血が騒ぐ最後のレシプロ

おお～っ！ABARTHに乗り換えたのですね！
残念ながら我が国のメーカーがこういうクルマを作っても、売れないのでしょうね。日本人はオールインワンが大好きですから。それこそ走りは二の次三の次で、人がたくさん乗れて、荷物がたくさん積めて、燃費が良くて、クルマがグチャグチャになっても人が無傷で、TVも観られて、ゲームもできて、、、、、そのうち車内で料理も作れてテンピュールのマットが標準装備のクルマが出てくるんじゃないかと思います。未来のクルマは走る不動産なのでしょうね。
ABARTHは、このサイズでこの走り、そしてこのデザイン・・・イタリア自動車メーカーの底力を感じます！

「おお～っ！」と言ってもらえて本当にうれしいです。

純粋な技術力を見ると日本も欧米もさしたる差異はないと思います。相互に留学し研究員も交換しているのですから。

しかし、おっしゃるようにはたしてそのクルマを製品化して採算がとれるかという問題が壁となると思います。

国民のものを見る目はなかなか一朝一夕に育つものでなないのですから。

北イタリアに開花したルネッサンス以来の錬金術の伝統は国民に根付いていると思います。お姉ちゃんを膝の上に乗せて歌いながらクルマを作ったと東洋の猿は思っていますね。

そのサルたちは変態車に乗ってモノづくりを自慢します。

一方、このクルマはぼくのDNA に直接語りかけます。馬を駆って風の音を聞く騎馬民族が感じたアドレナリンの高揚。

その馬が今鉄馬となって、降臨したようです。

今後はブログもどんどん更新しますから乞うご期待。