下書き
こんにちは!
最近しーちゃんECUについての質問を
多数頂戴しております。
実績等につきましては、
2017年ベンツしーちゃんECUチューンの履歴
や
2018年 ベンツしーちゃんECUチューニング・
書き換え総集編
をご確認下さい。
また、いつものお話しですが、私は自動車関係の
お仕事では無く、ましてやディーラーや整備士
でもございません。普通の一般素人です。
素人でも、超高額な特殊機器や設備が無くても
世界中のプロを超える技を身につけられるという
そういうお話しです。
どの分野でも言えることではございますが、
要は理解が出来て気付くかどうか、そこから
発展させられるかどうかと言うことです。
しかし、そのハンデがある分、プロよりも
空腹精神を以て開発出来るエネルギーが
沸いて参ります。そこが素人の強い所です。
設備が無い分、辛いこともありますが(T_T)
by たけサンヨン
さて、、、。(笑)
熊本の電子工学の鬼から本物の機材一式を
お借り致しました。
そこでしーちゃんにブーメランが飛びます。
素人でも、超高額な特殊機器や設備が無くても
世界中のプロを超える技を身につけられるという
そういうお話しです。
と、格好付けたばかりなのに何で本物の
超高額機器を借りてるんだ!という
話になるのは良くわかります。はい。
何故借りたかというと「OBDから出来る」
からであります。でもですね、言い訳を
考えたのですが、
◎ECUをいちいち車両から外さなくても良い。
◎一番嫌いなECUの殻割りをしなくて良い。
◎配線をしなくても行ける。
要は
楽出来る極度のリスクを減らしつつ
開発スピードが上がるわけですよ(笑)
そういうことにしておいて下さい。ねっ♥
それよりもこのような100万円近くする
機材を貸して下さる熊本の鬼に感謝。
ありがとうございます。
データーを考えてある程度詰めて、、、。
走り込んでまた立案してデーター作成。
車でも家でもやりました。
それを繰り返し、何とか完成しました。
前にも申し上げましたが、今まで結果を出してきた
新しめの車両のしーちゃんECUは私がいじるマップや
隠しマップを何十個も探して調整する。
しかし、、、
このC63に積んであるME9.7AMGというECUは
世代的に3世代くらい前なので制御も古い。
そのせいか、いつもいじっているポテンシャルを
引き出すマップが最終的に4個くらいしか見つけられ
ませんでした。。。ダメだと思いました(笑)
前のブログでも申し上げましたように、
シャシダイの日程的にも私の予定的にも
時間が殆どありませんでした。
とりあえず、暫定的にやる感じにはなりますが
それでもいつものように燃料や点火等をはじめ、
補正機能カットなど危ないところはいじらない。
補正を効かせた安全な範囲内で
出来ることはやりました。
隙間時間を見つけて電球関係をリフレッシュ。
ドアミラーも後期型のアロータイプに。
フロントリップも取り付け、格好良く。
珍しくガソリン満タン(笑)
10時半の予約なので6時ちょっと過ぎくらいに
余裕を持って家を出ました。
クルーズコントロールで楽ちん。
こう言うシチュエーションではディストロニック
プラスが欲しいところですが、付いていない。。。
と思っていたら事故で高速を降ろされました。泣
早朝8時前に降ろされたので通勤ラッシュの
真っ只中、、、。道も分からない・・・。
渋滞で中々動かなかったのですが、その間に
ナビをいつもの大館能代空港にセットしました。
適当に進んでいましたが運良く合っていました(笑)
トイレタイムを取り、すぐに発進しました。
念のため11時スタートでとお願いの電話を
しつつ、謝りました。
目的地手前で60Km/hトラックに遭遇。
神様が「焦るな、落ち着いて」と
仰っているのだと本当に思いました。
到着は10時58分。危なかったです。
渋滞にハマったのにリッター9.5キロ
走っていました。
これぞしーちゃんECUですね。
パフォーマンスだけでは無く
燃費にも効いていました。
さて、早速。
丁寧に作業をして下さいます。
測定器を取り付けます。
今回はOBDから行ける事もあり、この古い
ECUの勉強のために何パターンかデーターを
用意しておきました。
わがままに付き合って下さいました
