下書き 資料準備
こんにちは!
「最近しーちゃん優しくなったね」と
よく言われるのですが、何かと聞くと
ECUチューニングの注意点。 と よくあるご質問7
↑上記記事で「折角ベンツのECUってブラック
ボックス的なイメージがあるのに、読み書きの
機械を公表していいの?」と。
いいのです。
新世代のデーターいじり方は絶対に秘密ですが
機器や注意点ならいくらでも大丈夫です。
むしろそれでユーザー様へのリスクが
低減して頂けたらと思います。
全国のショップ様が少なからず私のブログを
参考にして頂けているみたいですので、
却って嬉しい限りです。有難いです。
レースカーではない一般車両のチューニングで
燃料や点火など、旧来の古しい手法ではなく
新世代のチューニングで話がしたいものです。
さて、ECUチューニングの注意点。その2 日産編
と致しまして今回はお母ちゃん号のHFC26セレナを
題材として書き記して行きましょう。
お母ちゃん号
ECUはHITACHIのSH705927Nという物が
付いています。日産品番は23710-1VM0C、
MEC100-XXXシリーズです。
いわゆるS-HYBRID年代からの日立製
新世代ECUで32bit、80MHzと高速です。
フラッシュメモリー容量は1.5メガ。
同世代でも、いつものBOSCH製MED17.7.Xは
180MHz、4メガフラッシュなので少し上です。
最近6メガというのも出て来ました。
日立も負けずに2メガの物を出す。
容量はボッシュの方が勝っているようです。
実際半分も使ってないのですが、、、。
データーを吸い出すOBD機器はOpenPortと
いう物を使用しています。
読み書きするためのソフトはPCMFlashと
いう物を使用しています。
早速データーを作って書き込みました。
でも、慎重なしーちゃんはここでチェック。
コンサルト3プラスをつなぐ。
起動する。
診断すると、、、。
エンジンは最近の頭の良いソフトのおかげで
大丈夫ですが、ミッションや良く分からない
スライドドアなど故障履歴満載です。
ベンツの時と同じ、先日の上記リンク記事の
通りになってしまいました。
OBDからチューニングし、そのまま
日産ディーラーに行き診断されると
このような診断を受けるかと思います(笑)
ベンツと一緒で相互通信を遮断して
エンジンECUに直接アクセスするので
このようなことになるのでしょう。
消しましょう。
無事に処理出来たようです。
バッチリです。
前にも述べましたように、故障状態を
積んだまま走ると、まれにセーフ
モードになりパフォーマンスが出ません。
ここで初めて実走を含む詰め作業に
取り掛かれます。
実測値や整合性、故障状態を把握しながら
開発を進めています。
お母ちゃん号は試行錯誤の上、21回も
書き換えています・・・。
先日のブログの通り、空ぶかしなら
27トルク出ているようです。
街乗りもアクセルの踏みしろ感覚以上に
スピードが出て、ノーマルと同じ量を
踏むとプラス20キロは多く出る感じです。
このCVTの「登降坂制御」なる制御との
整合性も難しかったが何とか解決した。
この車は純正オプションの「カーウイングス」
メーカーナビが付いているので、「ナビ協調
減速制御」なる制御もあります。
きついカーブの手前でエンジンブレーキを
かけてくれる中々良いものです。
この兼ね合いも何とか上手く行きました。
と、いうことで、
シャシダイかけたい!
と思っていつもの測定が厳しい秋田のお店に
お尋ねすると、CVTはダメなようです。
どうやってパフォーマンス度合いを
表現したらよいのでしょうか・・・。
どうやって数値化すれば
よいのでしょうか。。。
折角出来て来たのに。
いつもお読み頂きありがとうございます。
ブログ内での質問はちょっと・・・と思っておられる
読者様はコメント欄ではなく直接私に質問のメールを
頂けますと嬉しいです!
また、アイオーク紹介希望者の受付実施中です。
最近は日産コンサルト3(4)や3+、そしてベンツの
青森発VEDIAMO(ベディアモ)コーデング開発や
SDコネクトなど故障診断機の話題も出ています。
加えてDTS-MONACOも導入しました。
更にベンツECUチューン、書き換えも挑戦。
私の分かる範囲・経験した範囲で情報を
どんどん発信していきますので
これからもよろしくお願い致します。
Posted at 2019/09/06 21:42:07 | |
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HFC26 セレナ | 日記