![RS3の燃費 RS3の燃費](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/044/715/162/44715162/p1m.jpg?ct=2d56f0d28980)
RSモデルの末弟に乗っていますが、燃費はやっぱり気になります。
単にお財布に優しいだけでなく、本来そのクルマの持つ性能をどれだけ出せているかの指標でもあると思っているからです。
なのでクルマの状態を掴むために燃費計算は欠かさず行っておりますが、先日のロングドライブでは初めて
リッター13㎞越えを記録しました。
これまでどんなに伸びても12㎞/L代でしたし、RS3(MY2018)の公称燃費は11.0㎞/Lですから、スタッドレス装着時とはいえ13.47km/Lという記録は驚異的であると思います。ということで要因を考えてみました。
◆一つ目の要因:インチダウン
この時はインチダウンしたスタッドレスタイヤを履いており、バネ下重量がいくらか軽量化されています。詳細は以下の通りで、純正状態に比べ1輪当たり2.3kg程度の軽量化がされていることになります(実測したわけではなく、ネットサーフィンしまくって各々の重さを調べた結果です)。
夏:1輪当たり22.4kg
ホイール
RS3純正ホイール 19インチ×8.5J:12.9kg
タイヤ
PIRELLI P ZERO アウディ承認 235/35R19:9.5kg
冬:1輪当たり20.1kg
ホイール
NEUSPEED RSe10 18インチ×8.5J:8.7kg
タイヤ
YOKOHAMA ice GUARD 6 235/40R18:11.4kg
※本当はConti Viking Contact 6を履いていますが、
重量が分からないので参考として同サイズのice GUARD 6としました。
この1輪当たり約2.3kgの差というのは燃費には如実に表れており、純正ホイール+夏タイヤに比べリッター当たり約1.0㎞もの違いが出ます。実際の運転感覚としても、停止状態からの出だしが明らかに軽くなっているのがよく分かります。オートテストのような競技だとかなり有利でしょう。
また、スタッドレスを履いていることもありますが、インチダウンしたことにより乗り心地が良くなりました。小さな凹凸を乗り越える際の入力が確実に少なくなっています。スタッドレスなのでワインディングは走り込んでませんが、スポーツタイヤなら18インチでも十分粘るでしょう。また、RS3のストロングポイントである高速安定性や直進性は損なわれていませんので、夏タイヤでのインチダウンも”有り”だと思います。
19インチを履いたRS3も格好いいですが、乗り心地や燃費など含めたトータルバランスとしては18インチがベストではないかと個人的には思っています。
◆二つ目の要因:エンジンの状態
積算走行距離が30,000㎞を越えたあたりから燃費が少し良くなってきました(今は45,000㎞くらい)。だいたい下のような変化です。
30,000㎞くらいまで
関東圏メイン:10.0㎞/L
高速+地方道:11.5㎞/L
※スタッドレス装着時+約1.0㎞/L
30,000㎞越えてから
関東圏メイン:10.5㎞/L
高速+地方道:12.5㎞/L
※スタッドレス装着時+約1.0㎞/L
実のところ具体的な要因が何なのかはよく分からないのですが、過走行気味なのに燃費が良くなってきたということは、逆にここにきてエンジンの状態が良くなってきた可能性が高いです。これまで以下のことを守ってきたのが効いているのだと思います。
・5,000㎞ごとのオイル交換を欠かさずに行う
(純正か社外品かは問わない。とにかく新しいことが大事)
・ときどきレッドゾーン近くまでぶん回す
・渋滞や街乗りを極力避ける
(総走行時間における渋滞や街乗りの割合はたぶん10%以下)
・1週間以上エンジンをかけないことが無いようにする
・アイドリングは極力避ける
(涼むためや暖を取るためだけのアイドリングをしない)
ご覧の方には、言われなくとも分かっとるがな、と思われるような基礎的なことではありますが、基礎を守ることの大切さを改めて実感した次第です。
以上2つが燃費が向上した要因です。
2つ目は推定ですが。
これからも大事に乗っていこうと思います。
それではみなさん良いお年を。
Posted at 2020/12/31 00:34:57 | |
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