• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

kiku106のブログ一覧

2012年09月14日 イイね!

ラテンフェスタ Rd 5, 6 Peugeot Cup @美浜サーキット(顛末篇)

ラテンフェスタ Rd 5, 6 Peugeot Cup @美浜サーキット(顛末篇)YZサーキットに引き続き、LATIN FESTA Rd 5 & 6に参加してきました。
当然PEUGEOT CUPクラスのスプリントレースです。

関東からはKMYさんもSUPER EUROに参戦です。
PEUGEOT CUPにはmoriさん、見学でシモジマさん、ウパさん、kochoさん、そしてMinekenさん、さらに手伝いでt_murさんにもお会いできました。


知多半島道路に入ったところで虹に遭遇しました。
いいことがありそうです。


今回のPEUGEOT CUPは14台が参加、天気は晴れ時々曇り、ドライ路面です。
ほとんどが106 S16で、Hさんの306 S16が1台います。




今回は、ついに Sタイヤを投入。A050 Mコンです。筑波を走ったヤツです。
目指すは上位入賞、っていうか表彰台です。


第1、2戦が美浜で行われており、優勝した106のベストラップは47.2秒。
大阪のラリー屋さん、S田さんです。今回も参加されてました。


まずフリー走行を走ったところで、自己ベストは48.807秒。
まったく届きません・・・。とかなりがっかりしてたんですが、
実は14台中の1番時計でした。

しかしS田さんが0.06秒差のタイムを出しています。
早速お話したんですが、やはり暑さの影響で、春ほどはタイム出ないとの事でした。
車も見せてもらったんですけど、どんな仕様なのか聞いたら

「いや~、ただのラリー仕様ですよ。」だそうで(汗)
でもフロントのバネレートがお互い、やわらかい事が判明し、謎の連帯感発生。
LATIN FESTA参加車両は大体8kg以上のバネらしいです。




続いて予選。3台づつコースインし、3周アタック。
今回は、エアの調整を念入りにやりました(苦笑)。
S田さんが48.057をたたき出します。

しばらくして、アタック開始。
既に弱点のブレーキが大分深くなってましたが、ともかく丁寧に攻めます。
3周目はフェニックス、最終手前の定常円がキレイにきまり、手ごたえあり。

掲示板を見ると、48.086です。
フリーからかなり詰められました。しかし2番時計。
後続は、48秒台があと1台、その後49秒台の車が多いです。

そして、過去のラウンドの入賞者にはタイムハンデが加わるので、
決勝はポールからスタートです!


ここまでが今回のいい話です(苦笑)。


午後2時過ぎに決勝、15周が行われ、今回はシグナルを見逃すことも無く、スタート。
ホールショットも奪ったんですが、

S田さんにがっつり食いつかれ、逃げることができません。
ライントオンで攻め立てられます。殺気というものを初めて知りました(笑)。



多分8周目まではポジションをなんとか死守したはずです。
必死で逃げようとしますが、全然離せません。

プレッシャーと暑さ、それにどれだけ走っても周回数が減らないような焦り。
意識もちょっと朦朧としてきて、ブレーキやアクセルのタイミングがズレてきます。

で、多分9周目、締めなきゃいけない右コナーでインを無意識に空け、
すかさず飛び込まれ、その後の左でさし返そうとしたんですが、鼻を突っ込まれ・・・。

万事休す。

追いかけようとしますが、なぜかすぐに離されます。ショックか焦りか、不必要な4速使ったり、ひとつ上のギアでコーナー入ったり、多分2周くらい意味不明な操作をしてました。

結果あっさり離され、ここで心が折れました(苦笑)。
それでも気を取り直して、ペースを戻そうとしたんですが、
タイヤ、ブレーキ、そして自分も熱ダレしてたみたいです。

結局そのまま、3位の車との差を保つことだけに専念してレース終了・・・。



後でラップチャート見たら、

序盤からもうひとつペースが良くなく、9周目に抜かれた後は51秒以下にタイムが落ちてました。
なぜか56秒とかいうラップがあったりして、意味不明です。そもそもそんなラップが合ったことを覚えていません。

