見事なまでにパンクしました。
そんな何度もパンク経験のある方もいないと思いますので、情報共有のために色々書いておこうと思います。ちなみに当方クルマいじりはしたことが無いので、その辺の知見はほぼないです。
先日、毎年の恒例である山梨での果物狩りに出かけた時のことです。
途中、眠気覚ましに散歩でもしようと、Googleマップ曰く近くにあるという森林公園を目指して広域農道から曲がってしばらく走った時に起きました。
「稲山けやきの森」というけっこう立派な名前がついてましたんで、きっと普通に走っていける道だろうと思っていたのですがとんでもない。最初は1車線幅のただの農道、そのうち森の中の舗装の荒れた凹凸の激しい路面です。どう見てもジムニーとか軽トラで行くような道。
ただ、そんな道でも突然舗装がよくなって快走路になるのは地方によくあることなので、調子に乗ってそのまま進んでしまいました。ちょうど凹みを超えたとき、何かを踏んだのでしょう。すぐに空気圧センサーが作動しました。
車を止め見てみると、トップ画像のような感じに見事にパンクしてました。
どうやら鋭利な何かがサイドウォールに刺さったみたいです。こんな箇所に、しかもこんな綺麗にサクッと刺さるなんて何をどうやって踏んだんだか…。
パンク修理材を買ってあるので大丈夫だろうと思い、さっそく使ってみました。今回初めて知ったのですが、この手のパンク修理材というのはシガーソケットから電源を取ってコンプレッサーで空気を入れるタイプなのですね。今までどうやって空気を入れるのか不思議に思ってましたが謎が解けました。
ジェルを注入しているところ。
ジェルの注入が終わったので、続いてコンプレッサーを起動し空気を注入。ただしこれが全然空気が入らない、というか入れるそばからどんどん抜ける苦笑
よくよく説明書きを見ると、端っこに小さく”サイドウォールの傷には使用できません。”と。。。いや、それもっと大きく書けよ…。でも傷を下側にして修理材が集まるようにすれば大丈夫だろ!、と思ってやってみましたが駄目でした。
ということで修理は諦めて、積車が駐車できるであろう広域農道沿いまでそろーりそろりと下り、結局、自動車保険のお世話になりましたとさ。
ちなみに降りてきて傷口を見たら、こんな感じにジェルが漏れていました。
今回いろいろ分かったことを書いておきます。
・RS3みたいなクルマで林道チックな道を走ってはいけない(当たり前)
・ジェル注入タイプのパンク修理キットはサイドウォールの傷には使えない
⇒ レッカーのおじさんは使えないとは言ってなかった(何方が正しいのか謎)
・おじさん曰くパンク修理の際はタイヤに刺さったものを抜いてはいけない
抜くと修理材の意味がなくなるから
⇒ でも修理キットの説明には抜くように書いてあった(何方が正しいのか謎)
・ジェルには使用期限があり、古いと硬化に時間がかかる可能性がある
⇒ 搬送中に硬化して穴が塞がったらしく、
ディーラーで空気を入れてみたら入ったとのこと
・やっぱりスペアタイヤはあった方が良い
⇒ RS3もそうであるように、最近のクルマはあまり積まないようですが、
積んでないとパンク程度でレッカーを頼む羽目に
・少なくともアウディの空気圧センサーは信頼できる
⇒ タイヤ回転数の差をセンシングしているタイプではないので正確?
・純正の空気圧センサーは高い(修理材のおかげで交換する羽目になった)
・ゆーっくり走るとパンク状態でもホイールは無事
まあお陰様で何とか無事に帰ってこられたので良しとします。保険の窓口になってくれているディーラーの営業担当氏、保険会社やレッカー業者、レンタカー業者の皆さんの素晴らしい対応に深く感謝申し上げます。
Posted at 2020/09/15 21:50:06 | |
トラックバック(0) |
RS3 | クルマ