。
 焦って損をしました。(笑)


 ¥100で『本州最西端到達証明書』を無事に入手出来ました。
 2年前に『毘沙ノ鼻』は訪問済みで、その時にはすでにここから20Km以上も通り過ぎていたので入手は断念した曰くが有りました。
 残すはこれも同じく訪問済みでも入手出来ていない『本州最北端到達証明書』のみとなりました。
 そちらは今年の夏だな・・・。


 午後5時30分、本日の夕食としました。
 こちらも2年前に食事した『元祖瓦そば たかせ』です。


 少し早めの時間ですが、今夜の宿泊地近辺には遅くまで営業している飲食店が無く2年前に苦労していますから。


 とても高級感が有る店内です。
 夕闇迫る景色を眺めながらの食事となります。
 お客さんは僕の他に2組5人が食事中でした。


 勿論『瓦そば』¥1320をオーダーです。
 昨年下関市場で食べた瓦そばはちょっとガッカリしたので、元祖でリベンジします。
 少し甘めのつゆにもみじおろしを混ぜて味を調整、熱い瓦で熱せられた錦糸卵と茶そばが美味しい!
 食べ進む内に下の方のそばがパリパリになって食感が変わるのも僕好みです。


 僕には必要ないけれど、一応食べ方の説明書きが有ります。
 

 おそばだけでは足りないので『鯛茶漬け』¥935もいただきます。
 こちらは店員さんから食べ方の説明が有りました。


 今見てもヨダレが・・・。 これもとても美味しかったです!
 計¥2255の大満足な夕食でした。
 やっぱり『元祖』は違うな〜。


 『道の駅・きくがわ』は昨年休憩したのでトイレをお借りしただけ。


 午後7時に到着した『道の駅・蛍街道西の市』が今夜の入浴/宿泊地となります。
 こちらも昨年お世話になっています。 走行経路は逆向きですが。


 この様な中庭を通って


 『蛍の湯』に入館しました。 JAF割引で¥570と¥100お得です。
 

 このお風呂、僕旅でトップクラスの施設だと思います。
 去年の時とは男女浴室が入れ替わっていました。
 ガラス張りの広い内湯に東屋付きの露天風呂。
 清潔感の有るサウナに源泉水を使ったトロトロな水風呂。
 ジェット系が無いのが惜しい!
 なるほど、山口県ランキング1位もうなづけました。
 但しここの併設食堂が午後3時までとは、これ如何に?


 閉館間際まで寛いで、シェル内に戻った午後9時におやつを食べています。
 明日は早めのスタート予定なので、就寝も早めにしましょう。

 こうして九州の背骨を貫通し終えた日となりました。

 赤線が過去走行ルートで青線が今年のルートです。
 間が抜けていた九州の中/南部に見事なラインを描けました。
 残るは佐賀県中央部と日向〜熊本と宮崎〜水俣の横向きラインだな。

○ 走行距離 244Km 総走行距離 3721Km
○ 立ち寄り道の駅 8ヶ所
   童話の里くす
   慈恩の滝 くす
   小石原
   彦山
   おおとう桜街道
   香春
   きくがわ
   蛍街道西の市
○ 空撮 くじゅう森林公園スキー場
○ 入浴 西の市温泉 蛍の湯

※ これで3日間665kmの復路九州の旅が終了しました。
 翌日からは沖縄で節約した余剰日を有効に活用するルートを練ります。
 【^_^】
Posted at 2024/04/07 10:19:39 | コメント(0) | トラックバック(0) | モバイルシェル | クルマ

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埼玉県三郷市で建築金物製作工場を営んでいるバイク乗りです。 2012年にリターンライダーとなり、家族には年寄りの冷や水と言われています。 GSX-R750R...
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