今考えると、深夜に東京でてそのまま寝ずに炎天下でレースやって、軽い熱中症になったのではないかと思います。自分では後半もちゃんと走ってた気がしたんですけど・・・。

LATIN FESTA初表彰台はうれしかったんですが、
レースとしては7位だったYZの方が充実感ありました。


しかし、ぴったり後ろに疲れて追い回されるのって、きついですね。
しかもライトオンはすごいプレッシャーでした。筑波で自分もやりましたけど(笑)。

というわけで、色々遣り残しができちゃったので、
次は涼しい11月なので、そこでリベンジだ!
しかしブレーキの熱対策、なんとかしないと・・・。


一応この後データ分析篇(KMyさん、ジリ貧さん)を書く予定です。
Posted at 2012/09/14 00:18:24 | コメント(7) | トラックバック(0) | スプリント | クルマ
2012年09月13日 イイね!

どうやってタイムを詰めるか (成田モータランド)

どうやってタイムを詰めるか (成田モータランド)チーム椿の成田モーターランド走行会をアップしかねてたんですが、
rsport240さんにデータ解析をされちゃったので、ちょっと別のアングルで。








それは、普段どうやってタイムを詰めていこうとしているのか、という話です。


今回の成田は1周730m前後のコースで、単独で3周アタックが1セットです。
コースは基本の半時計周り(左周り)で、3セットのアタックを行いました。


久しぶりに走ったので、1セット目は主にコースの感触を確認するのと、初めて履くタイヤ(Direzza ZII)のフィーリングを掴むのに費やしました。
真夏のコースは記憶にあるより全然タイヤが食いません。一瞬ZIIを履いたの後悔しましたが、まぁタイヤの銘柄のせいじゃなく、暑さのせいでしょうw。


2セット目のベストは、47.418秒でした。


で、色々考えて走り方を修正し


3セット目には、46.659秒まで伸ばしました。

その差0.76秒です。



どうやって詰めていったのか、
そのアプローチを書いてみたいと思います。



当然ですが、まずは走って、失敗した、上手くいかなかった、所を改善します。



赤いラインが2セット目のベスト。
青いのは3セット目のベストですが、当然考えてるときはありません。
但し、きっと走れれば速いハズというラインに近いので、それの代わりです。

まず考えるのは、走りたかったラインとずれたり、結果としてアンダーや失速、加速の鈍りを感じたところを見つけます。




どこだと思います?ちょっと考えてみてください。










このときに考えてた改善点はここです。
ピンクの点線で囲われてる部分ですね。



A:
・進入速度速かったかアンダー傾向
・結果大回りに
・T2立ち上がりの車の向きが悪く、T3からの立ち上がりが悪かった。

B:
・T4をアクセル前回で行けなかった。小回りしすぎか?

C:
・T5の進入の切り遅れ。
・T6でアンダー傾向、T7に向かってもっとしっかり向き変えて。

D:
・T8進入でブレーキ遅れ、結果アンダー。

E:
・T8の失敗が後引いて、大回りに、クリップつけてない。



これらの改善点をもとに、次の走り方を決めます。


C, D, E: : T5, 8, 9, 10の180度程度回り込むターンは失敗が後を引くのに、グリップ感があまり無いため、全体的にコーナー進入でしっかり減速、コーナリング中も前加重をしっかり維持するようこころがげます。

A, B: さらにT1では外に膨らまず、その先のT3にむけてきちんと向きを変えること。
それとT3~T4では、コースアウト側のコース外のコンクリート部分まで目一杯使っ
て、T4を大きなRにし、アクセルはオンのままで。


