ご無沙汰しております。
こちらではまだまだ緊急事態宣言が続いており、大人しく家におりましたのでクルマにふれあう機会もなく、そのために久しぶりのログインとなりました。
最近はもっぱら近所のスーパーに買い物に行くくらいしか乗ってないです。完全にドイツ車の無駄遣いですね。早く宣言明けて遠出したいです。
さて、実はRS3にリコールの案内が来てまして、たしかドライブシャフト関連?の異音対策かなんかでしたっけ?大して深刻そうでなかったのと、そもそもうちの個体にはまだ生じていなかったので2~3か月ほど放っておいてしまったのですが、先日ちゃんと対策品に交換してもらいました。
専用の工具を取り寄せるとかで1週間かかるという作業の間、マイナーチェンジ前の型式ですがQ5 TDI クワトロS-Lineを代車で出してもらいましたので所感を書きたいと思います。
やっぱりCセグメントハッチバック乗りの私にとっての第一印象は”でかい”です。上背がある分、A4より大きく感じます(後で気づきましたが、実際に車幅は大きいみたいですね)。ただし上背のある車によくある目線が高いので運転しやすい、というのはこのQ5にも当てはまりました。
気になる点
①左足フットレストが異常に遠い
遠すぎてまるでレスト出来ません(汗。私の身長は日本人の平均より少し高いのですが、足が短かめです。謙遜とかでなくマジです。平均身長より少し低い方と足の長さは同じかと思います。
なので平均身長以下の方はドライビングポジションをだいぶ前にしないとフットレストが機能しなくなると思います。私好みのドライビングポジションでは足のつま先部分とその付け根くらいしか届きませんでした。
左足かかとまでフットレストに着けた場合↓。アクセル・ブレーキペダルとフットレストの位置にだいぶ前後差があるのが分かると思います。
②アイドリングストップからのエンジン再始動による振動
これは以前A4に乗った時も全く同じものを感じたのですが、アイドリングストップから復帰するときのエンジン再始動で振動を感じます。
以前に乗っていたゴルフ7GTIや今乗っているRS3にもアイドリングストップがついていますが、再始動の時の振動は全く感じません。何なんでしょうね、Q5やA4の方が車格は上なのに。エンジン縦置きと横置きの違いなのか、あるいはスポーツタイプのクルマはエンジンマウントにお金をかけているのか。
③発進時のアクセル不感帯
停止時から発進するときに、アクセルを少し踏む程度だと反応しない帯域があります。
ディーゼルの癖なんでしょうか。あれ?加速しない?と思って踏み込むと、いきなりグッとトルクが出てしまうのでちょっとビックリします。まあこれは慣れの問題でもあるでしょう。人が機械に合わせればよいタイプの欠点です。
良かった点
①運動性能の良さ
たった2Lのディーゼルエンジンで、この大きな車体をストレスなく動かせるのはすごいです。先に述べたようにアクセル不感帯のようなものはありますが、その後の加速はなかなかです。ディーゼルはもっさりしている、という先入観を取っ払うには十分なものでした。
ただしSUVの例に漏れず重心は高めなので、当たり前ですが峠をぶん回すには不適だと思います。
②万人受けしそうな乗り心地の良さ
ドイツ車に乗り慣れていない人だと、アウディの場合はSモデルやRSモデルでない通常モデルでも乗り心地が硬く感じる人が多いと思います。
そんななか、Q5の履いているタイヤサイズとS-Lineのサスペンション設定だと、硬すぎず柔らかすぎずちょうど良いのではないかと思います。セダンやアバントは通常モデルでも舗装の継ぎ目は拾いますが、Q5はほぼ完ぺきにいなしてくれます。それでいてドイツ車としての重厚感はそのままですから、だれが乗っても不満は出ないのではないかと。
③サイドミラーが大きくて見やすい
たぶん車体のサイズそのものが大きいからだと思いますが、今まで乗ってきた車と比べてサイドミラーの面積が大きいので見やすいです。
道路の中で自車の車体がどのくらいの位置を占めているのかよく分かります。これは大きめの車体を乗りこなすのにあたって重要なことだと思います。SUVってみんなこんな感じでミラー大きいんですかね?
今回は街中しか乗っていないのでこれくらいしか書けませんが、アウディ、特にクワトロモデルの本来の生息地はグランドツーリング中の高速道路や地方道ですから、長距離を乗ってみるともっと多くの良さが見えてくるでしょう。
とまあ色々と書きましたが、私個人の結論としてはやっぱりクルマは小さいほうが良いと思いました。当然、数多く売れるのはQ5のような優等生なクルマだと思いますが、B,Cセグメントあたりのスポーツモデルが私は好きです。
Posted at 2021/03/20 14:37:15 | |
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