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kiku106のブログ一覧

2013年07月18日 イイね!

JOY耐初参加

ちょっと時間たっちゃいましたが、JOY耐に参加してきたのを備忘録的に。

チーム椿でやってたアイドラーズ参戦以来、AHAなお仲間とのエビス12時間耐久などに参加してきましたが、ここ数年は作戦担当兼、監督という裏方での参加が多く、JOY耐もドライバーではなくストラテジストとしての役割でした。

JOY耐は、JAF戦でもあり、車両もナンバー無しのN1, N2規定に合わせる必要があり、ライセンスや車両製作、そして各種装備もすべてFIA公認なんかが必要で、趣味でやるにはちょっと敷居が高いかなと思ってましたが、Oneday Smile仲間にお声かけいただき機会を得ました。


今回主に担当したのは、


準備関係が、

チームロゴ、レース車両、レーシングスーツ、チームスタッフウェアのプロデュース


事前テスト(3回)のレース車両のデータ取り(燃費)をベースにした基本作戦案の立案・修正


当日のスタッフ配置とローテンションプランの作成


そしてレース中は、

レース中の状況に合わせた作戦変更

給油車列の状況に合わせたピットイン指示

クールスーツ(!)用のクーラーの氷の交換作業(笑)

でした。



デザイン関係は、仕事関係のアートディレクターにお願いし、ディレクションを出して作ってもらいました。
ほとんど仕事ですw。っていうか仕事でしたww。

テーマは、Urbane Modern Meets Motor Sports



紹介仕切れない位のデザイン試案を作り、チームのインプットを下に煮詰めて行きました。

そして完成したのが、






チームの仲間にも好評で、デザイナーも喜んでました。
そしてなにより、現場でもかなり目立ってたと思います。
大人の余裕が感じられますねw。




作戦の方は、




データを下に、過去の耐久レースで培った、独自の表計算チャートを下に、何種類も作戦をシミュレートし、それを下にドキュメント化します。7時間を秒単位、ガスは0.01L単位で詰められます(必要ありませんがw)

これをたたき台に、チームメンバー、プロドライバーなどと詰め、作戦案として行きます。



そして当日は、レース状況に合わせ、作戦を修正するのが仕事です。
今回は、初参加チームだったため、給油車列の影響や、ガス漏れ、コースアウト、クールスーツの部品交換など、予想外の事態に対応してどんどん手描きで修正しまました。
PCも設置してましたが、最後は電卓とサインペンで勝負です。


いくつか反省点もあるものの、作戦立案・運営という点では、まず満足の行くものとなったと思います。



最後に今回のチームは、ワンスマの澤さん、番場さん、松原さんという、プロフェッショナルな方々を監督やマネージメントとして迎えていたため、車両のセットアップや、テストの考え方、そして1秒をけずるための準備と実践、さらに10秒を削るための作戦、ピット作業など、色々なノウハウを学ぶ事ができました。


実は作戦担当とか大好きなんですが、やっぱり走ってみたい気もします。
というわけで、8月のエビス12時間では久々にドライバーやってみる予定~。

(写真はすべて、ドラサポ.com事務局 高野さん撮影です)
Posted at 2013/07/18 22:09:16 | コメント(9) | トラックバック(0) | 耐久レース | クルマ
2013年07月01日 イイね!

CS君ラニョ分析@AHA TC1000

Sタイヤを履いて、ラジアルに負けたと聞いたのでw、Sはラジアルに勝てるのか検証してみます。

CS君のベストラップは、44.1秒。ラジアルで優勝した某氏は43.6秒なので、

0.5秒以上削れれば、「Sのくせに」とは言われなくなります。

その代わり「Sだから当たり前」と言われますがww。



とりあえず比較データは、kiku106の予選のベストラップの42.8秒。
同じSタイヤなのですが、LSD有り無しの差があります。まぁでも1.3秒のうち半分詰められればいいのです。



今回は、一気にこのチャートで説明します。なんと1000mのコースを、6セクターに割りました。

グリーン:CS君ラニョティ。
レッド:kiku106。




まず、下部のタイムの表を見てください。

Sector 2で0.8秒

Sector 4で0.5秒


というわけで、非常にはっきり課題がみえています。

Sector 2は、1コーナーボトム速度の地点から、ヘアピンのボトムまで。速度グラフを見ると、明らかに加速の伸びが違います。

Sector 4はインフィールドのT4のボトムから、T6に向けて減速開始する地点まで、こちらもやはり加速の伸びが違っていますね。

この原因は、コーナーの立ち上がりで向きが変わりきっていないため、アクセルを開けられない、またはアクセルを開けてもアンダーが出て加速してくれない、という事に尽きます。


青い矢印の部分ですが、

T1は、ボトムの地は悪くないですが、2段目の縦Gの変化を見ると、赤のkiku106の方が加速に移るのが早く、また加速Gが高いことがわかります。

T4でも加速Gに同様の傾向が見られます。

そこで改めて他のターンを見ると、点線矢印の部分のように、やはり似たような傾向が見られます。
特にT3(ヘアピン)では、突っ込みすぎて、かつ立ち上がりでアクセルの二度踏みになっています。
ここで差がそこまでついていないのは、kiku106が大失敗してるからです(爆)。


で、何故こんな感じになるかというのは、3段目の横Gの点線で囲った部分を見てください。
コーナーのボトム速度のあたりで立ち上がっている横Gに差があります。
kiku106の方が、強めに横Gが出ているのがわかるでしょうか?

これはこの地点で、速度が落ちたタイミングで、ステアをしっかり切り込んでいるからです。
澤師匠言うところの「最後のひと斬り」というヤツで、ここで車の向きをしっかり変えています。
だから、その先はアクセルを踏んでも、タイヤを(比較的)に縦に使って加速できるのです。

CS君はそこの部分で向きが変えきれていません。だからアクセルを開けると、外に逃げるばかりで、前に進まないわけです。

その証拠がこちら。



コーナーの後半(立ち上がり部分)で、グリーンはすべてレッドより外に膨らんでいます。
つまり本来加速したい部分で、まだ横グリップが必要なわけです。


当然の事ながら、LSD無しだと立ち上がりの加速部分は、相対的には苦しくなりますので、
LSD付きと同じようには立ち上がれないでしょう。でも、そこそこ詰める事は可能です。


というわけで、T1~ヘアピンと、インフィールドT4から最終までの2箇所の改善で、
0.6秒は詰められます。その他ヘアピンと最終も改善できればもう0.2秒位はいけます。
ということは、43.3秒位まで行ける計算になりますね。

という事で、

「Sタイヤだから当たり前」

とは言ってもらえそうですね、CS君。

Posted at 2013/07/01 23:20:16 | コメント(4) | トラックバック(0) | LAP+ロガー分析 | クルマ

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何シテル?   11/06 13:38
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