個人輸入で車の部品を購入したが、トラブルに見舞われて到着がむちゃくちゃ遅くなったというお話です。
今年の初め、正月に触媒を注文しました。
TMC Motorsport というイギリスにある自動車部品の販売店で購入しました。
そして、翌月の2月初めにインタークーラーを注文しました。待ちに待ったAbarth695が3月頃にはやって来ると思い、舞い上がっていました。
車がくるまえには商品が到着し、納車されたらひたすらDIYをする予定でした。
しかし、2019年の年末、新型コロナウイルスが中国で蔓延し、1月中頃には日本でも頻繁にニュースで取り上げられるほどとなっていました。
2月頭には、クルーズ船が横浜港に入港、乗客にコロナウイルス感染者がいたため誰も下船できなかったあのニュースは毎日のように報道されていました。
1月末、注文した触媒について発送の連絡もないのでどうなっているか問い合わせてみた。
このお店で購入するのは初めてではなくて、年に数回買い物をしていました。
だいたい注文から1週間くらいは連絡ないので、こちらから状況を確認、メールの返事は早い。スムーズにいけば注文から2週間後くらいに発送の連絡がくる。(物によっては注文品から1週間以内に自宅に届くこともありましたが、多分奇跡でした。)長くても1ヶ月半くらいで到着していた。
問い合わせの結果、触媒は注文が殺到しているので、工場の次の生産分で出荷できるのでちょっと待って。ということでした。
2月6日にインタークーラーを注文しました。
インタークーラー注文直後、店からメールがきました。適合確認のメールでした。(オートマ装着不可の為)返信するとき、納期を聞きました。そしたらすぐに送れるということでしたので、安心しました。
新型コロナウイルスは世界各地に急速に広まり、そして日常が失われました。注文していた触媒や、インタークーラーを生産する工場も止まりました。イギリスの店のオリジナル商品ということだったのでイギリスで生産しているものと思っていましたが、工場は台湾でした。
今年1月〜、工場は止まったようでした。
2月10日、店からメールが入っていました。触媒について、注文品と同等の品を1こゲットしました。これでよければ発送できます、ということでした。メールに気づいたのは受信から2、3日過ぎてからでした。そこから返信しましたが、触媒は既に他の客に売ったということでした。
工場はコロナウイルスの影響で止まったので、いつ送れるか分からないということでした。
3月5日、695納車前日です。部品が発送されたという連絡はないので、どうなっているか問い合わせました。ところが返信は無く。3月10日に再度問い合わせしました。すると2日後にメールが来ました。ご存知かと思いますが、コロナウイルスの影響で工場が止まってしまったので、発送がいつになるかわからないという返事でした。
6月になりました。日本では感染者が増え続けましたが、4月から外出自粛が広まり、GWも自粛で街に人気がなくなり。感染者数増加が抑えられてきたところで、段々と、自粛に耐えられなくて外に出始まった頃、、、。
6月4日に再度問い合わせしました。すると、触媒に関しては工場が再開したということで、今準備しているところ。インタークーラーはイタリアのメーカーで、店側は商品の入荷を待っている状況ということでした。
6月11日に、触媒が中国の空港から発送され、(直送)DHLのトラッキングナンバーを貰いました。実に半年以上待って到着です。
メールから発送が早かったので、もしかしたらとっくに供給できてたけど、忘れられていたのかもと思いましたが、届いたのでよかった。
その後、6月16日に再度インタークーラーの状況がどうなっているのか確認のメールを出しましたが返信は来ませんでした。
7月7日に再度メールを出しました。その2日後にメールの返事が来ました。店側はインタークーラーはメーカーから発送されたが、紛失したようだということが書かれていました。
直ぐに再送するようメールしました。
8月28日、日本では結構出歩くひとが目立ち、駅前も自粛前くらいに人の出が戻りました。再送の件はどうなったかと、再度メールしました。すると、インタークーラーのメーカーが休店していて、状況が確認できない。メーカーは2日後に再開するという返信でした。
9月28日、待てども待てども連絡がこない。再度メールしました。すると、2日後に返事がきて、注文の商品は既に絶版になり用意することができなくなった。代わりに、AirTechのインタークーラーに興味ありませんか?という内容でした。
流石に呆れました。しかも、AirTechは注文した商品より安い品。納得いかないので、返金を求めるメールをしました。
支払いはペイパル経由でクレジットカード決済でした。もしかしたら返金されるとしたら、ペイパルのアカウントに返金されるのではないかと思い、ペイパルのアカウントを確認。すると、本人確認書類の最終段階、葉書に書かれたコードを入力する、で私が処理していなくて中途半端になっていた。このままでは入金があっても出金できない。しかも中途半端にしてたから入金されるかも心配だ。
葉書は紛失してるし、その期限も切れてるだろうから改めて本人確認書類を送付してアカウントを使えるように準備完了した。
ここからさらにトラブルに見舞われます。
ここで、この様なトラブルに見舞われたときに「クレジットノート」という言葉を思い出してください。
私は知りませんでした。
返金を求めるメールの返事はすぐにきました。
内容は、返金処理しました。返金が反映されるには数日かかる、と書かれていました。
10月5日、ペイパルを確認しても返金されていなかったので、店に連絡。すると、反映には数日かかるという返信でした。
ペイパルに、送金が反映されるまでどれくらい掛かるのか聞いてみたら、即時反映ということでした。
10月11日、返金がされていないので再度メールしました。すると、すでに返金処理は完了している。返金完了してるので、もうお金はないという返事でした。
10月25日再度のメールを送信。ほんとに返金しましたか、と。返事がなく、10月29日に再度問い合わせメールを送る。
すると返信がきて、返金処理をしたシステムの画面の一部のスクショが添付ファイルで送られてきました。
処理は完了していて、これ以上なにもできない!という内容でした。
しかし、お金は戻ってきていません。
スクショに書かれていた取引番号をもとにペイパルにも相談しました。そうしたら、返金処理されていない事になっていました!
