通常、お盆はしっとりと過ごすものですが、今年のお盆は正反対。
本当にアツかった(暑かった?)一日でしたね。
昨日に続き、今日は「K4-GP」の決勝へ出場してきた次第です。
なお、冒頭掲載の画像は 私 or 次走者 がメインストレートを走っていた時に撮影頂いた物です。
リーダーの「ルーキー☆」さんより頂戴しました。
カッコいいアングルのショット、本当にありがとうございました(笑)。
先ず、決勝当日となる本日の集合は昨日より1時間遅い朝の5時。
ただし朝5時といっても現地集合の5時ですから、約100kmも遠い静岡市に住んでる私にとっては昨日も今日もあまり変わらないのが現状なのですけどね(汗)。
そんなわけで、睡眠時間はたったの3時間半というオチが付きました(^^;)
ちなみに・・・昨日の睡眠は2時間半です念のため(危。
以上のように朝早い集合でしたが、あまり時間的余裕は無いのが実情でした。
7時30分にはドライバーズミーティングが始まるため、それまでにスターティンググリッドへレースカーを並べておかなければなりません。
この時に「変則ル・マン」方式(※ドライバーは車内で待機、チーム員1名が車体に貼ってある紙を駆け寄って剥がした早い順でレースがスタート)を採用するK4-GPならではの風景が見られるのですが、このチーム員1名は仮装をする事が義務付けられていまして、色々なコスプレが見られたのもポイントです。
一番驚いたのが「目玉の親父&レースクイーンのツーショット(?)」ですね。
コチラについてはフォトギャラリーで追加しましたので、ぜひご覧下さい(笑)。
そこで今回のレースについて「おさらい」しておきますが、レースは10時間以内に1,000km(※220周)を走破するか、10時間を経過して1位がチェッカーを受けた時点で終了と言うルールです。
なので10時間を当チーム「FK-Styleワークス」のドライバー7人で割ると ”600分÷7人=約85分/1名” となり、2回走るから割る2で ”約40分/一走” となります。
端数はドライバー交代のピットストップや、4回の給油時間(※20リットル×3回、15リットル×1回の計4回)に掛かる時間を考慮しています。
そして朝8時に遂にレースがスタート。
先ずリーダーの「ルーキー☆」さんがスタートドライバーだったのですが、好スタートを切った以降も好位置でレースを進めて行きます。
40分を経て降りたられた時は上位1/3に入っていたと記憶してますが、158台も参加したレースで上位1/3を維持。
流石はレース経験者だと感じましたね。
そんなルーキー☆さん曰く、「多分・・・他チームもスタートドライバーがレース経験者が多く出たっぽい感じだったので、比較的安心して攻めてきました(笑)」 との事。
なるほど速いわけです(笑)。
・・・といった流れを経て、私が第4走者として走る時間帯となりました。
正直なところ、昨日一走してるとは言え、初のレースですので結構緊張してました。
ですが、とても乗りやすいマシンに仕上がっている点、そして10時間の耐久レースという背景から燃費重視でもあるので(※もちろん平均してタイムは出さないといけませんが)、スタートしてしまえば何とかなったのも事実でした。
それでも他車との接触未遂があったり(※例えば前走車が1コーナー脱出時に目前でスピン→即アウト側へ退避→縁石にタイヤを完全に乗っけてしまい肝を冷やしたとか)、既に異次元の加速を見せる「黒いフォードGT40」(のレプリカ)に何度も驚かされたり(苦笑)、遅いクルマをパスできずに2周ほど引っかかったりと、台数の多い中で「抜く・抜かれる」に神経を集中し続ける40分でしたね。
それだけに40分はあっという間でしたが、汗の量がハンパではなく、レーシンググローブだけでなくヘルメットの中すらも汗だくになった程です。
たった40分でこれなのですから、本格的なレーサーというのは体力勝負なのだなと実感した次第ですよ。
でも・・・その走った後で頂いたカキ氷の差し入れは、それはもう格別の美味しさでした。
とても冷たいのですけど、2杯目も行っちゃおうかと思った程です。
さすがにお腹を壊したらネタで済まされないので自重しましたが(苦笑)。
続けて春雨スープも頂戴しまして、冷たいのと暖かいのでイーブンとなった次第です(謎)。
以降は少しの間の仮眠タイムを経て、タイム計測係やピット時の窓拭きやシートベルト脱着の補佐などを担当。
続けて2走目がやってきましてスタートしたのですが、この時に雨がポツポツと降ってきました・・・。
「なんで自分の時に?(苦笑)」
