たっしゃんのブログ一覧

皆さん、おはようございます。。。






先日、基地に潜入してタービン交換をしてきました。


これまでは、レインボーオートのオリジナルIHI F3ハイフロー

タービンを運用してきたのですが、より高いパフォーマンスを

望み、IHI　B31SPL（通称：エロ蝸牛）に交換する事にしました。


こちらのターボは以前のJB23Wにも使用経験はあるのですが、

今回導入したエロ蝸牛さんはA/R10.5（以前はA/R9）と少し

大きめのEXハウジングになり、よりパワー指向のターボと

なります。


以前と比較するとエンジン内部も相当手が入っているので、

高いパフォーマンスを期待しての変更でした。


また、今回同時施工でコイツを取り付けして頂きました。





Link ecu制御によるブーストコントロールをする為のソレノイド

バルブになります。


以前から興味があり、横ヒレさんには早々に相談していたものですが、

今回要約取り付けする事が出来ました。


当然の事ながら、燃料マップ＆点火マップの変更に加えてブースト

マップもセッティングが必要になる為、昨日早朝より４時間掛けて

セッティングを実施しました。


今は真夏になるので、外気温が高い中のセッティングは、あまり

よろしくないとは思っておりましたが、実際には外気温度30℃

程度ではセッティング中の吸気温度は37℃、水温92℃、油温108℃

と、非常にトータルバランスの高い補機類によって、外気温度の

高い状態でも、十分に耐えうる仕様なので、ガンガン踏んで、

ブーストは150kpaで一先ずはセットアップが完了！


エロ蝸牛さんのビンビンなワイドバンド且つ、パンチのある特性に

加え、Link ecuのブーストコントロールが非常に素晴らしく、立ち

上がりの鋭さとブーストの安定性は一般的なブーストコントローラー

がおもちゃに感じる程の性能で、ニヤニヤが止まりません！！


F3＆EVC6の組み合わせでは、立ち上がりのもたつきやパンチの

あるフィールではなく、大排気量NAのように太いトルクのまま

伸びていくフィールだったのが、今回はB31SPL＆Linkブーコン

の組み合わせでは、鋭い立ち上がりとパンチのある回転で低速

域から車体が押し出される感覚は、この真夏で既に速いので、

冬場は正直ヤバい加速をしそうです。。。


夏場のターボ車で、今のようなフィールが得られるとは思って

おりませんでしたし、昨年までは高速巡行すら厳しい状態で

クーリングを大幅に見直しした結果で、今年は真夏でも踏める

車になり安心出来る車に仕上がったのは、とても嬉しいです。


Link ecuによる制御の恩恵は計り知れないものがあり、手放し

で高性能を堪能できるので、万人にオススメ出来ますね。


ターボについては、今から12年前に黒さんと出会い、使用し出して

今に至りますが、その性能は現在でもトップであると評価出来ます。


サージも出ないし、ノックゾーンでの点火時期もかなり進められ、

フィーリングは最高です！


まだまだ、詰められる余地はあるので、少しずつ詰めていって、

完成度を上げていきたいと思います。


長いこと、様々なチャレンジをし、今やっと胸を張ってイイ車

だと公言できるレベルに達したと言えます。


660ｃｃのジムニーが、こんなに凄いと思えるようになれたのは

正直、横ヒレさんのお蔭かと忖度なしに言えますね。


もう、長い付き合いになってきたけど、やってる事はカワンネー！！


夏、皆車遅いでしょ？ボクのは速いよ、マジで！！！




ではでは。。。