ペイパルからは、再度店に確認するようにということで、
11月13日に店にメールしました。ペイパルに確認したけど、返金処理されてないんだけど。確認してとお願いしました。
返事は、既に返金したのでできることはない、というものでした。
ペイパルに再度相談すると、クレジットカード会社にも相談してみてということでした。
クレジットカードは楽天カードでしたので、楽天に電話しました。結論からいうと、取引のキャンセルはされていないので返金はされていない。注文から既にかなりの日数が経っているし(120日以内)、ペイパルがキャンセルしないことには勝手に取引をキャンセルできないということでした。今年はコロナで特殊な状況でしたが期間について特例はないか聞いてみましたがだめでした。注文はコロナ前ですよね?と。特例はないのにこんなことを言って、ってあきらかおちょくられました。しかもコロナ前じゃないし。ここのオペレーターはかなり対応がわるく、困っているから相談してしているのに、出来ることはなにもない、消費者センターにでもいってみたらという、言い方も乱暴で適当にあしらう感じでこちらを怒らせるような対応で苛立ちました。楽天カードやめてやろうかと思いましたが、面倒なので怒りを収めることにしました。
再度ペイパルに相談しました。カード会社にもどうも出来ないと言われて困っている。ペイパルの方から店側に、返金処理がされていない旨のメールを送ってくれないか、とお願いしました。
そしたらペイパルのオペレーターから電話がかかってきました。対応してくれたひとは親切に対応してくれました。(担当が毎回変わる、親切なひともいる)
取引についてのクレームは、180日間以内になら申し立てることができるというもので、今年コロナで特殊な状況ですぐに動けなかったとしても、ルールは変えれられないということでした。
しかしながら、期間を過ぎても申し立てることはできて、でもすぐシステムによって申し立てが却下されてしまうが、申立てした時点で店側にメールは届くというので、お願いしました。
オペレーターは、それとは別に店に対応するようメールしてくれると言ってくれました。
諦めずに店に交渉するようアドバイスをくれました。
そしてその日のうちに、店からメールがきました。取引から時間が経ち過ぎていて返金することは出来ないが、クレジットノートをあげるので当店で利用してくれますか?という内容でした。
クレジットノートとは、、、
クレジットノート(Credit Note)とは、輸出者(=荷送人「Shipper」)が輸入者(=荷受人「Consignee」)に対して返金を約束するときに発行する書類です。 これと対になるのが、デビットノート(Debit Note)で、デビットノートは輸入者が輸出者に対して返金を請求するときに発行する書類になります。2020/06/30
出典
satoship.jp › credit-note
このクレジットノートというのをくれ!というとスムーズに話が進んでいたかもしれません。
日本ならこんなことには最初からなってないのですが、海外から通販するとき、日数がかかってあとでキャンセルとかになった場合にはクレジットノートを要求すればよい。
店は、店で使える金額分の金券をあげると言ってきたのです。
進展しました!よかった!
このままお金だけ無くなってしまうのではないかとずーっと気がかりだったので、スッキリしました。
直ぐにペイパルにお礼のメッセージをしました。
返金は無理でも、こうして金券を貰えたので今からでもインタークーラーを買う事にしました。
今TMCで取り扱っているインタークーラー商品は、AirTechと、Forgeでした。Forgeのインタークーラーにクレジットノートを使いたいけど、どうやって注文したらいいのですか、というメールしたところで寝落ちしました。
夜中に起きてメールを見ました。
すると、まだ注文していないのに、DHLからメールが届いていました。なんと気の早いことに何か知りませんが荷物が発送されていました。
メールは何通か届いていて、Forgeのインタークーラーは在庫ありますというメッセージと、ギフト券と、注文の仕方でした。
注文時にギフト券の番号を入れると割引される仕組みだそうです。
それにしても注文するまえに発送するとは、閉店時間までに私が返事しなかったので、さきに送ってしまったのでしょうね。
ちゃんとギフト券をつかって注文しました。
ちなみに注文した品よりForgeの方が高かったらしく追い金55ポンド掛かりました。
それで、17日火曜日発送で、来週24日火曜到着予定となっていましたが、DHLは月曜イギリス発送で、金曜に福島の自宅着とかいう爆速のときがあったのですが、今回も爆速のようで20日金曜着となりました。火曜発送でしたので記録更新です。
通関に時間かかる時もあるので、多めに見てるのかもしれないですけどね。
こうして、2月5日注文したインタークーラーが
今日11月20日、品が変わりましたが届きました。
(^◇^;)くるまいつくるんだろーなー