Lie EXのブログ一覧

　約12年で111,111kmを達成しました、新車から11年はずっと年9,000kmほどのペースで来たところ、ここ1年で年15,000kmに跳ね上がりましたので、恐らく13年目の車検時に平均で年10,000kmくらいに落ち着くんじゃないかと思います。
　昔で言うところのフル装備でABSやエアバッグなどはありますが、カメラなんかは一切ありません。エンジンはさすがに電子制御スロットルですが可変バルブタイミングくらいで直噴でもミラーサイクルでもありません、トランスミッションはもはや今更とも思えるトルコン4ATです。
　なんだかんだ言ってこれくらいの機械が一番壊れない気がします、枯れた技術の寄せ集め。必要なところを適切な時期にやれば長く使える道具です、我が家のベリーサはあとは足回りさえなんとかしてしまえば200,000kmも夢ではないと思います。エンジンも軽くレッドまで吹けますし、フィーリングも昔の小さめのエンジン！って感じで元気いいです。
　来年の春で今後の去就がはっきりしますので、そこで特にリアが抜けかかっているショックアブソーバーと少し左にずれているハンドルセンターを何とかするか考えたいと思います。

　ベリーサはATFを4Lほど入れ替えたら１→２速が結構スムーズになりました、よしよしこのまま１年乗って車検通すならまた４Lだけ入れ替えるスタイルでいこう。オイルパン外したりストレーナ変えたりは面倒だからしないでおこう。

　ポルテは買ってから１年経ちましたので法定点検に出しました。
　乗ってて特に問題なかったんですが、リフトで上げて下から見たらタイミングチェーンを収めているカバーからおもらし。1NZなので仕方ない。当然保証ももうない。どこから漏れてるかにもよりますが、ブロックとオイルパンの間あたりだとやだなあ。オイルが目に見えて減ってるわけでもないし、下に油染みができるほどじゃないんでとりあえずほっときますが、車検の時は交換しないとダメかもしれません。どれくらいの期間漏れてたかはわかりませんが、エンジン右側テカテカだったので。
　その他は何も問題なし、エンジンオイル以外の液体は車検の時に交換でいいでしょ。エンジンオイルはあとで伝票見たらプロステージが入ってました、ワコーズ入ってるって言えます、交換して何かがフレッシュかというと何も感じませんけど…。

　１年乗ってメカ的な部分は一切魅力は感じないですし、乗ってて何か楽しいと思うことも一切ないんですけど、家族の道具としてはとても優秀だと思います。とりあえず壊れないであと５～６年乗れればいいです。

追記：ちょっと調べてみたらチェーンカバーは一体型じゃないですか…エンジン下ろさなくてもいいっぽいけど、めんどくさそう…。

　純正のパッドが減ってきたので、２年ほど前にプロジェクトミュー(notプロジェクト・ミュー)という会社のAPP(notAPレーシング)というブランドのスフィーダというすごく安いストリートパッドを入れていたのですが、めちゃくちゃ初期制動が甘くて結構踏まないと効かない感じがとても感触がよろしくなかったのでした。割と評判はいいのでこういうパッドが好きな人もいるんだなと思って我慢していたのですが、ある程度強い減速を掛けたい場面できっちり奥まで踏まずに怖い思いをしたことが何度かあったので、癖で事故を起こす前に他のパッドに交換しようと思いました。
　そこで安い適当な初期制動力を担保できるパッドを探すわけですが、これはもうドライブジョイだとかアケボノだとかアドヴィクスって書いてあるパッドしかないわけです、何しろ純正相当品。ですがそんなつまんない選択をしたくもないので色々見ていたんですが、ヤフオクでブレーキパッド福袋という誰が買うんだこんなものという私にぴったりの逸品があるではありませんか。箱の汚れとかがあるB品で、プロジェクト・ミュー、アケボノ、アドヴィクス、エンドレス、制動屋、ブレンボ、ディクセル、アクレなどのメーカーのどれかのパッドが入っているそうです、しかも送料入れても3,000円しません、上記のどれかのパッドが入ってるなら普通に買うより安いのでこれを落札しました。
　その結果、まさかのブレンボのセラミックパッドが入っていたので今日交換しました、普通に買うと10,000円くらいはするみたいです。初期制動重視のパッドなので、軽く試乗した感じとてもタッチが良くていい買い物だったと思います。
　外したパッドは2ミリも減ってないので、欲しい人がいたら着払いで差し上げます。ベリーサのほかDYデミオやその当時のフォードのコンパクトカーにも使えるパッドです、私は好きではありませんが全体的にコントローラブルです。

　誕生日がシフト上休みですが、特に用事もイベントもないので３か月ぶりに洗車をしました。とはいえ昔ほど真剣にやるもんでもないので、水でほこりを流してシャンプー掛けてコーティング剤塗るだけです。もう１１年半青空駐車なのでフロントバンパーとボディの色ずれが目立ってきました、最後に写真撮ろうと思ってましたが忘れたのでセルフ誕生日プレゼントとして買ったメガネでも載せときます。
　クルマ関係のWeb記事とか読んだりするのは好きなので洗車に関する話題も読んだりしますけど、プロのコーティング屋が、素人がやった洗車を処理する方がなんもやってないクルマを処理するより面倒です、みたいなこと書いていてイヤな気分になりました。そりゃ薬剤ややり方によっては汚れが残っちゃうこともあるだろうけど、洗車なんて限られた時間でやってキレイになって本人が満足すりゃなんだっていいじゃんねと思います。ベリーサは11年分のズボラが祟って水垢お化けになっていますが、洗車すれば洗車したなって思えるのでそれでいいです。

　ぱっと見でフルサイズ、これ以上大きい普通車は作れません！的な雰囲気がよくわかるクルマですね。
　ただ、お値段はアルファードを買うのと大して変わらないので、大きいほど偉い思想を持つ感じの人には売れるのかなと思いましたが、鳴かず飛ばずで終了しました。我が家は成田空港に近いのでそれでもたまには見かける方だと思います。
　個人的に感じるのは一般層に売れなかった原因はボディサイズや３トンを超える車重故にLTタイヤなことやガソリン車が設定されていないこと、税金なんかではなく、ホイールPCDが特殊で純正ホイール以外に選択肢がない（調べてないので海外だと社外があるのかもしれないですけど）ことだと思います。
　黒やパールでビシッと決めて車高を落としたうえで、耐荷重や操舵性や回転半径などの低下は関係なく大きくて太くて薄いタイヤを履かせることがこの手の車両には重要なアイデンティティなのだと思います。ハイエースと同じPCDにしたら、5倍は売れた（それでもヒットとは言い難い数字ですけど）のでは。
　そういうところを気にしないでこういうクルマをちょっと国内で販売してみるかということができるのが、天下のトヨタの懐の深さなんだと思います。