
今から34年前…
免許を取りに行く頃にプレリュードが4代目に。
3代目が大好きだった自分は慌てて販売店に駆け込むも当然ながら殘りがある訳なく撃沈…
仮にあっても当時はEGシビックのSIRでさえ高くて買えなかったので購入は無理でした。
なので新車のプレリュードなんて正に高嶺の花!。
いつか…なんて思いながら100萬ちょっとの中古テンロクになりました。

一年後、何と友人が新車でプレリュードを購入!しかも目の前で!。
いわゆる事故太りでしたが、自分の周りではそんな事でも無い限り買えない車でした。
毎週末は友人宅に訪れてドライブに行きましたね。
そんな我が家にもついにその時は訪れます!
インテRと迷いながらもデビューと同時に5代目のタイプSを購入!。
デザイン的に色々言われたモデルでしたが縦目はリトラを彷彿させ、全体的には3代目までを踏襲したデザインで好きでした。
エンジンも専用チューニングの赤ヘッド!。
駆動系も当時革新的だったATTSと言う左右駆動力配分システム。
これは後にレジェンドやNSXに繋がる技術ですが、コーナリング時に左右の駆動配分を変える事で曲げるシステムです。
当時はランエボ4にもAYCとして同じ制御をしていました。
これが何とも面白くてアクセル踏む程にフロントがインに入って行きます!。
勿論タイヤのグリップ内だけですが、アクセル踏んでいればアンダー知らず。
FFはアクセル踏んだらフロントが外に逃げるのが当たり前でしたから本当に面白かったです。
ただそんなタイプSにも不満はあって、プレリュードと言えば!のサンルーフが選択出来ませんでした。
4代目まではエアコンはオプションでもサンルーフは標準でしたからね笑
※後のMCでサンルーフ無しも発売されました
後はシートの形。
プレリュードと言えばサイドサポートだけ張り出した肩のないヘッドレストと連続した形が特徴。
3代目は勿論…
4代目だって…
なのに…

また写真の様に赤が選べれば良かったのですがタイプSは黒のみ…。
もう直ぐに2脚とも外品に変えました。
そんな沢山の事を思い出させたのが新型プレリュード。
何度もカーショウでコンセプトを見て来たのに、改めてプレリュードらしい綺麗なデザインだと感じます。
リヤも十分個性的で美しい。
勿論シートだってあの形です。
内装も基本配置はペースのシビックと同じなのにデザインと素材でスペシャリティ感が出ています。
もうシビックとは比べられない…
さあ試乗!とシートベルトを締めようとするとバックルの形状が何とも良い。
こんな所まで違うのか…
店舗から道に出る際に左にハンドルを切る。
想像より少ない舵角でスッと曲がる…
シビックより短いホイルベースとVGSの効果ですね。
なので走っているとシビックよりハンドリングがクイック。
前後のピッチングも感じてスポーツ的な動きを感じます。
でも脚の感じは優しく、車内も静かで本当に快適。
また車幅感もわかり易くてスムーズに運転が出来ます。
やはりプレリュードはスペシャリティモデルですからこうでなくては。
もしプレリュードを購入して週末にドライブに出掛けたり洗車したら…
想像しただけでドキドキします。
が、やはりプレリュード。
30年経っても変わらずの高嶺の花でした。
でもそれで良いのです。
よく昔は車が安かったなんて言いますが、たしかに金額だけならそうです。
でもその車の立ち位置は今も昔も変わっていないと思っています。
当時は車体200万を超える車なんてなかなか買えませんでしたから。
※少なくても我が家では無理でした
新型プレリュード。
街中で憧れを抱かせさせて走り去る姿を見てみたいです。
Posted at 2025/10/05 11:16:13 | |
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