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cwr3072 (シーダブ)のブログ一覧

2020年02月08日 イイね!

NO.1127 曲がった事は嫌いです。 モバイルシェル作り-8

NO.1127 曲がった事は嫌いです。 モバイルシェル作り-8 今週も本業終了後のお楽しみを続けています。
 しかし来週より工場内を最大限使って行う作業予定が有るので焦っています。
 現状キャリィ号及びモバイルシェルが占有している場所も僕の戦場となるからです。 今、表に出してしまって雨ざらしにはしたく無いので何とかせねば!


 前回UP出来なかったR側トップボーダーの画像を載せておきましょう。

 この後バックカメラが到着次第、取り付け&通線穴加工をします。
 そうすれば一度全てのボーダーを取り外して専門職さんにヘアライン研磨仕上げをお願いする予定です。
 が、まだやっておかねばなら無い事が有りました。


 スチール4.5t板をベースにしてパイプに羽板を溶接してブレースを製作しました。 固定はM8ボルト/ナットです。


 クロスを交差部分を避けてターンバックルにて結合。
 今回のこのパーツは治具なので溶接したままの仕上げ無しでOK。


 一方のボルト〜ボルト間を計測すると2290㎜となっています。
 スケール(メジャー)を引っ掛けて測っているのでボルト内側までが芯々寸法となります。


 もう一方の方も同じ2290㎜になるようにターンバックルを回して調整しました。 調整前は2288㎜だったのでたったの2㎜ですがここはキッチリと行きましょう。 これでシェル底面が正確な四角形になりました。



 
いよいよ車体との接続作業に移ります。
 アオリヒンジを利用するのでシェルが真四角に成った状態でないと出来無い作業が始まりました。
 アオリ側のピンサイズ10㎜と同じステンレス丁番を加工してステンレス3.0㎜の曲げ板と合体させます。
 

 左右4箇所ずつの車体側ヒンジに合わせながら整形して行きます。
 加速/減速のどちらにも対処できるように前向き2つと後ろ向き2つで走行時のズレに備えました。
 加工したステンレスヒンジを装着したらシェルフレームに埋め込んであるM10丸ボスの位置を正確にケガキ移して穴あけ、M10用ノブスターにて固定します。
 
 ここでちょっとお堅い話。
 このシェルは『荷物』扱いになるので車体に所謂ところの固定は出来ない事になっています。
 この固定の概念がちょっとあやふやだったので設計段階で各方面で情報収拾していました。
 まず、メーカーとして販売している所では車体に穴あけしてブラケットを介してボルト固定している例も有ります。 勿論取り外しには工具が必要となります。
 ずうずうしくも、問い合わせをしてみたら「法令上問題無しを確認して販売している」との事でした。
 又、荷台アオリを残したままでロープ等で固定している例も有りますが、これは普段の積荷固定方法ですね。
 (但し、その取付用フックが木製フレームにビス止めとかアブナイ例もちらほら・・・)
 我シェルはスタイリッシュ?をモットーにしている訳ですから一層悩みました。
 そこでウチのご厄介になっている民間車検工場に相談したら、「工具を使って固定したら車体と見なされるかも?」との事で、前例を説明したら???でしたけど・・・。 ラッチ式スリングも或る意味工具だとしたら??
 敢えてグレーゾーンに挑戦する勇気はないのであくまでも“手”で固定する方法を考察した結果が今回の仕様になります。


 順調に作業を進めて来たら最後に問題が発覚!
 画像の様に右側最後部の車体側ヒンジ が曲がって溶接されています。
 自動溶接なのでしょうか?、結構適当に作られているのですネ。
 成る程、アオリを取り外すときに結構な抵抗が有ったのは此の為だったのか。
 幸いにも差し込み側が車体から離れる向きの狂いだったので製作するブラケットの加工で何とかなるので安心しましたが、もし反対向きの狂いだったら差し込み不可になり、車体側の方を一旦取り外して正確に溶接固定するハメに会う所でした。
 (どうしてもならするけど・・・)


 なんとか全ての箇所で固定できました。
 ノブスターでの締め付け箇所がヒンジ/ヒンジのセンターになっている所がミソで、上下方向に車体と離れようとする力(回転方向)が掛かった時に一番有効な位置になっています。
 件の修正加工した右最後部は今はとてもお見せできる状況の仕上がりではないので後日まで隠しておきます。(笑)

 この後もう一箇所製作するパーツが有り、それが終われば一旦車体と切り離して
工場隅に保管、キャリィ号は2ヶ月ぶりの野宿生活となる予定です。

※ 今回はトラックなのでこんなもの?、曲がった物に苦戦の巻でした。
 【^_^;】
Posted at 2020/02/09 00:27:50 | コメント(1) | トラックバック(0) | モバイルシェル | クルマ

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