思わず走りながらツッコミしてしまいましたが(←誰に?)、ツッコミしてても仕方ないのでピットインの指示(※ウエット用のタイヤ交換)が出るかを確認しながら、そのまま走行を続けます。
ですが・・・これがですね、1コーナーのブレーキ時に挙動が様変わりしたんですよ。
正直なところ、1コーナーを3周もしたら怖くなった程です(^^;)
それくらいグリップが変わるんですよね、やはりSタイヤはドライ用なのだと実感。
でも、おかげ様で以降は天候も無事回復し、続けてブレーキの感覚も元通りとなり、何事も無く次へバトンを渡せることが出来ました。
この時、何というかクルマを無事に降りた時・・・それはもう、本当にホッとしましたね。
正月の箱根駅伝でバトンパスを人間ドラマとして伝えるシーンが毎年ありますが、この時はソレを連想してしまいました。
渡せない走者の無念さって、本当に言葉に表せないものなのでしょうね。
その事を強く感じた次第ですよ。
そんなわけで(?)レースは続きますが、思ったよりも燃費が良かった事から次番より全開走行の許可が。
以降はタイムもかなり速くなり、面白いレース展開になったと思います。
ピット内では各チームのタイム計測表もテレビで出るのですが、この辺りも楽しめたポイントですね。
そして・・・レースはトップが218周を走ったところで10時間に到達。
私達のチーム・「FK-Styleワークス」も無事チェッカーを受けることが出来ました。
この時はさすがに感動しました、思わず拍手してしまいましたよ(笑)。
ちなみに10時間は長いかな?と思っていましたけど、意外とあっという間の一日でしたね。
順位についてはペナルティ(※黄旗無視とか白線またぎ等)の減算が出来ていないので後日発表という事ですが、この時では158台中80位前後という成績だったかと思います。
正式な発表を待ちたいところです。
以降は参加車両がコース上に並び、各チームで記念撮影タイム。
私達のチームも撮影しましたが、さすがに個人情報満載(?)なので掲載は割愛させて頂きますねぃ(^^;)
続けて暫定順位ながら表彰式があり、ラストはお楽しみタイムとなる「パレードラン」が始まりました。
このパレードランですが、チーム員が参加した車両に乗り、FSWのコースを低速で1周するというものです。
このチーム員というのがミソでして、当チームでは8名が乗車しました。
軽の「アルトワークス」にですよ?(実話)
私はリヤバンパーに足を乗せてパイプフレームを右手で掴み、各チームに手を振っていたんですけど、ツワモノのチームは ”軽の「ビート」に10人乗っていた” のも見かけたので、上には上がいるものだと思った次第です(笑)。
これにてレースは完全に終了。
後片付け以降は、某マンガの某兄弟・弟(謎)のセリフ・「走り屋にファミレスは基本だろ?」に倣い(?)、ロイヤルホストでの打ち上げ食事会を経て、無事に10時間耐久レースを終えました。
今回のレースでチーム指揮されたリーダーの「ルーキー☆」さん、参加された皆さん、サポートしてくださった皆さん、そしてレースを主催された「マッドハウス」ならびに関係者の皆さん。
この度は本当にありがとうございました&お疲れ様でした!
また来年、機会が持てれば参加したいと思いますので、次回お会いできる日を楽しみにしつつ・・・また走りましょう!
★ フォトギャラリー ★
今回より、実験的にフォトギャラリー機能を使ってみました。
以前より興味はありましたが、コレを使うと別で運営しているクルマのサイトのページを使わなくなりかねないので避けていたのですけど、折角あるワケですからね。
良かったらご覧下さい <(_ _)>
https://minkara.carview.co.jp/userid/265436/car/158697/1589926/photo.aspx
★ 追記 ★
8月20日に暫定リストが発表されました。
正式な順位も後日出るという事ですので、結果発表が楽しみな今日この頃です。
http://www2s.biglobe.ne.jp/~madhouse/menu.html
◆ 決算レポート(※彼女のカレラ風に)
[参加に関わる料金]
エントリー、その他消耗品などの割り勘額 62,500円 ※[2009/02/01]に支払済
スポーツ保険(※レース中の怪我) 2,500円
任意損害保険(※FSWの施設破損用) 1,000円
ライセンス講習会・受講費 3,000円
8/13の練習走行会、諸経費割り勘分 5,000円
計 74,000円
[移動経費・ガソリン代(アルシオーネSVX分)]
アルシオーネSVXの日記にて掲載予定