スタッフの皆様には心より感謝です。
今回はあえて5速で計測致しました。
まずノーマル。
スピードリミッターが250Km/h(メーター読み
260Km/h)で効き途中で終わりです。
エンスト防止の空吹かしでも停止レブが効き
3000回転以上上がりませんでした。
実はノーマルでも中々良かったりして(笑)
この機器での測定値は426馬力の58トルクでした。
カタログノーマル値は457馬力、61.2キロなので、
較差は31馬力、3.2キロでした。
大排気量のせいか、いつもの50馬力差は
出ませんでした。黄緑色の線です。
オフィシャル発表の物とカーブが殆ど一緒でした。
上図の紫やピンクはしーちゃん試作データーです。
試作ですが、出始めで3キロ以上トルクが
上乗せされており、かつ上でも垂れずに
パワーが維持出来ているのが分かります。
いつものしーちゃんカーブです。
しかし、本番データーは試作とそれほど
差が出ませんでした(笑)
現場は素晴らしいサウンドに包まれました(笑)
最後までしっかり回りきり、空吹かしでも
バッチリ回っています。
最後はパンパン鳴り、、、まだ力が余っているぞと
怒られているように感じました。
でも、、、補正機能を生かした安全な改変は
これ以上出来ないのです・・・。
この世代は燃料とか排気残留ガスをいじって
性能を上げていく古い世代のやり方が必要
なのでしょう。しーちゃんには出来ません。
おそらく今のベンツとは違い、吸排気パーツを
換えるだけで性能アップする世代かも知れません。
スケールが超リアルですが、、、468.17馬力の
61.37トルクを測定致しました。
カタログ値換算では500馬力64.4トルクです。
ノーマル差43馬力の3.2キロアップです。
現場では正直落ち込みました(笑)
前のW212しーちゃん号はNA3.5Lで
65馬力9.1トルクのアップをしました。
排気量もほぼ倍なのに・・・。この結果は。
やはり制御なのでしょうね。
このエンジンに現在のECUを積めば化けること
間違いないと確信致しました。
しかし、安全な改変ではこれが限界?なのかなぁ。
だって私がいじろうとした所はすでにFFFFなの。
これ以上上げられないのです。。。
スケールを変えると先ほどのピンクや紫色の
線に近いです。下から上までほぼフラットと
見なしても良いかと思います。
乗りやすさはこれなのでしょうね。
シャシダイ6発かけたら怪現象が。
シフトがPなのにシフトアップしろと
勧告が出されています・・・。
また壊れたようです(笑)直しましたが。
写真を撮り忘れましたが、燃費も8.1キロまで降下。
そりゃそうですよね~。
測定終了後、現場で一番良かったデーターに
書き換え直しました。
その後、初期設定やシャシダイ後のケアをし
代金を支払い帰ることにしました。
近くのイオン大曲で食事。いつもの通り。
ここの四六時中が実は好きなのです。
味は大変良かったですが、心は曇り(笑)
帰りもクルーズコントロールで。
道の駅二ツ井で休憩。
ここもいつものパターンです。
どんどん帰ります。
津軽サービスエリアで休憩。
休憩ばかり・・・。
家に着くとリッター9キロまで回復。
高速道路だけならリッター12キロくらい
走っているかも知れません。
と、まあ予定を縫って駆け足でやって
参りました。
そして。
その週末に合宿があったのでした。
これからも色々と開発を致しますので
どうぞよろしくお願い致します。
いつもお読み頂きありがとうございます。
ブログ内での質問はちょっと・・・と思っておられる
読者様はコメント欄ではなく直接私に質問のメールを
頂けますと嬉しいです!
また、アイオーク紹介希望者の受付実施中です。
最近は日産コンサルト3(4)や3+、そしてベンツの
青森発VEDIAMO(ベディアモ)コーデング開発や
SDコネクトなど故障診断機の話題も出ています。
加えてDTS-MONACOも導入しました。
更にベンツECUチューン、書き換えも挑戦。
私の分かる範囲・経験した範囲で情報を
どんどん発信していきますので
これからもよろしくお願い致します。
Posted at 2019/05/25 05:07:40 | |
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