コロナショックで2月中旬に大きく下がった株が大分持ち直してきて、手持ちの株(大半が米国株)はほぼ暴落前に戻った。実体経済は無茶苦茶なのに株価が戻った理由はFRBと日銀が大量に金をばらまく異次元の金融緩和を行っているため。簡単に言うと市場には金が余って困っている状況。リーマンショックの時に膨れ上がった金融市場が正常に戻ったかと思いきや、全然戻っていなくてさらに膨れ上がっている。
実体経済以上に膨らんだ金融市場は必ずはじける。問題はそれがいつかということ。様々な予測はあるが最短だと今年5月、最長では7年後。前回の世界大恐慌の時には株価が1/10にもなったが、政府や銀行が多少は学んだのでどんなに下がっても1/3くらいだろう。今株をやるなら投資資金が1/3になっても生活に困らないレベルで抑えておくべきでしょう。
さて表題のsell in May ですが、投資家のアノマリーの一つで5月~11月は株価が下落することが多いので、買いをいれるのはお勧めできないということ。単なる経験則ではありますが、ちょっとした動きに乗じて売り浴びせを行う空売り投資家の絶好の稼ぎ時ともいえます。そんな奴等の餌食にならないよう一旦資金を引き揚げておくつもりです。例年は気にしてなかったのですが、今年はコロナショックの影響が強すぎて怖い。ゴールデンウィーク明けに第1四半期決算が出ますが、コロナの影響は既に株価に折り込み済みと思います。
問題は8月頃の第2四半期決算、恐らく今まで見たこともないような酷い決算だらけになるだろう。それを見越して7月末までには大暴落がやってくると予測します。
政府がV字回復を狙っても国内外の企業倒産ラッシュは避けようがないだろう。ゴールドマンサックスは4-6月期のGDPがマイナス25%と予想しているが、その程度で済むとは思えない。
安心して生活できるのは公務員と年金暮らしの高齢者だけ。
世界が激変するのは間違いない。変化に対応してチャンスを掴みましょう。
Posted at 2020/04/27 18:22:19 | |
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