このイメージを持って、3セット目で走った結果、青いラインのようになりました。
ラインを見る限り、A, Bはほぼ狙い通り。C, D, Eも改善が見られます。


ではデータ上、実際どうだったのか。細かく見て行きます。



まずSector 1ですが、
・T2の進入で減速ラインにちょっと乱れがあります。またボトムスピードになっているのが、クリップより奥です。ここは修正を意識しすぎたかもしれません。
・しかしT3にむけて車の向きが変わっているため、加速ラインに凹み(減速)がありません。当然T4に向かって速度が伸びています。

・因みに計測開始時点の速度が赤の方が高いですが、これは青のタイムが1周目にでているせいです。




次にSector 2ですが、
・T5の進入がきれいにできており、結果として速度グラフはきれいなV字、かつボトムスピードを上げられました。
・またT6の処理もきれいにできており、結果T7の脱出で速度を伸ばせています。




Sector 3, 4ですが
・T8の進入は、前回の切り遅れ、アンダーを気にするあまり、コーナリング操作の始まりが少し早すぎ、ちょっとブレーキが余ってます。またボトムスピードも遅くなってます。
・T9, T10では、逆にしっかり前加重でコーナリングできた結果、きれいなV字でかつ
ボトムスピードも高く、T11にむけての加速の伸びもよくなってます。
・但し速度が乗った分、T11のラインは少し大きくなってますね。


で、この走りがどうタイムに影響したのか。



Secotor 1~3でセット3の方が速いです。
・S1は主にラインを小さくし、走行距離を短くしたのと、脱出の加速差でしょう。T2での減速で細かいミスはありましたが、それをセクター後半で補えてます。

・S2だけで0.4秒稼いでますが、T5~7のコーナリングが決まったのとその結果バックストレートでしっかり加速できてるからでしょう。

・S3はT8でミスもあったものの、走行距離が短くなり、T9のコーナリングが決まっているのがポイントではないかと思います。

面白いのはSecotr4です。赤の方が0.05秒速いです。
走り方としては悪くなかったと思います、しかし速度が乗った分T11のラインが外側になり、走行距離が増えています。おそらく距離の増加の影響が、速度の伸びより大きかったのでしょう。

これはいつも悩まされるんですが、速度を上げると、走行距離を適切に短くすることは、相反するのでこのベストバランス見つけるのに苦労します。

ただ全体で見れば青は赤より10m距離が短くなっている上、タイムも速いので、青の方がいいバランスですね。


おおよそ、こんな感じで、タイムを縮めるステップを捉えてます。
もしこの次があるなら、

・T2の進入精度の向上
・T8の進入動作開始をほんの少しだけ遅らせる
・T10の脱出速度を上げて大回りになる分、T11のRを大きく取って、コーナーリングを楽にし、その分ストレートへの脱出での速度の伸びを増やす。

というのが修正点になります。


で、何が言いたいかといいますと、

走行会で休憩中に、あんまり社交的じゃないのは
こんな事色々考えているからです~、すいません。

って話です(爆)。
Posted at 2012/09/13 01:20:25 | コメント(6) | トラックバック(0) | LAP+ロガー分析 | クルマ

プロフィール

「@らくたろう 基本的にマランゴーニのOEMだそうですよ(^^;;」
何シテル?   11/06 13:38
プジョーに10年くらい乗ってます。 P205GTI -> P106 1.3 Rallye ->P106 Rallye16V(今) かつての2台は両方ともサー...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2012/9 >>

      1
2345678
9101112 13 1415
16171819202122
23242526272829
30      

リンク・クリップ

謹賀新年 2017 【新年早々2016年 10大ニュース】 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2017/01/01 22:44:54
近況など 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2015/08/13 19:20:56
昨日の収穫^^ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2014/12/16 09:28:35

愛車一覧

プジョー 106 プジョー 106
ホントは2003年、最終型です。 サーキット中心に、レース、走行会、ジムカーナ、時々氷上 ...
プジョー 106 プジョー 106
TC2000で205Gtiを廃車にした日、即効で買いました(笑)。 納車の日、バックラ ...
プジョー 205 (ハッチバック) プジョー 205 (ハッチバック)
サーキットにはまるきっかけとなった車。 それまではMB190E, VW ジェッダとかに ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation